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page t-154 カリブワープ

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NYからメキシコ、カンクンへと飛んだ。ケミィの「どこかリゾート地へ…」のリクエストにお応えして。
久しぶりにもわっとした湿度が肌にまとわりついたカンクン。
カリブ海の白い砂浜と海の透明度は今まで入った海で一番綺麗!


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そういえば。
NYに来る際、はじめて一人で長距離飛行機に乗ることになったケミィは三ヶ月前から英会話猛特訓をしたらしい。動物的な感性と感覚で生きている超右脳型ケミィが言語を習得しようと試みるのは快挙だ。
三ヶ月で何度も何度も反復して、いくつかのセンテンスは身につけたようだ。

しかし航空会社は日系で直行、飲物オーダーも日本人CAの対応で英語なしでなんなくクリア。
そして、ここでこそ三ヶ月の集大成!と意気込んだ税関。
列に並んでそわそわ、頭の中で総復習、ぐるぐるイメージトレーニング。

しかしながら。
満面の笑顔のケミィのひらぺったい「はろー!」を聞いて「こりゃだめだ」
と税関職員は即座に判断したのであろう。
「ハイ、ミギテオヤユビ、オイテネ~(指紋撮影)」と完全なる流暢な日本語で返され、
またもや英語の出番なし!

ケミィは空港から出てくるなり
「さいとしーいんぐ、くらい言わせてくれてもいいのにねぇ!」と
口惜しがっていた。

そんな彼女は滞在中、積極的に英語を発する舞台を自らつくろうと、
あらゆる場所で進んでトイレの場所を聞いてまわっておった。
「トイレどこ?」のフレーズはここ一番で頑張って習得したとのこと。
成長していたよ、ああ、ケミィ!



カンクンの海は荒々しいので入れる日が少ないと言われていましたが、
滞在中は比較的穏やかで水温もちょうどいい。

夜も雰囲気があって素敵です。
ヨーロッパやアジアのリゾートビーチに比べると子どもや、わいわいしに来たアメリカの若者も多く、
全体的に若くて元気な雰囲気です。
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ビーチ沿いは世界の名だたるホテルが建っているのでその中には美味しいレストランもあるのかもしれませんが、レストラン利用はそのホテルの宿泊客のみ、というホテルも多いようです。美味しそうな場所を調べて行っても、不審者扱いでマークされ?立ち入りを断られるという場面も。どーん。この辺のホテルビジネスのルールなのでしょうか。またカリブ海リゾートに多い’オールインクルーシブ’(宿泊費に食事やお酒やアクティビティもすべて含まれていもの)のシステムをとっているホテルが多かったりして、色々行ってみようと思うと実際はレストランの選択肢があまりないのがちょっぴり淋しいところ。


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だけどもやっぱり海はすばらしかったよ!
by akiha_10 | 2012-08-06 16:57 | Trunk
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