![]() 今年もインテリアライフスタイル展に行ってきました。 東京発の、国際見本市。 32カ国も参加していています。 目がちかちかするほど、ひしめき合うデザインものに、 心躍らないわけがありません。わくわく。 国ごとにまとめて展示されていて、 ちょっとした文化比較になるところが面白い。 鮮やかで斬新なカトラリーが目立ったのはイタリアゾーン、 模様や色が多いのがフランスゾーン、 いかにも王室なおすましデザインが英国ゾーン、 だんとつで、 デザインとして美しいと思ったのはドイツでした。 カーブぐあいや、溝の均一ぐあいや、しゅっとしてるぐあいが、 すごい気持ちーの。 ピシっと敬礼していたお国柄やもんね、 1ミリのズレもゆるしませんっ!という感じ。 ドイツ地下鉄の切符の検閲員の、あの厳しい形相を思い出した。 国内デザイナーズフロアに行って感じたことが、 どこをみても、平均点が高い(わたしなにさま?)。 イタリアっぽい、フランスっぽい、欧州のデザインっぽい、 というのも、とても上手。 それらを超えて綺麗だったりもする。 異文化の美しいイメージだけを切り取って、 日本や時代の美意識に合わせて創っている。 レストラン同様 本場イタリアンよりも国内の、イタリア風イタリアンのほうが 口に合ったりするように、 デフォルメされたリメイクもののほうが、うれしかったり。 日本にあるベトナム風ベトナム料理やさんは お洒落で文化があってリゾート気分で… だけど本場を味わう、っていったらまた全然違うもんね。 短気だから、わたしたち。 味覚の需要、感性の需要に、 すぐ、ぴったり合うもののほうにすーぐ惹かれていく。 デザインは素材や耐久性や歴史を探ったり 実際に使用する段階の前に、 目から入る第一印象による飛びつき、で がっちり心を奪われがち。 しかも国産は実用性もすばらしかったり。 もう、っぽいものとか関係なくなる、 最後は、丁度いい、とか言っちゃって。 味わいに達するまでを待てない若者も、 イミテーションの氾濫も、 一概に否定できない時代に自分自身が育ってしまって。 めんどくさいも愛着、とかいって デザイン重視の外車にいつかは乗りたいところだけど、 それっぽい、便利なものに、しっかりと誘惑されそうだ。 便利が味わう心をむしばんで、 「本物」という概念も彷徨う。 今回気になったのものいくつか。 メタフィス(http://www.metaphys.jp/)の掃除機。しかもサイクロン。 まきぐあいが、すごくいいですね。 これいつか買いたいです。 マークス社(http://www.marks.jp/)も出展。 とってもとっても可愛い雑貨やステーショナリーを インポート、オリジナルでつくっています。 絵本「ラチとらいおん」グッズも扱っている。 このらいおんの人形がえらく可愛い(ケミィが買っていた)。 パリを得意としているところもお気に入り。 パリのお部屋、キッチン、パリのクリエータ−…など 鬼キュートなエディシオンドゥパリの本も、 マークス社の扱いになったそう。 これからも要チェックね! うーん。 遠い将来には雑貨のセレクトショップを持ちたいと あわーく思っていた少女時代の 血が、ふたたび、ふつふつさわぎだす。 ![]() 新しいスーツケースを買いました。 ドイツのRIMOWAの赤! ふふふ、かあいい。 「時間のある時は、心のマイレージを貯蓄しようね」 とマネージャーが言っていたが、 なかなかいい言葉だと思った。 いろいろ見たり聴いたり読んだりして、 感じておこうね、ということね。瞳メモリーね。 新しいスーツケースに、これから どんなマイレージが貯蓄されていくのでしょうか。 わくわく!
by akiha_10
| 2007-06-08 00:08
| Art
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瓜生明希葉/INFORMATION
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