![]() 化粧品カウンターにならぶ、 無数のアイカラーのパレットがいい。 色の見本表がいい。 マカロンのショーケース、 文具屋の画用紙売り場、 ボタン屋さんのサンプル。 アイス屋さんのアイスバケツ。 おんなじ形が、 色を違えて、 並んでいると、 わああ…と、うっとりする。 デパートの地下でみつけた、 「mochi cream」 ディスプレイにしばしうっとり。 ビジュアルもさることながら… もちくりいむ???もちくりいむ??(脳内リフレイン) 絶対たべる! と、なんこか試してみる。 いっぱい種類があります。 洋風味もあるけど、餅にはやっぱり和風が合うね、 ということで、きなこ黒豆と、抹茶金時がいいと思う。 ![]() 色辞典、それは定番色から、蛍光色や自然界の色まで、 こういう緑があったらいいのに、 を叶えてくれる優秀な色揃いの色えんぴつ。 実は小さいころから1巻を使っていました。 親戚のおねえちゃんがプレゼントでくれたもの。 今振り返ると、このおねえちゃんが贈ってくれるものは、 どの時代も、その時の年齢で使いそうなもの、 しかしシンプルで、センスのよいものだったように思う。 姉妹色違いのショルダーバッグや、 エルベシャプリエのトートなど。 色を見るのが好き。 「興味は得意」だと思い込んだのか、 幼い頃の曖昧な記憶で、 わたし、ぬりえ、はちょっととくい、ふふ。 とういうような感情があったような。 だから新しい、ぬりえ、をゲットすると、今回こそ絶対駄作ページはつくらない。 一冊まるごときれいにきれいに!と気合いがはいったもの。 しかし真ん中ページあたりから雑になってきて、ふざけた書き込みがはじまる。 色辞典に並ぶ色鉛筆を見つめては、 この世には何色存在するのだろうと考えてみる。 赤とピンクの間には、いくつの色があるのだろうか? 同じように、ドと、ド♯の間に、いくつの音があるのだろうか? グラデーションの中身をちゃんとバラして知りたくって。 色の変わるところを、音の変わるところを、逐一中継してもらいたい。 色彩のうっとり、といえばソフィアコッポラ。 映画「マリーアントワネット」。 国交とか政治とか歴史とか、よくわからないわ。 ドレスと靴とスイーツと、食器とジュエリーと香りが好きだもの!! 「女の子」がぎゅっとつまっています。 史劇というより、美しいアイテム、シーンの連続。 まるでパリの装飾美術館に居るように。 さすが、写真を撮る人だけあって、 光の加減がものすごく上手いと思う。 音楽選びも、らしい。 「ロストイントランスレーション」のラストに「風をあつめて」が流れた時、 その時の心の温度にとても合ってしまって、 あまりの絶妙さにうーんと唸ってしまった。 それ以来、ソフィアを ひいき目に信頼している。 ところでルイ16世の方、この方どこかで…と思ったら、 愛しいウェスアンダーソンの「天才マックスの世界」にでている俳優。 ジェイソン・シュワルツマン、ソフェアの従兄弟らしいです。 どこまでも芸術一家。 毎度キャスティングされる金髪の可愛い女の子に憧れ、 綺麗なアイテムに恍惚とし、 作品の質感に魅せられるとき、 それはそれらを通して浮かびあがる、 ギフト多きソフィア自身への羨望でもあるのかなあ、と ちょっと思うのでした。
by akiha_10
| 2007-01-22 10:41
| Art
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瓜生明希葉/INFORMATION
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