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page f-11   film 「幸せのレシピ」

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夏のNYのバス停広告でパチリ。

映画「No Reservation」、邦題「幸せのレシピ」。
観てきました。
わたしは食いしんぼうで、
なによりレストランという空間が好き。
だから
料理がたくさん出てきたり
レストランが舞台になっているお話はとても好き。
ディナーラッシュ、バベットの晩餐会、
ギャルソン!、マーサの幸せレシピ…
はっ。今書きながら気づいたことがある。
「幸せのレシピ」は、
ドイツ映画「マーサの幸せレシピ」とお話いっしょ!
ハリウッド版リメイクだったのね。




キャサリンゼタジョーンズは綺麗だし、
アーロンエッカートは今までで一番好感持てたし、
なにより子役のアビゲイル・ブレスリンが可愛すぎます。
登場した時、あ、オリーブだ!!と声をあげて喜ぶ。
そう、あの「リトル ミス サンシャイン」のオリーブです。
まだ観てない方はぜひ。
可愛いのよ。
今回も演技がすばらしくってね、
大人の二人が呑まれていたほど。
すっごい美少女というより、
子どもらしい子どもなのよね。
そこがまたぐっとくる。
媚びていないぬいぐるみ好きのわたしには、
たまらない、いとおしさ。
どうか、ティーンになっても
やんちゃは程々に、
素直な女優さん、大人になりますように。






それから、ゼタジョーンズが暮らしている
マンションの内装のセンスがもの凄く良くて(好みで)
それにも見いってしまった。
でも、いくら一流とはいえ
雇われシェフ。
NYのあんなに立派なお宅には
なかなか住めないのでは、、
とリアルな疑問はお口チャック。
そこはハリウッドのお約束なのです。




ベタだけど、
それも望んでいて、
素直に、
幸せな気分になって、
とても良かったのだけど、
心の刺さり具合でいうとやはり
ドイツの欧州バージョンには負けてしまう。
じめっとしていて、もっと地味なんだけども、
空気感が残る。
フランス映画の「アパートメント」が
ハリウッドで「ホワイトライズ」としてリメイクされた時も
ちょっとがっかり。
悪くないけど、
わかりやすく、後腐れなく、
さっぱりして、通り過ぎる。

これは例えばエスプレッソが、
味わうまでに時間がかかり
苦みとともに余韻がまとわりつく
美味しさであって、
コカコーラが
一口目から美味しく
喉越し良く
爽快にはじけて、
跡形なく
終わっていく美味しさであることと、
とても
似ている。











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近所のアンティーク家具やさんで
マガジンラックを買う。

インテリアショップをまわると思いだす。
学校の帰り道、高校の制服を着てひとりで
近所のモデルルームに入って行っていた。
受付のお姉さんも困惑。
今考えると、変ね。
by akiha_10 | 2007-10-11 18:10 | film
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