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page i-13    コートパトロール

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ららポートの花屋で、
ひと目惚れしたケイトウというお花。
なにがいいって、この色が大好き。
アルモドバルが多用する朱色に近い赤。
マリメッコのトートバッグの赤。
または、今シーズン出ていた
ケイトスペードのスウェードバッグの赤。
NYで見たのが忘れられなくて
高島屋に急いだが、悶々と迷い、
結局は買わなかった。





が、実家に行ったら
なんと全く同じ型のブラウンがあった。
なにこれ。
こっそり持って、ゆらりゆらりしてみた。
気分がいい…。
翌朝聞いたら、
母が購入していた。
「こやつめっ」
DNAおそるべし。




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港北、豊洲と、
ららポートがあつい。
ちょっと時間できたら、
ららポート行きたい!
と言ってる自分、
それもどうかと。
ギラギラしてないね、
イメージ的にね、
オンじゃないね。
サバービア的よね。
無印を着て行きたい気分。


でもインテリアショップいっぱい入っていて、
映画館もあるし、
たのしいのよ!
写真はマーブルジェラートカンパニーの、ジェラート。
豊洲にて。
スゴイオイシイ。








今日はコートパトロールをしました。
好きなお店のコートを見てまわります。
天気がいいと買い物したくなります(危険)。
よく買い物をする「foundfles」で、
店員さんと、もの凄い意気投合して、
1時間近くおしゃべりしました(迷惑)。
すっとしている美人さんなのに、
喋ると、すごい面白くって、
ついついお洒落ブチックであることを忘れて
腰をくねくねさせて爆笑していた。
店員さんは、泣いていた。
ヤバイヤバイ、私たちだいぶ、ういてるういてる!
と、二人で試着室に隠れようかと思ったほどです。
そうそう、それ、すごいわかる。
と、感性も感覚も、自分に対して残念なところも、
驚く程、一緒の方でした。
なんか、爽快!
なんかしやわせ!




あれを買おうか、これを買おうか、
これも欲しい、あれも欲しい
と悩む時、
今はあまり毛利さんの視点になりすぎないように
注意しています。
その苦しみの全ては欲望から。
そう思い、地球全体をふっと眺めては
ちっちゃい煩悩駆除にとりかかる癖があるのですが、
欲しいものや、やりたいことが
クレシェンドしていくほどに
孤独になっていきます。
あらゆる欲望は、
根幹となる生存欲求の枝分かれだからでしょうか。
ギラギラしていきたいところです。





母は腐るのではないかと思うほど
バッグ持ちです。
これは決して表現の一部ではなく、
この前、実際に、
結構きばって買ったであろうバッグが
あやしげな粉をふいていて
ぎょっとしました。
バッグだいすき。
買う時には
「ちょっと持って行くのに素敵でしょ」
が口癖です。
いっつもそれなので、
父は、そんなに、ちょっとのシーンがあるの??
ちょっと、が多くない??
とその矛盾を一休さん的におもしろがります。





先日家族よりホルモンナイトの招集がかかりました。
(初台「くうのむ」、ホルモン焼やさん、美味しいです)
「わたしは、欲いっぱいよ!」
とホルモンを喰らいながら、
言い切る母に、
相当な生命力を感じます。
あれ欲しいこれ欲しい、
ここ行きたい、あそこ行きたい、
エネルギーに満ちていて
たまに頑張りすぎで、
愉しそうで、
面白いです、母。
ラテン系で、
素敵です、母。
たまに姉と、母を観察しては
「ライフ!」とぼそっと言います。
存在そのものが生命っぽい。
「おかあさんって、すっごい変よね」
と母に言うと
「あきちゃんのほうが、すっごい変よ」
と言って
変、を譲り合っています。
そうえいば、母は祖母のことを
「うちのお母さん、変わってるよね」
と言います。
これはもう、観覧車です。
by akiha_10 | 2007-10-24 17:05 | item
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