<   2012年 05月 ( 7 )   > この月の画像一覧

ニューヨークジャーナル 110

NYナイトライフエディション 2

すっかり夏ですNY!
a0028990_76172.jpg


NYの街と人が舞台となっている「SEX and the CITY」や「GOSSIP GIRL」のような、
恋も仕事もゴシップもパワフルに、お洒落にドラマいっぱい、「いかにもNY」の中に身を置いて生活している女性が本当にいる。わたしは密かに彼女達をXO girl(ゴシップガールより)と名付けているのだが、なにしろわたしもミーハーであるし、彼女たちの生命力溢れるタフなパワーに魅了されて、お声が掛かったらそのクルーズっぷりを垣間見せてもらっている。「今日が最後」と思って生きているとそのカリソメ感を楽しいと感じることもある。


わたしのような、たかだか短期の滞在者の観察眼は資料と場数が少なすぎて当てにならないのは大前提だけども、彼女たちと過ごしていて思うことがある。SATCが放映される以前はライフスタイルを表すカテゴリーはなく、ただ「独身貴族」だとか「パーティーアニマル」だとかいう表現に留まりそれぞれが自分なりにエンジョイしていたのだろうが、以後メディアに作り上げられたデフォルメされた「キラキラしたNYライフ、ニューヨーカー」はある種の女性達にとってHow to enjoyのサンプルでもありながら、強迫観念のように重くのしかかっているようにすら感じる。NYなんだもの、こうでなくちゃ、イケてなくちゃ、と。そして皆が同じスタイルを目指すものだから「恋も仕事も個性的にパワフルに生きるNY!」だったはずが、その「恋も仕事も~」のシールが先行していて、皆が装うベクトルの個性が飽和状態になり同じ恰好、同じライフスタイルを目指す事で、いかにも「NY的」に充実している装いはもはや個性的とは言えなくなったような。いつだってお洒落で常に携帯とシャンパン片手に忙しそうで、毎晩トレンディな場所に繰り出して、複数の男性とデートし、ゲイの友達とブランチ。金太郎飴ならぬキャリー・ブラッドショー飴はNYの眩いネオン下でゴロゴロところがっていて、そのスタイルは一昔前の「リアルニューヨーカー」から、皮肉にも現在は「観光者的」になってしまったのかもしれない。
むろんデザイナーやフォトフラファーとして世界中を飛び回っていて寝る間もないくらい仕事にも遊びにも没頭している、という本物のパーティーアニマルもNYにはたくさんいるけども、それより多い数で、SATC「的」な女性も多いような気がする。かく言うわたしも束の間、表面的にパーティーガールを装う「的」の代表でありますが、男前にならざるを得ないNY生活の中で時にXOXOとメールを打つことは女子鱗粉を促してくれなんだかウキウキさせてくれるのです。そして個性だとか流行だとかは別として、渦中にいる彼女たちのほとんどは心底愉しそうなので、なによりです。どのようなベクトルであれ、愉しそうな人といるのは幸せ!
短い人生、本人にとって愉しく精神的に健やかなのが一番です。
あらゆる「陽」のパワーはかならずプラスになる、少なくともマイナスにはならない、と思っています。


a0028990_764446.jpg
XO girlは常に忙しいので連絡を取るのに困難な事が多々。平気で「酔っぱらってて」と遅れてきたり、ドタキャンもしばしば。比較的ゆるいわたしが言うのもなんですが、正直「いい加減」で、彼女たちの予定は未定、お互いにエマージェンシーとハプニングは織りこみずみ、彼女たちのルールで生きている。レギュラーメンバーではないわたしは「そういうものなんだなぁ」くらいに構えておくと、愉しくつき合える。ちなみに写真はXO gilr御用達、ミートパッキングエリアにあるDREAM HOTELのルーフトップバー。ロビーのレストランもおもしろい内装でござる。

そういえば、最近5人の友達と話をしていて話題になったのだが、
その全員が今のデートのお相手は「バー」で知り合ったとのこと。
出会いのひとつとして「バー」は超主流なんですね。
「I am on the market!(絶賛募集中!)」とバーに男女は狩りへと繰り出すわけです。
市場にいる、って表現。もうなんか侘び寂びゼロですご〜くわかりやすくて、いいよねぇ。


そういえば、ルームメイト探しの掲示板でよくよく見かけるのが「No drama」という文字。これは、ドラマを持っている人はご遠慮ください、ということだ。
この「ドラマ」というのは感情の起伏が激しく、いつも問題を抱えていて、常にオーマイガーオーマイガーと不平も涙も多い悲劇のヒロイン、比較的女性やゲイに多い性質のことらしい。
思うにXO girlはこのドラマ傾向が強いように思う。そして多くの男性たちはこのドラマ女を敬遠している。

本来潜在的にはわたしも「ドラマ」を持っているタイプだと思う。よいドラマ、わるいドラマすべてひっくるめて。ただ自分の「ドラマ」と長い間つき合ってきているので、コントロールが多少は上手くなったように思う。よいドラマは最大限引きのばしてロマンチックに、わるいと捕らえがちになるドラマは笑い飛ばす。
感情は主観だからね。

NYに来て、久しぶりに具体的な理由がなく静かに涙がでる夜が幾度かあり、
「圏外の街」のような圧倒的孤独の海を漂流するドラマに遭遇した。
心底「さみしい」と思った。
うわ、なんじゃこりゃ!さみしいぞぉ〜!!と。
でもそれは誰かと話す事などで解決できるようなレベルではなく、
むしろ誰かと話すことは病名を間違ったとんちんかんな処方箋のように思えた。
感情の神聖さが失われるような気がした。淋しさが心地よかったのかもしれない。
下降のスパイラルに傾くことはなく、
よくもわるくもないニュートラルなドラマを観察して、
ただ生きていることの淋しさとか儚さとか幸せがごちゃまぜになって、壮大な「不思議」に呆然となった。
誰しも皆圧倒的な淋しさに包まれているから、
人間的な繋がりやぬくもりや美しさに心を震わせるんだろうね。
いろいろ感じて、毎日幸せなのである。
by akiha_10 | 2012-05-30 07:44 | NY Journal

ニューヨークジャーナル 109

NYナイトライフエディション 1!
a0028990_7571139.jpg

いい季節になり各地でルーフトップバーが大人気、
NYはますますノーモアスリーブ(袖)のノーモアスリープ(眠)!

a0028990_7593918.jpg


ルーフトップバーの230 Fifthはエンパイアステートビルを眺めながら外で飲むことができます。
バー内部はクラブ的なのですが外はビアガーデンのような雰囲気で、
ロマンチックにもカジュアルにも、幅広いシチュエーションで使えそう。
そういえば、エンパイアステートビルのライトアップの色は毎日その日の意味やイベントで変わるんですよ。単色だけでなく、組み合わせもの日もある。アメリカ独立記念日には国旗の色の赤、白、青。乳がん撲滅デーはピンク、ゲイパレードの日には黄色、昨年の震災直後は日の丸色の白と赤に照らされていました。


a0028990_758331.jpg


しっとりと大人の雰囲気でいきたいバーは
言わずと知れた高級住宅地アッパーイーストサイドに佇むカーライルホテルのBemelmans Bar
カーライルホテルはジョン・F・ケネディー元大統領が暗殺されるまでの10年間34階にアパート所有していてニューヨークのホワイト・ハウスとも呼ばれていたそうです。ちょっと前に観た映画「J・エドガー」とも関連しますが、当時愛人関係にあったマリリン・モンローがケネディ氏に会いに従業員入り口からお忍びで訪ねて来ていたとか。品のよい調度品にほのかな照明、老舗感溢れる空間で毎日渋いジャズセッションを聴きながらおいしいお酒を飲むことができます。オリジナルのカクテルが美味しいです。







落ち着いた品のよいご夫婦やカップルをはじめ、
「大人の事情」がありそうな、いやむしろ「事情」の文字をひっくり返した方が的確と言えそうな、
いかにもアッパーイーストなおじさまとブロンドの若い美女、といった年の差カップル、
お金とエネルギーを持て余して美女をはべらす紳士まで、妖艶な気配もたちこめ、なにかと面白い場所。
父と寄った時にはマスターカードプライスレスよろしくジャズトリオの目の前という特等席に偶然座ることができ音楽と共にその場に居る十人十色の男女の交錯するパワーにほろ酔い気分で浸ったのでした。
そこにいない母の物真似などをして、シックな空間でただわたしたちからのみコミカルな空気がはみ出ていたのは事実だけど。

成功と権力とお金と男と女、そしてそこにある人の心。
国外やアメリカ内の他の都市からNYに来た人のみならず、
マンハッタンで生まれ育ったニューヨーカーをして「ストレスフルだ」と言わせしめる競争の激しいこの土地で繰り広げられる成功と挫折、それでも「エキサイティングだ」と人と惹きつけてやまないNY。
このダイナミクスとスケール感は他の都市で語ることはできないような気がします。
陰陽含めてとても人間らしい、本能的な街だと実感、
例えば派手で華やかなパーティーやデコラティブで表面的なシチュエーションから、
そこに渦巻く「本能」というエッセンスを垣間みるのがわたしは好きらしい。
by akiha_10 | 2012-05-20 08:29 | NY Journal

ニューヨークジャーナル 108

a0028990_6443312.jpg

チェルシーを散歩していて見つけたお店。
色別にセクションが分かれていて、雑貨や洋服など販売している。
STORY」というギャラリーショップスペースは二ヶ月ごとにテーマが変わり、販売されるものも全く違うものになるらしい。
今回は「COLOR」がテーマになっている。前回は「LOVE」がテーマだったらしく、テーマごとにどのようにショップが変っていくのか、覗くのが楽しみになりそうなお店。

目を奪われたのはCHROMATIC gallerieの靴。
ちょっと日本では浮きそうなまっ黄色のパンツや赤いセーターを着ている人を
NYで毎日見ているうちに、次第に鮮やかな色に興味が湧くようになる。季節的な事もあるけども。
真っ赤なヒールが欲しくなる。
形はとてもシンプルだけど、色揃えにこだわったこのシューズブランドはパーティーなどでドレスと合わせる時に重宝しそう。アイシャドウパレット、マカロン、モチクリーム、色えんぴつ、
「同じものの色違い」が並んだフェチとしては、一色でなく何色か揃えて棚に並べてこそ一番興奮しそうだけど。




a0028990_645248.jpg

この感じはソーホーに去年オープンしたC Wonderの彩度を思い出させる。
とにかく発色のよいアイテムが揃っている。
オープン当時入ってみてトリーバーチを思い出した自分の勘の良さにあやうく酔いしれそうになったが
やっぱり!Tory Burchの前の旦那様、Chris Burch氏がオーナー。
元奥様のセンスをがっちり模倣?されて、トリーはだいじょうぶ?
なんか複雑なにおいがするね(余計なお世話)。
このお店も幅広い品揃えだが、このように雑貨や食器まで、衣食住をフルコーディネートできるお店は
ニューヨーカーにも大人気のAnthropologie がはしりだと思う。
アンソロポロジーは可愛らしく、オーガニックテイスト、フォークロアで土っぽいところもあり、水玉だとか小花柄、ペイズリーなど日本人が思う「かわいい」のど真ん中だと思うのだけど、NYでも人気なのはちょっと意外。近いうちに日本進出しそうな予感。



a0028990_6465353.jpg最近のお買い物といえば。
わたしは柔らかい肌触り、レースづかいの綺麗なキャミソールのファンで、ウィンドーショッピングをしていて肌触りの良さそうのものを見ると吸い寄せられてぺんぺんと触ってしまいます(お行儀悪し?)。 帽子の次に衝動買いが多いアイテム。イタリアのInfilやスイスのZimmerliなどが気持よしなのですが、中でも着ていて高貴な気分になれるのがOscalito(オスカリート)。これもイタリア。いいなと思った生地はだいたいイタリア発!シルクとウールでリブ編みになって肌触りがよく肌にしっとりと吸い付くような着心地です。なんといってもその価格も高貴で、ものによっては肌着なのに1万越え。ちーん。数枚を大事に大事に着ていたのですが(そもそも肌着の役割じゃないような…)なんとNYで大展開しているディスカウントショップ、DAFFY'Sで発見。しかもちゃんと肌着価格!わーいわーい!!これならわかる。肌着じゃなくて普通のトップスもかわいいのぉ。




たかが肌着、されど肌着。
心臓に一番近い部分がしっとりしていると、精神にも影響して鎮静作用があるような気がする。
その肌触りは自分しか知らなくても、「こんな素敵なものを着ている人は、
こういうことは言わないし考えないよね」と邪念を追い払ってくれ、口角あがってにこやかに。
下着などもそうですが、
着ているものや触れるもの、香りなどの精神的効果については、女性が一番よくご存知ではないでしょうか。
女性の特権とも言うべきか。
自分だけの「うふふ」は大事。「うふふ」は美容液!そういう効果はどんどん活用していかないと!
滞在中に少しずつ買い足していこうっと。
とある日気付けば上下合わせて10ドル以下のGAPの古着を着ていて、誰にも見えないキャミソールに一番力を注いでいて、なんだかなぁ…とそのギャップを楽しんでみたり。そういったのも、おたのしみの一つ。
by akiha_10 | 2012-05-19 06:59 | NY Journal

ニューヨークジャーナル 107

a0028990_4273381.jpg

日めくりカレンダーのごとく毎月が過ぎていく。
ああ、時間が足りない。と呟いてみるが、そう言っている人ほど非効率的に動いているんだろうなぁ。
陽のあたる場所で頬杖付いて珈琲タイム、あのぼやっとしたアイドリング時間を
もっと別のことに当てたら効率的なのだろうかと考えてみるが、
なにしろあの時間がわたしの至福の時間であり、妄想と回想と今後の展望、思い出し笑い、
という他人の目から見ればただの地蔵であるが、実は脳みそは思ったより稼働している。
あの時間なくして、わたしはない。
しかしながら、刻一刻と生きていられる時間が縮んでいるその速さには圧倒させられるばかりだ。


昨日はじめてルームメイトが冷房をつけた。
夏らしさと共に街は日に日にお祭モードになってくる。
マディソンスクエアパークのShake Shackで外ごはん。最高に気持がいい!
NYはここ数年グルメバーガーブームで、Shake Shackもそのはしりと言えるが
名だたる有名シェフがこぞっておいしい、こだわりのバーガーを展開しては話題になっている。
東京でもここ数年、こだわりバーガーが人気なのはその流れなのか、どちらが先なのかは謎。
ハイファッション有名デザイナーがファストファッションH&Mと手を組むように、
ファインレストランがファストフードに参入するというのは、業界違えど同じ流れである。
ブランドとして信頼でき「ワンランク上感」がありつつも、
わたしの手にも届くかも!といった中間地点で歩み寄る。
衣、食、ときたら、住む、滞在、といった観点ではどうだろう。
例えばマンダリンやハイアットといったラグジュアリーホテルがその冠を持ちながら
ちょっといい気分、でいられるようなカプセルホテルやドミトリーを展開したら面白いかもしれない。
他のそれより値は張るが、よくわからないホテルに泊まるよりリーズナブルで、
清潔で、なにより信頼できる。
わたしはサヴァイヴするのにそこそこ逞しくなったとは思うけど、
滞在する場所が綺麗であることに越したことはないし、
リュクスに目を輝かせるミーハー田舎もの女子の資質は充分に持っているので
一人旅好きとしては個人的にそういったものができないかな、と思っている。
ハイとカジュアルが中間地点で歩み寄ること、次は何が生まれるのであろうか。


綺麗、といえば。
わたしの性格といえば公私共に認める、そこそこ適当で大雑把だと思うのだが
それは日本人に多い若干潔癖の人たちから見たわたしであって、
外国人のルームメイトから見たわたしは相当綺麗好き、几帳面らしい。
「本当にあきはってオーガナイズパーソンだよねぇ」と。
オーガナイズとは整頓とか、整理する、といった意味で
人を表す時「几帳面」とかいったニュアンスにも聞こえる。
お部屋や書類を整頓するという意味だけでなく、
友達との集まりのためにレストランを予約したり、
とにかく何にしても「きちんとしている」ことを言うらしい。
(パーティーのオーガナイザー、という場面でよく聞きますね。)
a0028990_427578.jpgアメリカ人のマイケルに「これは、あきはの真骨頂だね。」
と冷凍庫を開けて笑われたのは
わたしの主食、近所のコッサーズビヤリーズのベーグルを二つに割って冷凍してジップロックしているもの。
パン好きの方ならご存知のように、小分けにして冷凍する方法は主流ですよね。この「整理整頓感」が彼らにとっては「見て見て、このジャパニーズ感!」と話題になるほどらしい。まあ、汚いよりいいじゃないか。彼らの事は好きだが、たまに衛生観念の大きな違いにワーッツ!?とまいってしまう事も。「大雑把」のレベルが違う。これじゃ虫を積極的におびき寄せているようなもんじゃよ!!だからといって眼鏡をかけた風紀委員長のように「公の場所は綺麗に使いましょうね」と張り紙するのも馬鹿馬鹿しく(やる寸前だったけどさ)土足文化で育った彼らとはやはり根本的に分かり合えない何かについて深く頷きながら、黙々と誰かしらの皿を洗うのみ。


誰かの常識、わたしにとって非常識。わたしの常識、誰かにとって非常識。
そうして中間地点で歩み寄って、擦り合わせ折合って生きて行くのだ。
マイケルよ、ギターで陽気に唄を披露する前に皿洗おうぜ。
アンサーソングとして皿洗いの唄でもつくって唄おうかなぁ。(←逆にいやみ…!)
by akiha_10 | 2012-05-19 04:35 | NY Journal

ニューヨークジャーナル 106

NY証券取引所の取引開始のオープニングベルの鐘つき台!
a0028990_771052.jpg

と、かの有名な鐘の高台も開放されていたという懐の広さ。
セットみたいやねぇ。

障害を持った児童たちの学校を支援する募金パーティーがNY証券取引書であり、
前回に引き続きお招き頂きました。
チャリティーイベントが取引所で行われることは頻繁らしく、
その内部潜入という貴重さが魅力となって集まりがよく、
なにより、ウォール街で億単位でお金を動かしているファイナンス男たちが主だって主催する当イベント、集まる額もやはりウォール街単位。だいたいイベントをすると一晩で1000万は集まるらしい。
催しのひとつのロッタリーの一等は高級車(これも車会社からイベントに寄贈されたもの)と
おやまぁ!の華やかさでした。


a0028990_794183.jpgパーティーの前に別フロアでオークションがあり、ミュージシャンやスポーツ選手のレアものを競るイベントが。この収益ももちろん寄付。
おもしろいのが、モノだけでなく「機会」もオークションにかけられる。たとえばNYのエキスパートが一日つきっきりで歴史解説とともにNYを周る機会、メッツスタジアム3時間貸し切り、100人友達を呼んでパーティーする機会、一番およよ?と思ったのがNY証券取引所でこの夏インターンする機会。インターンするのにお支払いなのね?授業料?a0028990_7101829.jpg










ああでも、証券マンを目指す方にとっては願ってもない貴重な機会でしょうか。
お孫さんにプレゼント?(超勝手に想像)しそうな白髪のおじさまが200万くらいで落札していかれました…。高いのか安いのかわからん。



a0028990_7113529.jpg

なぜか娯楽のひとつとして?プリクラブースがある…なんだろうこの不思議な取り合わせは…。
プリクラといっても、未だ白黒の証明写真のようなもの。
昨年姉とはじめて挑戦したけども、合図もないあまりに不親切なマシーンで、
キメる前に不意に激写されて以来不信感を募らせている。



a0028990_7135149.jpg

一番愉しいのは来場者の女性のファッションチェック。
今回のイベントはドレスコードがないので証券所の職員も仕事帰りに参加したりと
カジュアルからフォーマルまでわりと幅広かったのですが、
もちろんトロフィーワイフ(成功した男性が褒美として得る、
モデルや女優といった「美しさ」と「若さ」に特化した妻、主に再婚)らしき麗しい女性もちらほら。
一緒に撮った、恰幅のよいご紳士ダン氏が主催者。
彼の周りには人が集まるだろうなぁと思わせる、とてもひょうきんな方です。
週に何本もチャリティーイベントを主催しているらしい。そのパワーたるや!



a0028990_7141994.jpg




はじける人々。


様々なことを体感させて頂ける機会に感謝です。
だから出会いと縁と偶然のNYが大好き!
by akiha_10 | 2012-05-12 07:25 | NY Journal

ニューヨールジャーナル 105

なかなかジャケットを手放せない、油断すると肌寒く感じる日々が続いている。
もう五月だっていうのに。
きっといつの日かを境目に平均15度だった気候から、30度になるんだと思う。
一番好きな18〜25°をスキップして。

a0028990_8222874.jpg


相変わらず、ふらふらと、かつ熱心に近所をディスカバーしている。
友人とブランチにパンケーキを食べにいったZoe Restaurant
レトロな壁紙のせいか、ベルリンを思い出す。
四角いバーウンターがすき。
ここのパンケーキはふわふわというよりは、カリカリタイプ。
ブランチにブラッディマリーかミモザを飲むのがNYブランチの定番。
誰が浸透させたんだろう、どのレストランでも必ずこの二つがブランチドリンクとして愛飲されている。



a0028990_8225695.jpg

いつも気になっていたビール専門店TOP HOP BEER。常時20種類の生ビールを用意している。
お試し四種、好きなビールを少量ずつ試せる。
ベルギービールとアメリカの地ビールを二種ずつ。
気軽な雰囲気で楽しい。とにかくビールに特化しているというエンターテイメント性もいい。
飲食激戦区のマンハッタン、ニューヨーカーの支持を得るには
全部それなり、ではなく特化するということは大事かもしれない。
昨晩行ったミートボール専門店The Meatball Shop が月曜の雨にも関わらず1時間待ちであったように。
そういえば昔渋谷パルコの地下にイドロパットというベルギービール専門店があって、
初めてそれを飲んだ時感動したなぁ。とってもよいお店だったんだけど。



近所はユダヤ人が多く住むエリアなのでコーシャ専門の食品店も多い。
コーシャとはユダヤ教の指導者が製造工程をその目で確かめてユダヤ教の教義に従った安全な食品であるという認定を行い、認定書を発行された食品のこと。
ユダヤ人の中には実際にコーシャしか食べない、と厳しく決めている人も少なくないよう。

ユダヤ人御用達コッサーズのベーグル店もあり、その隣はドーナツプラント本店!
ドーナツプラントが恵比寿撤退した時には愛用していた編集長と嘆いたけども、
編集長!ドーナツプラントが近所だよ!!やっぱり美味しいよ!!
日本進出などでビジネスが拡張したおかげかNY本店もリノベーションして相当綺麗カフェになっているではないか。昔はもっとストイックなドーナツ工房といった感じだったのだが、
日本に持ち込むことによって日本で支持されるセンス(清潔さやデフォルメされた洗練さやお洒落感)
を学んで本国に持ち帰ったというストーリーを想像させる。a0028990_8254261.jpg
そういえば、8年前初めてNYに来た時にコッサーズのベーグルと
ドーナツプラントを買って公園でケミィとランチをしたのを
覚えている。(ちょうどその時→)
今その公園の側に暮らしておるよ。
この地に降りた時直観で「絶対にNYに住む!」と誓ったことが今叶っていて、しみじみ。
8年前の想いが今のわたしを創っていると思うと、
今愉快に悶々としながらも思い続けていることは同じように
時間がかかっても必ず形になるという自信が湧いてくる。




ピラティスがしたくて近所のジムに入ってみた。
ピラティスだけでなく、ヨガやズンバ(踊って燃焼系)、
ボクササイズなど時間帯によって様々なクラスがある。
なかなか希望のピラティスと時間帯が合わないので、
とりあえず空いた時間で色々なクラスにチャレンジしているのだが、とにかくハード!!
初めて体験したボディコアは、さながらブートキャンプ。
インストラクターの厳つい黒人のお兄さんが陽気に超スパルタ。
半分以上が女性の参加者なのだが、
ほふく前進しながら腕立て、間髪入れずにスクワット連発、と筋肉をいじめ抜く。
うつ伏せになった我々に空から振ってくる次なるミッションの
その厳しさに人々は口々に「オーマイガー オーマイガー」と嘆く。
「へイ!!カモーン」と鼻歌まじりにお兄さん、
ホールドする時10数えるうち最後の3から1はカウントが遅くなるというドSのお兄さん。
そして参加者の「みんなで乗り切ろう!」と声を掛け合うドラマから生まれる一体感。
なるほど体育会系の仲間感とか、絆とか、連帯感とか、こういう感じなんだろうなぁ、
身体的に共に戦うことは精神的に共に戦うことなんだ!気持がいいなぁ、なんて思いながら。




a0028990_8232610.jpg
帰り道には膝が笑っており、
このクラスはあまりにも男前で
わたしの限界を越えてるので今後御免被りますが
ヨガにしろ、ピラティスにしろ、とにかくハードです。
竹のように丈夫でしなやかな精神は身体から、
その逆も然り、と心身の連続性を感じていますので、
リフレッシュ兼ね程よく取入れたいと思っています。
ちょっと走ってみたら、マシーンが日本語対応。8カ国語くらい選べるところがとてもニューヨーーーク!!
by akiha_10 | 2012-05-09 08:35 | NY Journal

ニューヨークジャーナル 104

a0028990_5135088.jpg

父が来ていた時にハドソン川クルーズにトライ。
ツーリスティックではあるのですが、コースごはんが付いて
美しい夜景を眺める、というのはとても満足度が高かったです。
どういうわけか写真にしてみると、実際よりもなんだかトレンディ。
ニューヨーク恋物語なかんじやね。


自分でいると自分のことがよくわからないように、
マンハッタンにいると、マンハッタンのその小ささや、美しさが分からない。
たまにこうして引きで眺めてみると、そこに居る当事者を抜け出して、
内側で起こっている熾烈な競争も怒り、口惜しい気持、孤独さえも、
この街の眩い光のひとつひとつは、そういった感情のエネルギーによって発電していて、
つまるところすべて美しいのではないかと、
「海にぽかんと浮かでいる、とある小さな島のおはなし」という童話の裏表紙をそっと閉じる気分になる。
マンハッタンを離れて眺める時、わたし不在、
もしくはわたしを含め、まるで物語の登場人物になったように客観的に見えて、
わたしなりの「違う夜」をいつも感じるのであった。





a0028990_5144399.jpg




外に出てみる。
風になびいて
それらしすぎて
ほらまた、
合成のようなトレンディ感。







お食事の後、船内中央のホールでおもむろにダンスタイムがはじまる。
はじめこそカップルや夫婦のしっとりとしたチークタイムであったが、
DJの選曲も徐々にヒートアップ、最後は若干クラブ状態。
父、「しかし毎晩毎晩よく踊る人たちやね!」
まあ、そういう所に行っているというのもあるけどさ!
カップルも多かったが、クルーズというロマンチックなイベント柄なのか
母娘という組み合わせも多く、母娘共にノリノリに踊っている。
ファンキーなかあさんじゃのう。


a0028990_5151961.jpg
少し酔っぱらってわたしも踊りたくなって、
フロアへ参入。
たまたま仲良くなった二組の母娘と一緒に踊る。
娘たちはわたしと同年代くらいと見た。
一組の母娘はブラジルから来ていて、
母娘共々旦那たちは「お留守番」らしい。
もう一組はアメリカ人で、娘はNY在住、
母は娘に会いにLAから来たそうだ。
お母様の旦那様(娘の父)も一緒に来ていたが、
一緒に踊るのではなく、
ダンスフロアの隅っこのほうで
妻と娘のはじけた姿をおさめる
しおらしいカメラマンと化していた。

わが父がNYでの素行を伺わせる調子に乗った不良娘を激写している横で、
アメリカンの父もまた、娘に「だからフラッシュなしって言ってるじゃん!」と叱咤されながら撮っている。
父、思わず、「どっこも女が強いね…」と船上の哀愁。



a0028990_558923.jpg

その二組の母娘の着こなしがちょうど、よく出来過ぎているシマウマとチーター。
昨晩観たブロードウェイ『ライオンキング』のスピンオフかもしれない。
「シマウマとチーターたちとちょっくら踊ってくるわ!」そんなノリで、草食と肉食の狭間で。
そう、サバンナを生き抜く女たちは逞しいのである。
by akiha_10 | 2012-05-04 05:27 | NY Journal