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page d-192      「In the souk」解体新書 1


彷徨いに地図や説明はとてもナンセンスでありますが
一曲ずつ、すこし、スークの指針と想いを書き留めたいと思います。

1「指先のハチミツで」
作詞&作曲:瓜生明希葉  編曲:中西俊博

ある時からわたしは極・楽観主義派に転向しました。


あらゆることを見つめすぎ、
その結果暗いのに人一倍おどけていたティーン時代。
その時わたしは乾いた心でなにか芯となるものを渇望していました。


そして、生き方のサンプルを収集しに旅に出る。
それら数々の旅で出会った、
「ケセラセラ」の人々、土地、思考、哲学、時間。
じめじめしているのが、もったいない、と心底思った。


もともと
遺伝子の系譜を辿れば、ふうてん気質でお祭り気質の血ですから
なにを陰湿ぶっているのでしょうか。
やっと本来の因子を正常に進化させる態勢がととのったのでしょう。

この曲は多感な時期に救ってくれた、
大好きなメリーポピンズの’A Spoonful of Sugar’のオマージュでもあります。

些細な糖分で機嫌がなおったり、気分がよくなったり、という
超女子的な、
単純な世界、単純な自分が大好きで、
どうせ時間はあっという間なのだから、
そんなもんでありたいと思うのです。

都合がいい、調子がいい、
とはまさにわたしのことですが、
都合よく「幸せだなあ」と思い込んでから
数年間、「今年が一番幸せ」を毎年更新していることが、
この思い込みの不思議な力なのです。
ぜひ、お試しあれ。
by akiha_10 | 2010-04-18 13:02 | Daily thinking
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