お洒落隊長がチェンマイに来るたびに お洋服をオーダーしている場所に連れて行ってもらった。 タイシルクの工房、シナワトラで、(工房好きの血が騒ぐ) 好きなシルクの生地を選んで、好きな形を説明する。 艶がある無地の色(わたしが大好きな朱色やミント色)も素敵なのだが、 トップスをつくりたかったので、あえてプリント柄でチャレンジ!! 慣れてくれば、ボタンやリボンテープを持参してオーダーしてもいいそう! 妄想∞ムゲンダイ(←ちょっとエイティーズの臭い…)。 オーダーフロアの横にはシルクの巻物がたくさんあって、 大好きな「艶感」のある色にクラクラした。 初日なので興奮して色々買いそうになる。 「まだこれから巻物はたくさんありますよ〜」 現地在住のあっちゃんが、わたしの荒い鼻息を抑えてくれた。 できあがった服は数日後、宿泊先のホテルに届けてくれるらしく、 まあなんという姫気分…。 ちなみにトップス一枚で7000円くらいでした(生地にもよるらしい)。 こっちで既製品を買うことを考えれば手に届く、すごい贅沢です。 できあがりは後日。 シナワトラはチェンマイの中心地から 少し離れているのですが、 帰りに寄った食堂が最高に素敵。 「チェンマイ料理」を食べさせてくれる食堂。 北タイ料理といわれる「チェンマイ料理」は、 わたしが知っているタイ料理とは全然違った。 ココナッツミルクもほとんどお目にかからなかったし、 なんとグリーンカレーや パッタイなどというものも 一度もお目にかからなかった。 ラープという肉のそぼろ、ソムタムという青パパイヤのサラダ、 ナムプリックという野菜と青唐辛子のペースト、 それらをハーブなんかと混ぜつつ食べ、 涼しげな竹筒にはいったもち米を手で丸めながら食べる。 指の腹にもち米がフィットする感触がきもちいよ。 「チェンマイ料理」はわたしが思っているより、いつもさっぱりしてて、 暑さに合っているのか、コーク(またはペプシ)がとても合う。 不思議とビールという感じではないのです。 機内で子どもシロップジュースにむむ、っとなったわたしだが、 チェンマイになじむと「甘み」が美味しくて仕方ない。 そして、衝撃のチェンマイソーセージ。 ハーブがもりもり入っていて、全然油っぽくない。 なんというおいしさ! 砂糖&小麦摂取量に比べると、肉にはそこまで興味のないわたしだが(唯一の救い)、 こんなに美味しいソーセージははじめて。 大満足で涼しげな顔をしていたら 料理にひっそりと潜んでいる激辛唐辛子、 「ピキヌー」にあたって悶絶。 にゃあ〜!!(みなさん大人なので、ひっそりとこらえ、心の中でちいさいウリュウの身体がよじれる) 「ピキヌー」は緑色でちっこくて、それはまるで迷彩服を着ているかのように 野菜やハーブに、なにくわぬ顔してまじっている。 我々は「ヤツ」と呼んで警戒していたが、 見分け困難のため、訪れる度に必ず一度は「ヤツ」にでくわすらしい。 チェンマイへようこそ!の洗礼である。 主食の「もち米」がまた かなりイケており、 ついつい、おかわりしたいところ。 「お腹一杯にしないでくださいね、ふふ」 と隊長。 腹6〜7分目にして、食堂はしごが、 チェンマイの楽しみの一つなのだ。 博多屋台はしご文化と似ている。 胃が足りない。
by akiha_10
| 2009-03-12 19:48
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瓜生明希葉/INFORMATION
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