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「見えるものの背後にある見えないものを見る必要がある」
その言葉に惹かれ、その後行こうと計画していたのは
ジャンヌーベルが建てたアラブ世界研究所。
しかし、太陽の「光」に応じて開閉するガラスパネル、を
夕方を目の前にして存分に見れるかと逆算すると、
すこし無理があった。
見えるものさえ見えないようじゃ、どうしょうもない。
ということで、パレドトーキョー内のカフェでお茶をして
目をあけたまま夢を見る。
アラブは次回のおたのしみに。





友人のキャシーとの待ち合わせまで時間があったので、
サントノレ周辺を歩きました。
プラダを着たアンハサウェイらしき人がたくさん居る、
感度の高いセレクトショップ、コレット。
旬のメゾンのバッグが充実。
さすがに美しく、目の保養になる。
うーん、たのしかった。
日が暮れると、浮かび上がるルーブル。
ほんとにきれい。








page d-55    時間差のパリ 10_a0028990_18491747.jpg最後の晩餐となったのは
カンボジア料理の「ル・カンボジ」。
ここは一度行ったら満席で、
その時は諦めたという超人気店。
なんでも口コミでひろがったとか。今回再びトライ。
案内人は、アンテナフル回転のキャシー。
開店前に並び、開店と同時に地元のパリっこ、大人カップルで満席。
ここは「BOBUN(ボブン)」という、
細いビーフンのような麺に、野菜や肉やモヤシが混ざったものが人気。
はじめて食べたのですが、おいしい。
口に合うね、
甘辛い醤油ベースの出汁がちゃんとつくってあって。
生春巻きは、今まで食べた生春巻きの中で一番美味しいと感じた。
おまけにリーズナブル、大満足です。








そのあと、カフェにうつって、お茶をする。
パリのこと、日本のこと、恋愛のこと、
いままでのこと、これからのこと、
気の合う女同士は、いつも話し足りない。
今回の旅では、キャシーがいろいろと気にかけてくれて嬉しかったです。
ほんとにありがとう。














帰って、滞在させてもらったアパルトマンで、お掃除マン。
気もちを先回りさせたら、掃除は幾分かおもしろくなってくる。
カーペットのころころテープに、なにも付かなくなるまで転がすぜ、と
腰を低くして、部屋中ぐるぐる。
執念燃やすものの、
何も付かない、が目標では、エンドレスころころ。切り上げる。
でも、まっくろ、だったのが、ぽつぽつ、くらいになってニヤリ。
やった。
アパルトマン、最後のオヤスミ。



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by akiha_10 | 2006-12-22 19:14 | Daily thinking
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