おいしい中華、食べたいね〜と香港に飛んで行く。
空港から九龍までの道のり。 ノスタルジックなネオンと、そびえ建つ薄っぺらいビルを横目に、 「何からいきますかね、うふふ」と腹の具合を友人と探る。 花より団子とは、まさに私達のことだ。 結果から言えば、入ったところ全部美味しかった。 口に合うというのもあるが、これだけ、もれなく感動したのは初めて。 安くて美味しい。アジアンパワー、おそるべし。 さて、荷物を置いて早速街へ繰り出す。 本も持っていたけど、鼻をきかせて直感で入ることにした。 入口がガラス張りになっていて、オープンキッチン。 料理人の手作業が見えてほかほか系の煙がのぼっていく大衆食堂。うん、魅力的。 ちらほら並んで待っている人も居たので、そこに決めた。 地元の人に愛されている店のようだ。 会社帰りの者や、家族で訪れる者で賑やか。 メニューは豊富でお手ごろ。 ![]() 特徴的だったのが麺類。 麺は5種類の中から選び、お汁も選べるというもの。 粉の違いで、風味はもちろん、身体への効能などが違うよう。 以前、古代米を原料とするラーメンを食べて、とても好きだったが、 噛めば噛む程…という粉系が大好きな私には嬉しい。 「美容と健康に良い」という文句に弱い単純な私達は、説明書きを見て同時にそれを指差す。 食いつくそうと意気込んで来ているところで、そんなのは、もはや気休め。 ピリ辛鶏スープにしたが、私にとってはピリどころではなかったので、麺を中心に食す。 素朴な風味が噛む程に広がって、満足。 ![]() そうそう、24時間のフランチャイズのお粥店だって、美味しいのだ。 揚げパンを浸して食べるのだが、これもまた合う。 朝食として食べたが意外に揚げパンがいけるので、 「ヘルシーかヘルシーじゃないかよくわかんないね、これ。」と つっこみながらもペロリといける味。 ![]() 北京ダックは私のリクエスト。 あの、甘辛い味が好きなのね。 日本だと、高級中華のイメージだけど、手頃にたっぷり出てきたのが嬉しい。 駄菓子の蒲焼きさんみたいに、ペラペラじゃなくて、厚くてパリパリなのさ。 次のお腹の空き具合を待ちながら、問屋街を歩く。 キッチュな小物もかわいいし、夜景も素敵だけど。 大きなお買い物は今回はなしだし…。 香港は「食べたり、食べたり、食べたりだよ。」と聞いていたけど、ほんとだ。 すっかりフードファイターと化した旅は続く。 ちょっと胃薬…そうまでしても、闘志だけは確かなのである(なんの!?)。
by akiha_10
| 2005-02-15 21:08
| Trunk
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瓜生明希葉/INFORMATION
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