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page t-119  アトリエの跡、空腹の後(のち)幸福 22

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パリからTGVでオランダのアムステルダムへ。
早朝起床。北駅より出発。
以前ベルギーに行こうとした時も、
予約していたチケットが
うまく自動発券できなかったオモヒデあり。
今回はIDとなるクレジットカードにICがついてるし、
ぬかりなし!
と思っていたら、また発券機から出てこんよ〜!!
予約したクレジットと予約番号で発券できるはずなのに、
どうして??
結局、またギリギリで窓口に並び、
(これまた窓口スタッフがのんびりペース、
そして一人しかいない)
滑り込み発券ののちケミイと北駅を駆けぬけ、
スライディング乗車。




ああ、乗れてよかったね。
と言ったのが最後の記憶、連日ちょっとずつ積もった睡眠不足が山となって、
それっきりわたしはストンと眠りの沼へ。

ぼやんと目が覚めると列車が不穏な雰囲気で停車していた。
ケミィが「あきちゃーん、なんか停まって動かんよ〜」と不安気にしている。
そうか、そうなのか、でもわたしは眠いよ。
「なるようにしかならんよ」とむにゃむにゃ言って、くるっと背中を向けて沼へ引き返す。

どれくらい経ったかよくわからないが、
再び沼より浮上、目だけ出してキョロキョロしてみたが、まだ停車していた。
アナウンスでは「列車の電気系統の故障のため停車、処置隊出動中」
的なことを言っていた。仏語→蘭語→英語とアナウンスされるのだが、
近くにいた英語圏のツーリストが、フレンチ車掌のアザブジュバン混じりの英語の発音を
クスクスしながら真似しているのが聴こえた。


まだ停まっとるのね。
=まだ寝れる!
ケミィはやっぱりオロオロしていたが
「いつか着くよ…」と三度目のどろ沼へ落下オーライ。

次に気付いた時には列車が逆走していた。
JAF的処置のあと、とりあえず最寄りの大きな駅に。
そして、そこから乗り換えを2つ、3時間ちょっとで行けるアムスが、5時間以上かかった。
でも、よく寝られて結果オーライ!



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さて、やっとのことで辿り着いたオランダ、アムステルダム。
降りた瞬間から、なんかすごくオレンジ。
トラムに乗ってチケットを買おうとしたら、ワールドカップ準優勝だから今日は無料だと。ラッキー!
運河沿いを歩くに従って尋常ではないオレンジ率に。
なにがあるのか尋ねると、今日は選手凱旋のイベントの日で、運河パレードをやるらしい。
やっぱり私たちは多少はワールドカップに縁があるらしい。
そして、しれっとオレンジに混じって一緒に盛り上がって選手を待つジャパニーズふたり。
(ただのミーハー)



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ポリスですらスター。
(ちょっぴり楽しみすぎなお茶目なポリス)












噂のスナイデルはおそらく右上のお方。



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夜までお祭り騒ぎで、やっとこさ着いた甲斐ある(あなた寝てたでしょ?)
スペシャルな日でした。
by akiha_10 | 2010-07-21 22:47 | Trunk
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