オアハカからすこし車でドライヴしたところにある、エトナという街に行く。
![]() 前日にルームメイトからおすすめされたという、 佐永子さんも未だかつて行った事のないという、有名らしい「おばちゃん」の食堂を目指す。 バスやタクシーを乗りついでふらふらと「本当にここかしらね〜?」という食堂へ。 ここだということにしよう!とふわっとした確信のもといざ。 彼女の同級生である都会派先輩が「なんで住所とか行き方とか調べないの?」とつっこむと 佐永子さん自身も「ナイズ」されてしまったとおしゃっていたメキシカンとは、 「あまり確実に調べたりせず、計画性はとくになく、目の前のことを対処していくかんじ」らしい。 それがメキシコ、のんびりと、ケセラセラ。 これが、わたしが受けた印象でも、 やれシエスタだやれヴァカンスだのというヨーロッパを軽く越びこえてしまった メキシコののんびり加減、メキシカンスピリッツの心の在り方なのね!! 「なんかごめんね〜計画性がなくって〜」とお茶目な佐永子さんですが、 もやっとしたそのムードが充分楽しい! どこに辿りつかなくたってもいいのさ、道すがらの毎分毎秒がいつも本番。 ![]() 多分ここだろう「おばちゃん」の食堂で食べたのは トルティーヤがグリーントマトのルウに浸かっているオアハカの伝統料理や モレといわれる、カレーのようなもの。 モレはカカオと唐辛子、野菜などを煮詰めたソース。 カカオの香ばしさがあって、とても好きでした。 そしてどこに行ってもよく飲まれているショコラータ。 チョコラテ、つまりココアのようなものです。 びっくりするのは、このショコラータ、 スペイン征服前(1519-1521年くらい)より飲まれていたとこのこと。 チョコレートドリンクというと、寒いパリにはやっぱりショコラショー!(同じくホットチョコレート)と フランスはじめ、ベルギーやスイスといったヨーロッパのイメージでしたが、 カカオの起源は古代マヤ族。カカオは征服前は通過としても使われ、 征服後スペインによってヨーロッパへの伝播されたとか。なるほど。 ここだということにした「おばちゃん」の食堂は素朴で、 長方形の懐かしいキッチンが印象的で美味しかったのです。 ![]() パンももりもりあるよ。
by akiha_10
| 2011-10-18 05:28
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瓜生明希葉/INFORMATION
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