ニューヨークジャーナル 137

先月サンクスギヴィングでニューハンプシャー州にお邪魔しました。NYからボストン(バスで4-5時間)、そこからさらに車で1時間くらいの小旅行。


ちょうど旅行のタイミングなどが重なり、サンクスギヴィング(感謝祭)をアメリカで過ごすのは実に三度目。スーパーや地下鉄で「Happy Thanksgiving!」と嬉しそうに声を掛け合うホリデイムードはいつも気持を明るくさせてくれます。

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感謝祭おなじみのメニュー。ターキーと、かぼちゃ、スイートポテト、じゃがいも三種のマッシュ(そんなにイモイモ?)、グレイビーソースをかけて頂きます。デザートはパンプキンパイ、スイートポテトパイ(またイモイモ?)と、むしろイモ祭ではないかと思うイモづくし。まさに秋の収穫祭、とってもおいしいです。



アメリカの家庭にお邪魔していつもぽぅっとするのは、テーブルコーディネートや調度品の美しさ、趣味のよさ、遊び心。クリスマスシーズンの今といえば、これでもか!というほどのツリーのオーナメントやデコレーショングッズ、またプレゼントのラッピングが街中に溢れかえり、人々はその演出に渾身の力を注いでいるように感じられます。楽しく、そしてアメリカのよきセンスはわたしを高揚させます。もうひとつ、わたしがアメリカの家庭に招かれ(すべてのお宅ではありませんが)感心させられるのは、ベッドメイキングの精巧さ。一般家庭でもホテルのように、シーツや布団の上から何重にも美しい布が配置されており、すこしずつ柄の違う、だけど全体として均整のとれたクッションカバーを被った、どうしていいか分からない無数のクッションがベッドの上三分の一を占拠しています。


その美しさは評価する一方で、毎朝これをきちんと整えるこだわりようと、泥のついた靴でそのまま室内にあがれる、その大雑把な土足文化の衛生観念とがなかなか結びつかないのはわたしだけでしょうか。そしていざ眠らんとする時、その美しいクッションたちをぽんぽんぽーんと、さっき外から帰って来て靴で踏んだ、まさにその床に投げ捨てている様子を見ていると(結局使う枕はひとつかよ!)ただただ、「これ、いる?」と問いかけたくなるのです。

このベッドメイキングの懲り様は、日本以上のような気がします。はじめて凝り選手権で負けた気分です。ホームセンターなどにいくと、「ベッドメイキング」8点セットのようなものが、あたかもアメリカの主流であることを証明するかのようにあらゆるバリエーションが積んであり、あのホテルで見るなんだかよくわからない帯みたいなものや、びらびらしたやつなどが入っているようです。アメリカ人らしからぬ、「非実用性」にここまで力を注げてしまう謎のベッドメイキング。聖書に「ベッドに宿る神」についての言及があるのではと思ってしまうくらい!





ニューハンプシャー州はロブスターの特産地メイン州に隣接しているため、ロブスターがとっても美味しく頂けます。魚屋さんに行けばまるまる販売しています。しょっちゅうお召し上がりになるのか、家庭にロブスター専用蒸し器だってあるのだ!
a0028990_8361674.jpgまるごと蒸す。今までで食べたロブスターの中で一番おいしかった!a0028990_8363568.jpg


小さな街、Portsmouthを散策。のんびりとした、かわいらしい街でした。小さくて落ち着いているためか、上品で洗練されている雰囲気がありとても好きな街になりました。


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海が歩いてすぐ側なのでサーフショップもある。普通に寒いけど、サーフショップっていうだけで、なんだかご機嫌な気分になるねぇ。満潮時と干潮時で海の様子がまったく違うので、天気予報を見るかのごとく、潮の満ち引き時間を毎朝チェックする生活を横目で見ていてとても新鮮。

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# by akiha_10 | 2012-12-18 08:56 | NY Journal

ニューヨークジャーナル 136

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目の前を通る度に内装が気になって、ずっと行きたいと思っていたソーホーにある「Antique Garage」。
クリスマスも近く、また一段とデコレーションが可愛くなっていた!

NYの"先輩"とソーホー付近で飲もうという時にリクエストをして、ついに行くことができた。ダウンタウンの主、先輩はさすがにこの界隈には詳しく、彼によると、もとはこのお店はアンティーク家具屋だったのだそう。その名残でレストランとなった今もアンティークの家具や照明が美しく、あたたかく店を演出している。


生演奏もしている。
実はこのお店の前に、友人のジャズピアニスト、かよさんが弾いているレストランに寄った。彼女から「今からどこに行くの?」と聞かれ、答えたこのレストランに、彼女の友達のミュージシャンがたまたま今日弾いているということだった。かよさんは演奏をする勤務地のレストランに行く途中の道端でばったりその友達に会って、「今日僕はAntique Garageで弾いてるから遊びにおいでよ」と言われたばかりだったという。「こんな偶然ってあるんだね!」とかよさんも一緒に「Antique Garage」で一杯飲むことになった。NYって本当にせまい。

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先輩が誕生日を覚えていてくれて、「Paris versus New York」のイラスト本をくださった!これにはちょっと驚きのばっちりなチョイス!というのも、このイラストを使って音楽とミックスした映像が好きで、つい最近元ルームメイトのパリジェンヌ、カミールにもURLを送って「わかるわかる!」と笑って話をしたところだった。


パリとNYという二大都市の対比がキュートに可笑しく描かれていてセンスがいい。Vahram Muratyanさんのイラストのタッチも素敵だが、目のつけどころがいい。マカロンvsカップケーキ、シャンパングラスvsプラスティックカップ、下を見下ろすパリジャン(油断していると色々な汚いものを踏むからだと思う)vs摩天楼を見上げるニューヨーカー、ルーヴルのピラミッドvsアップル社のキューブ、ゴダールvsウッディ。クロワさんとベーグルさんもいつか仲間入り希望。チップも笑える。チップの制度があるパリ(ヨーロッパ)では、その額といえば合計の端数だったり、気持の数ユーロというお気持ち程度であることに対し、NYでは有無も言わさず総計の20%置いて行くのが、ほぼ決まりである。この感覚が日常として刷り込まれたニューヨーカーやアメリカ人が「世界のホテルサイトが選ぶ「最もチップの気前がいい」の項目で圧倒的首位になるというのも納得。ちなみに、同じ調査で「宿泊後の部屋の綺麗さ」の項目の一位はジャパンだった。それも納得。







NYで「フグ」が食べられるお店があるとのことで、友人が誘ってくださいました。その名もずばり「日本」。ああ、この空間よく知ってるよ、というNYとは思えない安心感に包まれる。そして、下関直送のふぐ!!ひれ酒!まさかひれ酒がNYで飲めるとは!!にっぽん最高。わたしは多くの時間を下関に近い北九州で過ごしたので、冬になる今の時期、特に年末年始などの特別の日は、物心がついた時からフグが食卓にあがっているとういう、今考えるととても生意気で贅沢な経験をさせてもらいました。門司港市場で買って来た、発泡スチロールに並んだカジュアルな装いをしたフグのお刺身はなにより「ああ、冬が来たなぁ」と思わせるアイテムでした。

a0028990_16175855.jpg「おいしいもいしい!!」と刺身や唐揚げに続き、てっちり、〆の雑炊と楽しませていただいたのですが、次のステップに行く要所要所で、「いかがですかぁ〜」と料理長が声を掛けににやってくる。「おいしですね」から始まり、「NYに何年いらっしゃるのか(40年在住なのだそう!)」なんて定番のトークに続き、「さて、僕は何人兄弟がいるでしょう?」と尋ねてもいないのによくお話してくれるもんだから、フグコースが終わるころには料理長の半生にやたら詳しくなりそうだった。デザートの頃にはお客さんも少なくなり、料理長ものんびりと私たちの席の近くにポジショニング。よーく喋る人やなぁ、と会話を楽しんでいた。
そして名前を聞かれて「瓜生」と答えると、「あら、福岡の人でしょ?」と料理長。瓜生は福岡に多い姓なんですね。で、料理長も(やっぱり)福岡のご出身ということで盛り上ったのですが、しかも、飯塚の嘉穂がご出身という、まさにわたしの祖父母が今現在も居る、母の田舎だったのだ。それには二人で驚いて「麻生スーパー」や「山田高校」という、わたしはよく知らないが、母周りで耳にする地元キーワードを挙げてはNYのミッドタウンでクスクスと笑ってしまった。なんだ、このエンドレストークと非常に親近感のあるこの喋りは、祖母そのもの。飯塚独特の話し方なのかなぁ。


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チーム福岡、柴田料理長と記念写真。40年もいらっしゃるってすごいなー!「じゃあね、瓜生さん、また来ないかんよ」と最後は親戚?のようなお見送りをしていただいて、すっかり胃も心もあたたまり田舎モードに。




レストランの外に出て見上げた狭い空と飛び込んでくる早口の英語は、数分前とまるで一貫性がなく、どこでもドアくらいを開けたかのように唐突だったのだが、デリカシーのないタクシーのクラクションをきっかけに「ああ、そうでした」と脳内にNYが雪崩込んで来たのであった。今日も美味しいものに感謝、ごちそうさまです。
# by akiha_10 | 2012-12-16 16:40 | NY Journal

ニューヨークジャーナル 135

NYで過ごしたはじめての誕生日。

かねてからよく耳にしていた日本食レストラン「Morimoto」にアメリカ人の友人達が連れて行ってくれました。NYのデザイナーやフォトグラファーなどクリエイティブ関係の片仮名職業(英語となっては全部カタカナか!)の方から支持されているという印象があります。このモダンアーティスティックな建築物は安藤忠雄氏のデザイン。プロダクトデザイナー ロス・ラブグローブ(Ross Lovegrove)氏が手掛けたという店内の椅子や17,400本ものTyNantのボトルにLEDを使って作られた"光の間仕切り"も一見の価値あり。確かに入った瞬間に「お粧しして来てよかった」という気持をくすぐられる空間でした。「ここはamazingだから!」とニューヨーカーの心をぐっとわしづかみにしているようです。

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豪勢にもTasting menuという、「シェフのおかませコース」を楽しませていただきました。美味しさよりも面白さが先立つ、もはや料理がオシャレ過ぎて味が迷宮入りするという新しい体験をさせていただきました。スターターに運ばれて来た「まぐろパレット」は、ねぎトロのように刻まれたまぐろに思い思いにトッピングをまぜて、もんじゃ焼きで使うミニコテ(はがし?)を使って食べます。ただただ、ざんしん。トッピングは、わさび、マヨ、ごはんですよノリペースト、アボカド、お茶漬けに入っているポンポン、と一体この店はファンシーなのか庶民派なのかわたしを惑わせる。

まぐろカルパッチョピザ。ほとばしるクリエイティヴィティ。薄いピザ生地にまぐろマリネとぺパロニ、カイワレ、パクチーがのっている、後からほんのりタバスコ風味。是非とも彦摩呂さんにコメントをふってみたくなる、奇想天外味。


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なんといっても真骨頂はこの店のスペシャリティ「カキのフォアグラ、うに乗せ、照り焼きソースがけ」。





もう、どうしたらいいんだー!!




侘び寂び皆無に豪華食材を全部のせちゃえ!という大胆さはさすがアメリカ。
「一度に口にふくんでくださいね」というサーバーの助言のもと「ほんとに?ほんとに?」とカキの殻を持っては何度もためらったが、えいやっ!とミラクルワールドに飛び込んでみる。


うーんうーん。気持をどこに持って行っていいかわからないよぅ。それぞれが「おまえとは交じりたくない」と言っとるよぅ。口の中で牡蠣は牡蠣を主張するし、ウニはウニたるプライドを断固手放さないし、フォアグラはといえばジューシーな脂をもって繊細な魚介たちを征服しようと躍起だ。なんにしたって始めから余韻まで一番のインパクトは上にかかったTERIYAKIソースだったという事実。


この後も「季節野菜バーニャカウダ西京味噌アレンジ」や「オリエンタル刺身」など、次の皿が待ち遠しくなる不思議体験が続いた。確かに、amazingである。こんなの食べたこともないし、とにかく楽しませてくれる!食後に「おもしろかったー」という感想がまず出てくるとは新鮮ではないか。確実に、アメリカ人むけの味のような気もするが。友人によるとLAにink.という話題のレストランがあって、そのコンセプトは「見た目と、味や触感が全く違う」というものらしい。つまり、お刺身の上に乗ったぷるぷるしたジュレが、フォークで触れた瞬間、実は固く、口に入れたらコンソメ味ではなくワサビを固めたものだった、というようなこと。その上おいしいらしい。オーガニック無着色時代と逆行してどれだけ化学を駆使するのでしょうか。アートフード、エンターテイメントフード、ということでしょうか。一体どこにいくんだ、アメリカの飲食業会。こんな面白そうな店、これは行くしかない。

友人達よ、たのしい経験をありがとう!!





a0028990_74465.jpgさて。NYでは自分で「誕生日パーティー」を開くことが主流です。気合いをいれた方だと一ヶ月前から計画し出欠確認をするという力のいれよう。そして充実ニューヨーカーたちの週末はというと2,3件のバースデーパーティーをはしごする、なんていうのもよく聞く話。NYには「人気者のわたし、充実したわたし」というパフォーマンス任務を背負っている(特に)女性が多く、そしてそれを自然にこなせるだけのヴァイタリティにわたしはいつも圧倒させられている。




どちらかといえばわたしは親しい仲間とひっそりと食事をするほうが性に合っているので、パーティーについてはまったく考えていなかった。ところが、仲良しのイーシスが全く同じ誕生日ということもあって、イーシスが開くパーティーに途中で交じって合同で祝おうという話に。

というのも急遽開催日二日前に決まったこと。25名くらいの友達を招待したところ10名くらいの「行く、行くかも!」という反応を頂く。ディナーの約束はしていたのでわたしは11時半からイーシスのパーティーに交じる旨を、事前に連絡。

しかし!ディナーの途中でイーシスから、早い時間にも関わらず、そのバーに彼女すら入れないとの連絡が。誕生日会は、ドレスコードもなく誰でもすんなり入れるようなスポーツバーのような場所でやるか、場所を貸し切りの勢いでおさえておくか、というのが確実なようだが、彼女はお洒落なスピークイージーバー(禁酒法時代のもぐり酒場、日本で言う「隠れ家」のようなニュアンスで使われている)をパーティー会場に指定していた。


バウンサー(ドアでIDチェックをする迫力のある人)が年齢IDチェックだけでなく、身なりまでチェック(イケていればOK)する類のところ。週末いくつも開催されているパーティーの中で、いかに魅力的な場所や催しを企画するかということは、予定でいっぱいのニューヨーカーに来場してもらうにも大事なことなので、そのセンスはよかったのだが。


彼女達がドレスコードでひっかかったというより、人数的に収容もできないばかりか、そうした大きなパーティーはお断りだったよう。事前に貸し切りにしていれば確実だったのだろうが、彼女の仲間達もそこで立ち往生となった。

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わたしはというと、場所が変わるということの旨イーシスから連絡が入り、斬新なディナー中も実は気が気じゃなかった。自分でパーティーに呼んでおいて、その場に本人がいないってない!とまったくもって落ち着かない。普段熱心に携帯を見るタイプではないが、この時ばかりは「とりあえずそこには行かないでくださいね~」と焦って友人たちとコンタクトを取ったのだった。



そんな焦燥に駆られたわたしを見るなりアメリカ人の友人達は「大丈夫だって、みんな場所も時間も変わるのなんて慣れてるから!」となだめる。実際、NYで指定された時間にはじまるパーティーなどほとんどない。着いたと思ったら急遽場所の変更なんていつものことだ。木枯らし吹く秋空の下、きっちりと時間通り指定のクラブに着いて、外で1時間待った時には「だいたい予定の1時間後以降がNY時間なのね」と学んだわたしだった。遅れてちょうどいい。パーティーもクラビングの延長で、わたしの予定も未定だから、あなたの予定も未定でOK、というお互いにスーパーフレックスという共通認識を持っている。そういえば学生時代に英語の先生が「アメリカではホームパーティーに呼ばれた時、指定の時間のちょうどや前に行くのは失礼なので、遅れるくらいがいいですよ」と言っていたのが今でも印象に残っている。郷に入れば郷に従え、日本ではちょっと注意しないと友人を失いそうね。



自分がおおいに振り回されるぶんにはむしろ楽しいくらいだが、自分がそうするのは向かなかった。声をかけた友人の中には日本人の友達もいたので「パーティーボーイ、パーティーガールはいいけどさ、日本人の友達の中には11時半といったらきっかりその場所に来る人がいるんだよー!きちっとしてるんだよー」と実感する感覚のギャップ。


結果としては「来れたら来てね」という淡いお誘いの仕方をしていたので、さして問題にもならず。準備万端に「あきはの誕生日!」と胸を膨らませて待ってくれる人もいなくて逆によかった。あれ、誰も気にしていなかった、たいして友人もいなかった、というなんだか自意識過剰のような結果に?あれー?



中途半端な計画はやめる、やるなら徹底的にやる、やらないならやらない、と学び多きバースデーに感謝!




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今年齢も引き続きいつも笑顔で切り拓きます!果敢に飛び込んで、あらたな冒険へ。周りの方々の支えやアドバイスのおかげで今のわたしができています。。日々健やかな自身の心身と、未だ恋をさせてくれるNYと、見守ってくれているあなたへ。いつもありがとうございます。
わたしの人生のモットーを心に刻もう。
Eating Kissing Singing Laughing♥
# by akiha_10 | 2012-12-09 08:42 | NY Journal

ニューヨークジャーナル 134

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名だたるミュージシャンの音楽史をつくってきた伝説的なNYの録音スタジオThe Hit Factory(2005年閉)、そのオーナーの息子さんが創ったダウンタウンにあるGermanoStudioをご縁があって見学させていただきました。これが自身のレコーディングだったらかっこいいのだけど!ないプラグインがない、といわれているほどの完全装備、音の鳴り方もダイナミック、しばし音の鑑賞会となりました。そしてリュクスな空間、もちろん使用するにはトップクラスのフィーがかかるらしい。ロビーにはマドンナやビヨンセ、ジャスティン・ビーバー、アデルなどメインストリームスターたちの、ここで録音やミックスされたレコードたちがずらりと飾ってありました。きっとそんなスターたちも一度は座ったのではないかと思われる、スタジオ御用達ハーマンミラー社のアーロンチェアに座ってスターの温度感をたしかめておきました。むしろ秀吉にかわって次に座る方のために明希葉が温めておきました。スタジオはやはりテンションがあがります。落ち着きます、というにはとてもずうずうしいけども、このような、ラボラトリーのような空間はとてもわくわくします!





a0028990_539419.jpgNYはいわずもがなアーティストだらけなのですが、今大変お世話になっている音楽友達といえばこのお二方。紹介の紹介、のように針に糸を通すような感覚でNYにはおもしろい出会いがあるのですが、いまとても仲良しなのが、NYにはもう4年以上になるという音楽家で作家のゆりちゃん。日本で「ナナムジカ」さんとして活躍していらっしゃいました。日本にいる時にお名前をお聞きしたことがあったので不思議な感じ。とても親切にNY生活のことなどいろいろ教えてくれ、仲良くしていただいており、彼女のことを本当に頼りにしています!そして、アメリカで大活躍の音楽家のケンジさん、名付けてケン爺。ケン「爺」なのは長老のように、なんでも知っているからです。音楽だけでなく、あらゆる業種に精通しているという謎の人物。NYにいる日本人は知らない人がいないんじゃないかというほどネットワークが広く「歩くウィキペディア」と呼ばれています。分からないことがあったら、「よし。爺に聞こうかなっ」という調子。爺はボストンの名門音大卒業後いつの間にかNYで仕事をしていた、というほどNYに根付いてご活躍の方で、エミー賞をとったアメリカンドラマの劇版を書いたりと、実は大物なのですが、あまりその凄さを押し出さないところがまた爺。で、3人で音楽の話で弾むかと思いきや、「ミミズクについている耳は実は耳ではない」という話でいつの間にか大討論をしています。事実、あの耳っぽいのは飾りらしく耳の機能はないらしい。しょっく!!本当の耳は顔の横後ろくらいの羽毛に隠れていて、しかも左右で耳の位置の高さが違うとかなんとか!もちろんソースは爺ペディア。(ジイペディア)。



ちなみに。この写真の、ゆりちゃんの右後ろに映っている、パン?をぱくりと食べようとしている白髪の男性。わたしの席から始終よく見えたお方で「なんか、見た事があるなぁ。」とずっと気になっていました。そして目があってしまうなり、彼の「あ、気付かれちゃった?」というセレブリティ独特の反応をわたしは確認。帰り際「あの人絶対役者さんだと思うんだけど何に出てるんだっけなー」と話すと「ただの白人やと思うで」と翁。いーや、いーや、知ってる、この人!と思ってずっと頭の中にあったのだけど、先日友人が見ていたgossip girlを横目で眺めていて一致した!役者さんのWallace Shawnだ!味のある、または際どい役柄でよく映画でも見る。すっきり!Xo!
# by akiha_10 | 2012-12-05 08:13 | NY Journal

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ハバナ旧市街のメインロード、オピスポ通りを散歩。
飲食店や雑貨屋さんが建ち並び、観光地として賑わっています。





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キューバといえば葉巻。道端で売っている方もいますが、当然きちんとした店で買うほうが良質で正当な価格で購入できるとのこと。葉巻はアイテムとしてスタイルがありますね。なんとなく葉巻まで辿り着くまでには、よほどの葉巻好きか、いろんなものが揃わないとなかなかトライできないような気がしますね。「葉巻なんて吸っちゃって」と周りをクスっとさせない説得力も要するレベルの高いアイテムです。ワインでいうところのラベルのように、葉巻の包装もふくめモノとして美しい、きっとはまったら色んな美学を追求できるアイテムでしょう!


観光地らしいことはとりあえずトライ。キューバ産のラム、ハバナクラブを使ったピニャコラーダにも挑戦。こちらではココナッツミルクとパイナップルをジューサーにかけたジュースに、置いてあるラムを自分で好きなだけいれる、という方法が多く見られました。アルコールの強さをカスタマイズできるのですね!簡単に酔っぱらうことも可能です。


大行列のチュロスやさん。スペイン語圏ではかなりの確率でチュロスを見ます。その場で揚げてくれるという、そのこんがりと美味しそうなプレゼンテーションに誘われてもちろん挑戦!だがしかし、チュロス職人のマイペースさといったら。テキパキ感ゼロ。ええ、ここはキューバだもの。待ち時間に「モーターサイクルダイアリーズ」を振り返ってもまだ潰し足りないくらい待つ。その永遠かと思うほどのゆるりとした揚げ効率に、列の半ばでケミィの顔ランゲージが「もういいんじゃない?」と訴えているような。もう少しで諦めを促されるところだったが、こちらも負けじと目力と凛とした忍耐の姿勢で「いいえ、待ちます!」とケミィの弱気を圧制。



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む。ふ。ふ。
ゲットゲット!いえーい!
こんだけもりもり入って50円くらい。庶民の味方スナック!



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ホテル・アンボスムンドス。
作家のへミングウェイがこのホテルへ宿泊し、30年代にはここで“誰が為に鐘は鳴る”のほとんどを執筆したということで有名。他にも多くの作家、映画人、インテリ層がこぞって滞在してバーで夜な夜な騒いでいたという、文化的に重要とされている場所。もちろん当時からは改装されているだろうけど、バーはいかにもなにかが起こりそうな雰囲気!シネマチックでしぶいです。この建築にもチュロスと同様スペインの名残が。アンダルシア地方に多く見られる、イスラム様式のタイルが多用されています。わたしを魅了し続けているイスラムタイルですね。この色づかいや模様がエキゾチックでレトロな気分に誘います。
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イスラムタイル。


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冗談みたいなハバナのタクシー。いえ、本気です。ころっとしてかわいいねぇ。





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美しすぎる銀行。
# by akiha_10 | 2012-11-28 05:22 | Trunk

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キューバの英雄、キューバのアイコン、どこでもチェ・ゲパラ。
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# by akiha_10 | 2012-11-28 03:34 | Trunk

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ハバナの夜。
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# by akiha_10 | 2012-11-28 03:15 | Trunk

ニューヨークジャーナル 133

道を歩いていて気になったお店はメモ。
なかなかの嗅覚で美しい空間、おいしさ発見続出!

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おいしいパン・オ・ショコラ見つけた!
Brasserie Pushkinはロシア料理のお店なのですが、アートのようなペストリーやケーキが並ぶ手前のケースに釘付け!。NYではブランチ、ランチメニュー(セットやプリフィクス)を用意しているレストランもありますが、昼夜同じメニューの場所も多く、ランチ時でもアラカルトから選ぶ機会がよくあります。周りを観察していると、特にランチはサラダやスープのアペタイザー(前菜)は飛ばし(または一緒に来た方とシェア)まあまあの量が期待できるアントレ(アメリカではメインのこと。フランス語では「前菜」なので、なんとも紛らわしいよねぇ)をいきなり頼むことが多い。アントレは、しっかりとした肉や魚料理や、バーガーなどのラインナップ。

どうしてもパティスリーコーナーのパンオショコラが気になってパンオショコラとビーフストロガヌフをオーダーしたところ、「ではアペタイザーにパンオショコラ、メインにビーフストロガヌフでよいでしょうか?」とロシア語なまりの英語でウェイターさんが確認、ちょっと苦笑い。前菜ってほどでもないんだけどね、パンオショコラ…。サイドにちょいってある脇役的な謙虚さを期待していたのだが。NYでは提供するお料理の順番を確認するレストランも多いです。順番の哲学があるのかなぁ。

そして運ばれてきた’前菜’パンオショコラ。小さなお皿にパンどーん。ウェイターさんにセッティングされた、皿を挟んでナイフとフォーク…。パンオショコラってこんなに偉そうな食べ物だったけかな。とにやにやしながら手でパクっといかせていただきました。’前菜’の高貴なパンオショコラの皿がさげれる時、「いかがでしたか?」と聞かれたので何様発言「本場パリで食べたようにおいしゅうございましたわよ、おほほほ」と芝居めかして言ってみたところ「そのとおり!パティシエがパリジャンなんだよ!」と誇らしそうに教えてくださったとさ。

……ロシアはどこいった?
店舗は本店モスコ、パリ、NYらしいです。洋菓子に関してはなぜか「パリ」のようです。




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もうひとつ、散歩の途中、ここは絶対行ってみたい!と思っていた素敵空間。One If By Land Two If By Sea。人におすすめする度に正式名称がわからないお店。ウエストヴィレッジという都会にありながら、郊外の邸宅に来たかのような気分。上品なお庭があり、さんさんと陽が降り注いでいます。気品ある小説にでもでてきそうな空間で、わたしは「コネチカットのアンクルピーターの家」(架空)と名付けました。ここはジャズバーでもあり、夜はシネマチックな雰囲気。あとから聞いた話によると実はここ、NYではプロポーズの名所のひとつ、またヴァレンタインデーには予約でいっぱいという、まったく隠れ家的でもなかったオフィシャルにロマンチックな場所なんだそうです。連れていった女友達からは「明希葉は女にモテるレストランリストをいつも持っている」と喜んでいいのかよくわからないコメント。きっとわたしは女性好みの場所が好きでミーハーで、そして誰かさまのお誘いを待つ前に行っちゃう男前さは残念というべきかなぁ。


あくなき好奇心は続く!
# by akiha_10 | 2012-11-22 04:29 | NY Journal

ニューヨークジャーナル 132

ついにこの季節、アイススケートリンクが敷かれる季節です。
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このタイミングになるとホリディシーズン到来。
まずはアメリカ中が楽しみにしているサンクスギヴィング(感謝祭)。
アメリカ人に聞いたところ、サンクスギヴィングは気楽で楽しい、同じホリデーでもクリスマスは若干のストレスを感じるものなのだそうです。サンクスギヴィングもクリスマスも基本的に家族行事なので、家族で集うのが一般的なようですがクリスマスとなると家族、または恋人と交換するプレゼントを考えなくてはならい。また宗教色が強いため特にNYに多いユダヤ人との間に微妙に気まずい空気が流れる、と様々な方面に気を配ることが必要とされるため、単純でハッピーなサンクスギヴィングの人気が高いとのこと。ん?感謝祭も宗教行事では?と思うところ、宗教色はほとんど弱まっており、今は食べ物に感謝、家族に感謝、とほくほくとした家族や仲間同士で過ごす連休大イベントになっているようです。


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去年も同じ時期郊外から訪れて、今年もNYに遊びにやってきた、ちいさいお友達(友人の親戚)マーク。昨年はお話をするというよりキャンディショップに行ったり怪獣おもちゃで遊んだり、という文字通り「遊ぶ」お友達だったのがたったの一年で青年に!ちゃんとお話ができるようになっている!昨年同様「キャンディ行こっか?」と提案すると「トップオブザロック(ロックフェラーセンターの展望台)に登りたい」といつのまにロマンチック男に?ノーモアキッズ?いやいや、単純に夜景が見たかったのでしょうが、「花より団子」の自分の子ども時代(今もだったりして…)から考えるとキャンディから夜景、は飛躍的成長!と子どもの一年の成長ぶり、著しい変化に感動。一年という期間のポテンシャルに驚くと同時に自身を振り返り、この青年ほどの成長があっただろうか、一年酸化しただけじゃなければいいなぁ、となんだかドキドキするのでした。a0028990_20391647.jpg去年と今年のマーク。












日本食で楽しいところに行こう!と焼肉「牛角」へ導く。a0028990_20302539.jpg
「牛角」NY店あります。とても人気です。もともとアメリカ人が好きな肉ですものね、大半が地元客です。
そういえば、wagyu(和牛)という言葉はNYにおいてはかなり市民権を得ています。アメリカでは、これまではゴムのようなニクニクしいものが「おいしい肉」とされていて、脂肪のある柔らかいお肉はあまり浸透しなかったようですがここ数年でwagyuは大人気に。ただ、もちろんwagyu=和牛、和の肉、という言葉の成り立ちまでは知らないのでwagyuという柔らかめの肉、または部位と思っているアメリカ人がほとんど。日本(和)の肉だと説明すると皆驚きます。そしてなぜ日本が和なのか、と質問されるとおや?となり、一瞬よぎった漢委奴国王を一蹴、刻一刻とこんがりとしていく育成中の肉を焼きながら、「long storyだよ」とぼやかす流れで。改めて聞かれないと、「それはそういうもんなんだよ」と思っている日本語が多過ぎて発見の毎日です。牛角キャンペーンで日本への旅行券があたるということでエントリー!マークは人生初のハラミや牛タンに舌鼓、デザートは炭火でつくるs'mores(マシュマロを焼いて溶かしてクッキーと板チョコで挟む、アメリカBBQ定番のおやつ)を楽しむ。




wagyu同様何故かNYで肉の種類としてKobe(神戸)も浸透しています。神戸牛のことなのですが、ブランド牛の中でもなぜ神戸牛が市民権を勝ち取ったのかは謎。きっと積極的なアメリカプロモーションがあったのでしょう。ちなみにこれも、日本に旅行した方ならまだしも、ほとんどの方がKobeが日本の都市の名前だとは知らず、Kobeという肉の部位かなんかだと思っています、ちなみにアメリカ人はコービーと発音しています。kobeは日本にある地名のひとつで、wagyuというカテゴリーの中にkobe beefはあるんだよ、と説明すると予想以上の「ほほう!」ポイントゲットだぜ。

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それから、日本人があまり知らないけれどもアメリカで知られている日本料理としてHIBACHIがあります。「やっぱりAkihaは日本でHIBACHIとかによく行くの?」と何人かのアメリカ人に聞かれて謎でした。火鉢?というと七輪のようなもので、ついサンマを思い浮かべますが、HIBACHIとは日本でいう鉄板焼きレストランのことらしいのです。おなじみの、大きな鉄板を目の前に、職人が巧みなトークとともに見事に料理をさばく、というエンターテイメントスタイル込みでアメリカでも人気らしいのです。なぜHIBACHIかは謎ですが、アメリカではバーベキューグリルのような製品そのものをHIBACHIという名前で売っていることもあります。おもしろいねぇ。



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日本食といえば、今年春オープンした大戸屋も。ただ、学生やサク飯ビジネスマンやOLの味方「気軽な大戸屋」ではなく、なんだか洗練おしゃれOOTOYA!ダウンタウンにあるラーメン一風堂もそうですが、NY進出となると気合いでしょうか、お洒落空間となって現われます。価格帯も質もリュクスに。大戸屋は美味しいのですが何を食べてもチップ込みで20$近くなるので、もはや定食にしては高級。一風堂もチップをいれるとラーメン一杯15$近くなるのでやっぱり高級。それでも恋しくて食べることもありますが、いつも人気。ここはNY、美味しくてちょっと雰囲気がよくて、となるとどれだけでも出す人はたくさんいるということですね。a0028990_20353229.jpg










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ウエストヴィレッジにあるもつ鍋やさんの博多トントンもなかなかよかった。アメリカ人にはほとんど理解できない「モツ」を食べるとう大胆行動もその美味しさで少しは伝わったようです。豚足にしろ、ホルモンにしろ、ウェイターさんの説明を聞くにつれアメリカンの友人の顔がまるでスプラッター映画を観ているように歪んでいく様をおかしく見届けた。基本、野蛮にうつったらしい地元Fukuoka。ラーメンにしろ、もつ鍋にしろ、NYで会う日本人の方にしろ、福岡はじめ九州出身の方も多く、九州人のミーハーで野性的な傾向はいなめない。祭の血がどうも騒いでしまうらしい。
# by akiha_10 | 2012-11-15 21:16 | NY Journal

ニューヨークジャーナル 131

リュクス雑誌「WORTH」イベントの続き。

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さて女性のみなさん!(男性もかな?)妄想の時間ですよ〜!
あまりにケタはずれな、販売中(期間シェアも可)の
豪華客船Ohana号を今日は張り切って紹介したいと思います!

Ohana号広報の瓜生です!(って誰やねん。)



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こういった船でも充分素敵なのに、
今回の一押しはこちら!どーん!

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地下に4ベッドルーム(すべてのお部屋にバスタブトイレ付き)に
一階に20畳ほどのリビングルームとダイニングルームとキッチン、デッキダイニング、
二階にマスターベッドルームに書斎、
三階にルーフトップバーとジャクジー、というまことにふざけたお船でございます!


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店並みのキッチン!



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マスターベッドルーム(主寝室)のこのリュクス感といったら!
わたしは小さい頃から家の間取り図を見るのが大好きで、大量に広告が投函される土日の朝が楽しみでした。「うんとうんと、ここはわたしの部屋で、ここがお姉ちゃんの部屋で…」と妄想に没頭することが趣味といってもいいほど好きでした。誰にも邪魔されない夢の時間。それが恋人バージョンになったのが「Suggest game」という曲なのですが、これは16歳の時に書いた恋人との同棲妄想の歌ですね。そしてアラサーとなった今、豪華客船で妄想?だいぶ可愛くない!全然かわいくない!いっきにギラギラするねぇ。でも、家族や友人、お世話になっている気心の知れた楽しい仲間をもしお招きできたらどんなに素敵だろう!(主催じゃなくてもいいや、お招き頂くでも充分。)なーんてモクモクするわたし、痛々しくすらあるこの妄想癖。でもこの数ヶ月後、実際に思わぬ方面からクルーズにお招きいただいた事を考えると、妄想力って捨てたもんじゃないね。いや、結構すごいかもよ!


ルーフトップのバーへご案内しましょう!
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じゃーん。
もちろんクルーズする時はその箱だけ買う(借りる)のではなく船長、シェフ、メイド、バーテンダー、ウェイターと最低でも10人ほどは雇わないといけないようです。実際に何ヶ月かクルーズする際の稼動資金を計算されている方がいらしゃって、許可をいただいてメモをパチリ。借りるだけでも一ヶ月で何千万という資金だそうです。「そんなに悪くない数字だ」とご紳士、ぬぬ、一体どんなわるいものを売っていらっしゃるんですか?なーんて。



そんな贅を尽くすならば世界に目をむけて寄付を!と思うところ、特にアメリカではこの規模のクルーズをされる方はほぼ間違いなく、慈善団体や公共施設に何千万、億単位で寄付をされています。日本以上に格差社会が問題とされていますが、富裕層の寄付によって、普段の生活で例えば図書館だったりコンサートホール、美術館の設立、またNYでいうと、アートやミュージックイベントの多くが寄付で成り立ち、誰でも平等に文化芸術に触れられる機会の無料提供などというところで恩恵を受けているのも事実です。

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アメリカの寄付の成熟度はちょっと目を見張るものがあります。この富裕層イベントではもちろん高級グッズや高級旅行の販売もされているのですが、ボランティア団体や医療団体による説明ブースが設けられていて、つまり寄付をする場の宣伝もされていたのです。そして多くの人が時計や船の説明を聞くのと同じ関心の高さでお話を聴いていたのも印象的でした。NYが特にそうなのかもしれませんが、チャリティやボランティアという言葉を聞かない日はないほど、宗教観を越えて「「公的利益や幸福=自分の幸福」という概念が年々浸透しつつあるような気がします。この良いサイクルが本当に上手く循環していけば、どれだけ人がふわっと優しい気持で過ごせる社会ができるかと、これまた妄想するのです。わたしは今のところ、できるだけ日々にこやかでいること、人に優しくいること(ムキーっとなってうまく出来ない時もちろんあって日々修業です)という、自分ができることでよい循環の一部になれたら、と練習しています。

操縦室に潜入!夢があるね〜!!大興奮。もちろん座る。
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妄想海路、おもかじいっぱーい!
完全にテンション高めで調子に乗っていますね。
おほほほほ。







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陽が落ちてイベントも終了。
波止場はとても絵になります。


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老若男女、そこに音楽がある限り踊り出してしまうアメリカ人、こんなチャーミングさはわたしが思うアメリカ人の好きなところのひとつです。



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この日撮影した写真が雑誌に掲載されました。友達もわたしも社内用だと思っていたのでお互いびっくりしたのですが、上手に編集して使ってくださっておりました…いろんな世界を拝見させて頂いたぶん、少しでもお役にたてて嬉しかったです!夏の夜の夢の思い出の1ぺージ。
# by akiha_10 | 2012-11-11 06:53 | NY Journal