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page t-166         ギャビーのウェディング   マイアミ

大好きな友人ギャビーの結婚式でフロリダ、マイアミへ!

その週のNYは最高気温がマイナス5度、最低マイナス11度と外出すると身の危険を感じる寒さ。
痛みをともなうマイナスからの25度!楽園。

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マイアミはNYから飛行機で3時間くらい、キューバに限りなく近いアメリカ南東にある。
太陽とエメラルドグリーンのオーシャンが広がる楽園にも関わらずパーティーピープルをのぞき、芸術づいたアーティなニューヨーカーからの評判は「いいねーあったかいもんねー」と主に気候を讃えつつ、本音は概ね不評で、それはマイアミの持つ、少々品に欠ける表面的な俗物主義傾向や、ノー侘び寂び、インテリジェンスに欠けるおバカっぽさを批判しているらしい。(世界全体から見るとアメリカ全体がややそう思われているのだが。)


スターDJやラッパーが五本指に金の指輪を身につけ、いかつい車でナイトクラブに横付け。おっかないSPに囲まれてようようっとグルーピーを煽る。そして若さを持て余した動物的若者の群衆が夜な夜な躍り出るマイアミナイト。そんなイメージ。


わたしは多くの通りすがる女性が、次々とメロンのようなバストをお持ちであることに気付き、つい友人に「マイアミ女子は一体なにを食べているのか」と質問。マイアミでは豊胸手術は歯の治療の感覚で行われ、今の流れはお尻を膨らませてプリンとさせることだと聞いて笑ってしまった!


常夏ですから、寒い夜本を片手にふと人生を振り返るような籠るタイミングには恵まれず。男女共々毎夜、クールにセクシーに、スラティーに?飾り立て、パーティーをし、狩りをし、成り上がればいいじゃん! 楽しかったらいいじゃん!というカーニバルノリが「マイアミ的」であり、このあたりが、同じパーティー好きでも高尚な話題に恍惚とする気難しやのニューヨーカーが敬遠する所以だというのが個人的な印象です。


でもやっぱり綺麗!透明な海!!ぎらぎら太陽!!
ぼうっとしてるだけで幸せじゃ。
こうして、いいじゃんいいじゃんのスポンジ頭になっていくのだなぁ。


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友人の住んでいるサウスビーチ。メイン通りのリンカーンロードにある日本食やさんでごはん。

その名も「道楽」。

エンパイアロールやレインボーロールという節操のないアメリカずしたちが「いいじゃんいいじゃん」とテンションをあげてくれます。これは中華でしょ?という謎の中華メニューが日本食としてメニューに載っているのも、ローカルな場所でよく見るパターン。日本食屋すなわちアジア食屋。




結婚式の前夜祭、ノリノリのクラブにご親族の叔父さん叔母さんまでいらしゃって、なんだかいいなぁ。インターナショナルなファミリーだけあって、世界に散らばった方々、アルーバ(ギャビーの出身地)、ロンドン、パリ、ロス、ブエノスアイレスからというゲストが次々登場!
by akiha_10 | 2013-02-09 15:42 | Trunk
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