パブリックな標識や看板に遊び心が加われば、街はもっと楽しくなると思う。
たとえば非常口。 走っている人の後に横棒をたくさんひいて、よりダッシュ感をだすとか。 ホール全体、ぐるっと一周非常口を点灯させるなら、 是非追いかけっこの図にしてほしい。みんな後を気にして走っているの。 さて誰が先頭でしょう。 信号の「止まれ」の人が手を組んで、「まだかよ」という雰囲気の図とかもありね。 「工事中」の人がシャベルを置いて、さぼってるとかもありね。 ないか。 本来、役割的に緊急、注意、抑制など、威厳あるべきもののはずなのに、 マークや絵で表現すると総じてまぬけな気がして、どうも気になる。 そして、それらに、とてもひかれてゆく私…。 だから、異国に行って、まぬけ看板を見つけると、やった!と思う。 よく観察していると種類も豊富だし、まぬけ度の高いものにバッタリ巡りあえる。 ちょっとこれ見てよ。 ![]() 道ばたで見つけたスクールバス。 この学生さん二人、なんかヨレヨレしてない? ハンドバックを持って通学? 用心させたいらしいが、 このマークじゃ、なめられますぜ。 もっとシャッキっとしてほしいよね。 ![]() ドーバー海峡を渡るユーロスターの車内にて。 事故った時は窓を割って逃げてね、のお手本。 窓をダイナミックに割ったわりに、 この人、窓から出る姿がへっぴり腰で情けない。 やっぱしヨレヨレしているし、 靴とパンツがつながってるのも気になる。 まさかタイツ? 威厳なし。 お手本なのだから、もっと軽やかな脱出が見たい。 ![]() 非常時VTRはとってもポイントが高い。 緊張感なし。 でも、アニメーションに出てくる無表情な人たちが、 冷静かつすばやい身のこなしのお手本を 余裕しゃくしゃくで披露するので、逆に説得力がある。 わざわざ見たいもんね。 このセンスだけで、ヴァージン航空にひかれる私。 安全VTRとしおりで予習をした後、 映画「the hitchhiker's guide to the garaxy」を鑑賞すれば 快適な空の旅が約束される。 次回のfilmで御紹介。
by akiha_10
| 2005-08-19 19:30
| Art
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瓜生明希葉/INFORMATION
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