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ニューヨークジャーナル 61

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女優の新妻聖子さんと合流!
twitterでNYに聖子さんがいることを
フォロワーの方に教えていただいて(ありがとう!)
早速一緒に遊んできました!お久しぶりなのです。
感動、興奮。

聖子さんは
舞台『MIDSUMMER CAROL ガマ王子vsザリガニ魔人』
でご一緒させていただいて、
パルコ劇場の、そのお芝居のセットの中で
ライヴをやらせていただいくという
スペシャルなイベントで一緒に唄ってくださったんです。
さすが「レ・ミゼラブル」女優!の
美しくパワフルな歌声で、
一緒にステージに立たせていただいたことは
とても貴重な経験でした。






聖子さん、ご自身でもおっしゃっていましたが、
お仕事モードな時とプライベート時のギャップがあリまして、
お仕事モードのきりりとした男まえな表情に替わって
先日お会いしたNYでは風邪薬を飲んでいるというのも手伝ってか、
終始とろ〜んとしたガチャピンアイ。
ちょいちょいぬけていて(失礼!)、とっても素敵な方で本当に面白かったです。
NYはここ数日肌寒く、ニューヨーカー含め
みんなもれなく「風邪っぽい」と言っています。
例外に漏れず「風邪っぽい」わたしはその事実に今まで見てみぬふりをして活動しておりましたが
今日は薬を飲んで強制的に(!) 10時間寝て、通常モードに近づきました。
聖子さんも、「胃薬飲んででもアップルパイは食べるわよ!」の意気込みで、
なにゆえ(ちょっと無理して)戦いモードにさせられるのがNYなのです。
NYが日常になって、無理をしなくなって、
もったいない!の焦燥感が薄まった時、本当のニューヨーカーに近づくんでしょうね。
さみしいような、安心するというか、平熱に着地した恋みたい。


聖子さんと鑑賞したミュージカル、「メンフィス」。
昨年のトニー賞をとった作品です。すっごくよかった。
ダンスの躍動感、
50年代の、いかにもフェミニンな女性のワンピース、
ポマードできめこんだメンズのヘアとタイトなスーツ、
この時代のオールドファッションの「アメリカ」ってとても魅力的に映ります。
いかにも男が男っぽく、女が女っぽくいること、(フェミニズム論やジェンダー論に飛び火しそうですが)
それはそれで、見ているぶんには、なんだかキラキラしたものがあるなぁ、と思ったりもするのです。
わたしはしっかりジェンダーフリーを謳歌している、といえるんだろうけど、
時には思いっきり「女性」として扱われるのって、
わたしにとっては光栄で、とても嬉しくってふわふわした気持にさせてくれるんですよね。
ファーファみたいに、毛布にくるまれている気分よ。


時は1950年代のメンフィス、たかだか60年前なのですが
(といい始めたら、戦争していたのもつい最近なのに、
今や同じテーブルを囲んでSUSHIとポテトフライを食べているのが不思議ですよね)
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当時はまだ人種差別が非常に厳しい中、反対されながらも
白人の青年DJが黒人音楽をラジオやテレビ番組で紹介していき、
黒人の女性シンガーと恋におちるというストーリー。
「ドリームガールズ」や「ヘアスプレー」と同じく
人種問題を中止に据えながらも
「キャデラックレコード」のような音楽的観点も交えている、
そういう点では音楽が
もっとブラックで渋くてもかっこいいだろうなあ、
と思ったけども、ここはキラキラしたブロードウェイだものね。
主演女優のMontego Gloverの歌唱力はもちろん
立ち振る舞いがかっこよすぎて、
ほけーっと見とれてしまいました。
なんだかんだいって、やっぱりミュージカルを観ると
「NYへようこそ!」というモードになるなぁ。




そういえば、とりあえず明後日からの宿は決まりました。
こういうのって本当にタイミングとか縁なんだなぁ、と感じます。
だからなんでもアクション起こしつつ、あとは流れのままにTake it easyです。
免れ野宿で一安心!




次回のうりゅうさんは「聖子さんと、とろけるマカロニチーズ」「スイートソイラテ」の二本立て!
じゃんけーんっ (ぱー)    うふふふふ
by akiha_10 | 2011-09-20 05:40 | NY Journal
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