サンテルモ地区の朝のドレーゴ広場は、 音楽と人でいっぱい。 この土地がそうさせるのか、 ブエノスに響く音は哀愁である。 広場には様々なマーケットもでていて ごったがえしている。 蚤の市好きの血が騒ぐが、 思ったほど安くないのね。ちぇ。 相場は決まっているよう。 そうそう、ブエノスアイレスのお店では かわこわい人形をよく見かける。 (←これはまだ可愛いけどね) 相当怖い寄りのものもあり、 夜、ひとりで見つめたくない。 祖父母の家に泊まったときに、 日本人形だけは視界にいれないように トイレへ猛ダッシュした、あの気分である。 その、かわきも人形がついた、 奇妙なワインのコルク栓を なんとなしケミィが買おうとしていたので、 (結構いいお値段)一応とめておいた。 目を見開いた、口をにまっとさせた、 妙に血色のいい、詐欺師風おっさん人形! いやいや、夜冷蔵庫あけて こいつがおったら相当びびるよ、と。 開けるたびに「ウェルカム!」とか ひとり陽気に言ってそう。 家族もきっと怖がるよ、と。 ケミィは手に取ったかわきもコルクを再度見つめ、 そっと元あるところへ戻した。 サンテルモはずっとヴィンテージのお店が続きます。 マンション一軒まるまるアンティークのお店、 というのもあって、 掘り出し大会を楽しむ。 そうそう、コートを買おうかさんざん迷った アルゼンチンのデザイナーのお店、 DIDI BANDOL、webがとても可愛い。 最後にブエノスアイレスの国民的人気キャラクター、 マファルダと記念撮影。 ニマリ。 マファルダはシニカルでスマート、らしい。 なぜか磯野の友人、花沢さんを思い出す。 はたまた、スヌーピーにでてくる、ルーシーか。 でも、なんだか、 じゃいこ系にも思えてきます。 って、ヒロインじゃない。 ごめんマファルダ。 エキゾチックなブエノスアイレス 最後の冬の夜。
by akiha_10
| 2007-07-21 09:28
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瓜生明希葉/INFORMATION
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