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あらゆるものが、新しいものに、目まぐるしく変化するこの時代。
今、変わらない方が難しいのかも。
「変化」も素敵だけど、
「善いもの、美しいもの」はいつまで経っても変わらないのだと思う。
普遍の美を感じるセンサーは、多かれ少なかれ、生まれた時に内臓されているのかな。
きっと、教えられなくても満点の星空は子どもの目を輝かす。

何故か昔から「古いもの」に心動かされる私。
「好きなもの」って、何に影響されて決定付けられているか、ふしぎ。

食器はちょっとアンティークっぽいのが好き。
コレクションをするまでには至らないが、コレクターの気持はとてもよく分かる。
洋服も、実際着るかどうかは別としても、形や柄はレトロクラシックなものに魅せられる。
ツィギーやアンナカリーナの世界。
その流れでいくと、当然オードリーも大好き。ほら、わかりやすいでしょ。
ついつい西洋に飛んでしまったが、着物柄や染め物、日本的なものもいいね。
日本独自の美意識は、世界に誇れるもんね。
フランス帰りの友達に聞いた話によると、あちらのタトゥー彫物師にとって
日本の入れ墨は最高の芸術作品で、修業に来日したい人も多いそうな。
確かに、桜吹雪きとか竜とかって、とても繊細でいてかつダイナミックで、アートだね。
インテリア。一人暮らしを始めた当初は、イメージの部屋の実現のため、まずは理想の照明を探した。
やたらはりきる時期ってあるのよね。
70年代の形と説明された、とてもかわいらしいものに出会えたが、今は物置きに眠っている…。
デザイン性と実用性って、なかなか兼ね備えないもの。
オレンジのシェードは、その下で作業をする私の目をひどく疲れさせる…。
用途別にお部屋を持てたら、きっと活躍してくれるはず。

まあ、イメージしている部屋はあるとはいえ、機能性や心地良さにはかなわず…。
ちょっと早めの、コタツなんか出してみて…。
またカメになる時期がやってくるね。


イギリスに居た、60年代のミッキーミニー。
あまりに愛くるしいマヌケな顔に、かなり気持は揺らいだが
「一体どこに置くんだ」と言い聞かせ購入せず。
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by akiha_10 | 2004-11-10 01:07 | Art
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