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page d-31  before singing  7.04

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フランスのフレグランスメーカー、
GILLES DEWAVRINのフレグランスキャンドル。
調合の組み合わせが面白い。
今お気に入りの香りは、
トマトとバジルとカシスを混ぜたという、
ちょっと変わったもの。
想像しにくいけど、
爽やかでキレのある香り。
寝る前にこれを灯して、
コロコロしながらちょっと映画を観る時間が、
最近の、至福。








ひとーつひとつはそうでもなくても、
混じるとまるで別のものになって、
抜群に素晴らしくなるものってある。
お料理とかもね。
薬味とか、スパイスとか、ちょこっとで、ほんとおいしいもんね。
カレーなんて、まざればまざるほど、コクがでる。
それから、DNAも混じれば、混じるほど、
オトコマエ、ビジンさんが生まれると聞きます(ほんと?)
たしかにハーフは昔から羨望の対象、キレイさんよね。
ということは、クオーター×クオーターは、最強?
カステラ持って福岡を周遊したポルトガル人とか、
遠い先祖にいないかしら!!
しかし、「わたし、32分の1、混血なのよ」とかになると、
だいぶからみづらい。





今日はセッションリハをしました。
ひとりの自由もいいけれど、奏であう楽しさもいい。
混ぜる音、重ねる音は、料理みたい。
ひと皿のイメージディッシュを、それぞれが
主役になったり、スパイスになったりして調理する。
だんだんと、瞬時に全体のお皿を見れるように、なれますように。
母と同じレシピでつくったカレーでも、
なぜか今は同じ味にはできないように。
ちょっとした加減とか、波長とか、息とか、
そういうところ、つかみたい、
すこしずつ、すこしずつ。





孤独あっての、誰かと交わる喜び。

緑あって、より一層際立つ、トマトの赤。

暗闇にこそ、キャンドルの揺らぎは、映える。

対極を見よ。
by akiha_10 | 2006-07-03 21:38 | Daily thinking
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