どこの国に行っても、必ずこういう所がある。 空気が静かに動いている、 派手ではないけど確かに動いていて、 ちょっと内緒にしたくなるような。 並木道に路面店やギャラリーが点々とならび、 自分だけの宝箱を見つける喜び。 わたし断然路面店派。 お店は空間全体の表現でイメージをつくってほしい。 建物もイメージ。 だから路面店がだいすき。 ショーウィンドーがだいすき。 地下鉄と、コレクティーボと呼ばれるバスを乗りついで、 パルレモ地区を散歩する。 ロンドンでいうポートベローのような、 パリでいうマレのような、 そんな香りがする地区。 さんさんとした太陽の下、 これくらいの冷えた風がちょうどいい。 目下セール中。 もともと物価が安めなので、やすい。 冬ものセールなので、 これは先取りなのか、後追いなのか、 どっちなんだろう、などと考える。 試着のために 冬支度の重ねた衣服をもぞもぞと脱いでは着てを繰り返す。 どうして興味のあることだけは めんどいマンをいとも簡単にやっつけることができるのだろうと 感心。 倉庫のようなセカンドハンズの インテリアショップを見つけた。 50年代のものが多いとみた。 移民たちのものだろうか、 いざ潜入。 能面!! ひょえ〜 この紫きれいね。 カルテルみたい。 ひときわ行列が目立つレストラン発見。 行列に弱いわたしたちは、 一緒になって群がる。 地元っこに習おう、ということで、 20分待ってここでランチしました。 前菜、メイン、デザート、ワインがついて 1300円くらい。 しかも、超もりもり。 やすい。 チーズボード(for party)より安い。 アルゼンチンのワイン生産量は世界5位らしく、 とっても美味しい。 昼間から顔を赤くして、 ケミィは「帰れるかしら…」と、うとうと。 ふたり半目でデザートまでこぎつける。 うひひ ごちそさま、 こちら今から夜。 またね。
by akiha_10
| 2007-07-15 08:49
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瓜生明希葉/INFORMATION
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