![]() なんだか知らないけど、忙しい、という時がある。 「何してるの」と言われてもすぐに答えられない、あの感じ。 「バタバタしてて」という言葉は非常に便利だ。 師走とはよく言ったもので、気付けば年末、走りすぎる日々。 そんな中、ちょっとゆっくりしようか、 ということで熱海まで足をのばす。 温泉で血行を良くした後は、お腹も減るし!と 甘味屋をチェックしていたのは、同行者の一人、ルカティ。 蛍光ペンで線を引いてまで予習をしている彼女は、やはり私の仲間だ。 茅葺き屋根の甘味屋は、旅人の立ち寄り処、といった雰囲気。 学校の保健室を思い出させる、囲いのある、昔ストーブ。 天然素材を使用しているという、白玉汁粉と白玉ぜんざい。 白玉の数を気にしながら(みどりいのも(抹茶味)残しといてね、と。) みんなで半分ずつしました。 翌日。 ルカティのチェックしていた「地元で大人気の蒸しパン屋」の情報を聞き、 車内の女三人は、行こう行こう!と盛り上がる。 しかし、唯一冷静な男性おケイさんの「今日休みって書いてある」という言葉に いっきにテンションが下がる。 すっかりドライバー担当になっているおケイさんは、 蒸しパン屋プランがなくなった事で、分かりにくそうな道の運転をしなくてよくなった。 「残念!」と言いつつ、やつはほくそ笑んでいた。 全然残念がってない。 なんか、くやしい。 ルカティと私はガイド本をめくり、蒸しパンに代わるものを探して、 結局伊豆の甘味屋(また!)まで足を運ぶこととなった。 蒸しパンの恨みはすごいのだ。 旅人達で賑わう、伊豆の山頂の甘味茶屋では甘酒と焼き餅を味わう。 女三人は、あべかわ餅と、黒ごまきなこ餅を注文し、おケイさんは磯辺焼きを注文。 女三人が「これはまた別腹よね。」と食べっぷりがいいので、 おケイさんは「さっき朝御飯食べたのに、よく入るね。せいぜい磯辺焼き少しで充分」と呆れて言う。 おケイさん的には磯辺焼きは他の甘い餅に比べて、さっぱりしているということでチョイスしたのだろうが、 女三人の感覚は一致しており、「そっちのが同じ腹だから入らないよ!」と口をそろえてダメ出しする。 梅干しと白御飯を食べた後に、醤油味に海苔を巻いた餅を食べるなんて、 ピザの食後にツナクレープを食べるようなものだ。 味見だにされない、減り具合の悪い磯辺焼き。お煎餅感覚で頼んだのかしら。 同じお菓子でも、いわゆる別腹は、主に「甘いもの」に反応してできるらしい。 と、ここまで連れてきてくれたのに、さんざんおケイさん。 さらに甘酒を女三人で飲み干し(みんな、はなから運転放棄)、 結局都内まで静まりかえった車を走らせたのは、おケイさんでした。 女が揃うと強いのだ。 ![]() でもありがとう、おケイさん。どうか、懲りずにまた連れて行ってね。
by akiha_10
| 2004-12-21 00:30
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瓜生明希葉/INFORMATION
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