5月12日リリース 5th Full Album「In the souk」ライナーノーツ
4「合間のくちづけ」 作詞&作曲:瓜生明希葉 編曲:斎藤ネコ 家族にしろ、友人にしろ、恋人にしろ、 人との想い出というのは、 おっきいもの、こと、イベント、その客観的な事象の大きさにほとんど関係なく、 自分にとって刺さった、その時の些細な会話や表情が、結局は一番長く心に居続けると思うのです。 わたしは周りに居る人たち、または初めて会う人たちの、 センスある哲学や、愛おしい本音の一節に運良く触れることができると、 そういうこと言うかあ、そういうこと感じるかあと、感心してしまい、 これだから好きなんよー!!とすばらしい観劇ぶんくらいの感激をします。 これは読み物と同じです。 全体が破綻してつまらぬものでも、 ひとつ深く射られてしまえば、善きおともだちになれます。 恋も、いっちばん愉しい、 バーやディズニーランドやプレゼント攻撃という特別マジックを越えて、 その考え方に、その感性に、そう言えることに、恋をしているなぁ。 という段階に来た時に、マットでごろごろ転がりながら、 ため息のように、ほんっと出逢えてよかったー!と心で呟き、伸びをするのです。 独り感が幻のオブラートに包まれる瞬間。 何事も「日常的に結構好き」は意外と力がありますね。 「フレングランス」の少女から。 日常の恋を讃えられるようになった。 唄えるようになった。 真っ向から湧いた歌が柱になるように、見事に縫われたネコさんの、すっとしたアレンジ。 すばらしいミュージシャンの方々のセンスにも注耳です!
by akiha_10
| 2010-05-02 23:42
| Daily thinking
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瓜生明希葉/INFORMATION
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