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page t-134         うみやまツーリズム 9

サントリーニ島。
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断崖頂上から海までを上り下りしてくれる、めんこいロバタクシー。
サントリーニ島はクロワッサン型に浮いている。
街の中心、フィラから、島の北、クロワッサンの巻きの上部、イアへ。
夕陽を眺めるために、おのおのがポジショニングし太陽が海に浸かるのを待つ。
太陽が昇り、沈む。
こんな壮大な事が、なんと毎日!超ロングランオートモードで行われているなんて。
自分を塵以下にズームアウトしたマクロな世界につい想いを馳せる。
大勢で数時間、太陽の動向をただじっと見つめる。
どこかで少年が弾いていたバイオリンの音色がたよりなく響き
太古には当たり前にそうしていたかのような儀式みたいに感じた。


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暮れ。
街中あまりに白過ぎて
白昼太陽に反射して
とんでいた色が
やっとまともな色彩を取り戻す。


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ながいながい、サントリーニの夜。
by akiha_10 | 2011-07-16 23:06 | Trunk
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