スカーレットヨハンソンの出ている映画は好きなのが多い。
とくに「ロスト イン トランスレーション」と「バーバー」が好き。 ![]() 「ゴーストワールド」には、 今よりも若いスカーレットが出ているのだが、 これまた好き。 つるっと観れば、シニカルなティーンズコメディです。 ただ、主人公イーニドと少しでも共通項のある人ならば 彼女が次第に愛しくなり、 また、この映画が良き理解者になってくれはず。 無力で頑固なこだわりのために少し生きにくい感じ。 保守派に馴染んでいく親友レベッカとの溝。 どこにゆくのだ、どうしたらいいのだ、なにがやりたいのだ、という孤独。 決して重くないテイストの映画に、とても敏感なテーマが描かれているのです。 感じ方は人それぞれだけどね。 イーニドとレベッカの会話にも注目。 その会話は完全な二人のワールドの中ですこし小生意気に展開されていきます。 彼女達の場合は、人間観察から入り、辛口の想像の世界で遊ぶのです。 思えば、この二人のようなフィーリングで話す友達が私にもいたなと。 私とその友達の場合も、箸が落ちたとか、ささいな観察からサツマイモ式に笑いを導く会話をするのです。 ウィットと言えるまでの上級な会話ではないけれど、二人にしか分からない笑いを畳みかけていく感じ。 その友とサヨナラすると、結局何も残っていないのに、妙な充実感に浸ります。 そして思い出し笑いに気をつけます。 その時に集中しすぎて、笑いとともに内容は飛んで行くのかな。ストレスも便乗して。 でもさ、笑いの感覚って大切で、そこでフィーリングがはかられたりするものよね。 原作はコミック。 早速ながめてみると、映画の印象と同じく、ださだるい。 よくあるキラキラ目の子より、つきあいやすい。なんか愛しいイーニド。
by akiha_10
| 2005-03-30 23:28
| Daily thinking
|
瓜生明希葉/INFORMATION
以前の記事
カテゴリ
その他のジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||