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ニューヨークジャーナル 131

リュクス雑誌「WORTH」イベントの続き。

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さて女性のみなさん!(男性もかな?)妄想の時間ですよ〜!
あまりにケタはずれな、販売中(期間シェアも可)の
豪華客船Ohana号を今日は張り切って紹介したいと思います!

Ohana号広報の瓜生です!(って誰やねん。)



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こういった船でも充分素敵なのに、
今回の一押しはこちら!どーん!

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地下に4ベッドルーム(すべてのお部屋にバスタブトイレ付き)に
一階に20畳ほどのリビングルームとダイニングルームとキッチン、デッキダイニング、
二階にマスターベッドルームに書斎、
三階にルーフトップバーとジャクジー、というまことにふざけたお船でございます!


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店並みのキッチン!



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マスターベッドルーム(主寝室)のこのリュクス感といったら!
わたしは小さい頃から家の間取り図を見るのが大好きで、大量に広告が投函される土日の朝が楽しみでした。「うんとうんと、ここはわたしの部屋で、ここがお姉ちゃんの部屋で…」と妄想に没頭することが趣味といってもいいほど好きでした。誰にも邪魔されない夢の時間。それが恋人バージョンになったのが「Suggest game」という曲なのですが、これは16歳の時に書いた恋人との同棲妄想の歌ですね。そしてアラサーとなった今、豪華客船で妄想?だいぶ可愛くない!全然かわいくない!いっきにギラギラするねぇ。でも、家族や友人、お世話になっている気心の知れた楽しい仲間をもしお招きできたらどんなに素敵だろう!(主催じゃなくてもいいや、お招き頂くでも充分。)なーんてモクモクするわたし、痛々しくすらあるこの妄想癖。でもこの数ヶ月後、実際に思わぬ方面からクルーズにお招きいただいた事を考えると、妄想力って捨てたもんじゃないね。いや、結構すごいかもよ!


ルーフトップのバーへご案内しましょう!
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じゃーん。
もちろんクルーズする時はその箱だけ買う(借りる)のではなく船長、シェフ、メイド、バーテンダー、ウェイターと最低でも10人ほどは雇わないといけないようです。実際に何ヶ月かクルーズする際の稼動資金を計算されている方がいらしゃって、許可をいただいてメモをパチリ。借りるだけでも一ヶ月で何千万という資金だそうです。「そんなに悪くない数字だ」とご紳士、ぬぬ、一体どんなわるいものを売っていらっしゃるんですか?なーんて。



そんな贅を尽くすならば世界に目をむけて寄付を!と思うところ、特にアメリカではこの規模のクルーズをされる方はほぼ間違いなく、慈善団体や公共施設に何千万、億単位で寄付をされています。日本以上に格差社会が問題とされていますが、富裕層の寄付によって、普段の生活で例えば図書館だったりコンサートホール、美術館の設立、またNYでいうと、アートやミュージックイベントの多くが寄付で成り立ち、誰でも平等に文化芸術に触れられる機会の無料提供などというところで恩恵を受けているのも事実です。

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アメリカの寄付の成熟度はちょっと目を見張るものがあります。この富裕層イベントではもちろん高級グッズや高級旅行の販売もされているのですが、ボランティア団体や医療団体による説明ブースが設けられていて、つまり寄付をする場の宣伝もされていたのです。そして多くの人が時計や船の説明を聞くのと同じ関心の高さでお話を聴いていたのも印象的でした。NYが特にそうなのかもしれませんが、チャリティやボランティアという言葉を聞かない日はないほど、宗教観を越えて「「公的利益や幸福=自分の幸福」という概念が年々浸透しつつあるような気がします。この良いサイクルが本当に上手く循環していけば、どれだけ人がふわっと優しい気持で過ごせる社会ができるかと、これまた妄想するのです。わたしは今のところ、できるだけ日々にこやかでいること、人に優しくいること(ムキーっとなってうまく出来ない時もちろんあって日々修業です)という、自分ができることでよい循環の一部になれたら、と練習しています。

操縦室に潜入!夢があるね〜!!大興奮。もちろん座る。
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妄想海路、おもかじいっぱーい!
完全にテンション高めで調子に乗っていますね。
おほほほほ。







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陽が落ちてイベントも終了。
波止場はとても絵になります。


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老若男女、そこに音楽がある限り踊り出してしまうアメリカ人、こんなチャーミングさはわたしが思うアメリカ人の好きなところのひとつです。



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この日撮影した写真が雑誌に掲載されました。友達もわたしも社内用だと思っていたのでお互いびっくりしたのですが、上手に編集して使ってくださっておりました…いろんな世界を拝見させて頂いたぶん、少しでもお役にたてて嬉しかったです!夏の夜の夢の思い出の1ぺージ。
by akiha_10 | 2012-11-11 06:53 | NY Journal
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