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page d-276                東京ハント

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物を増やす事は、荷物が増えること。部屋が狭くなること。
NYで身軽哲学が定着したせいか確実に買物が慎重になっている。
いつか使うかな?はずっと使わない、
温度調整、皮膚の保護、などの保健衛生的機能をクリアするもの、
それでいて、いやいやっ、それがたとえなくても(多少寒くたって痛くたってかまわないさ!)
身につけて、観ていてわくわくするもの!感動するもの!
(だいたいこれが強いきっかけになるよね)をガイドラインに掲げ、
基準に満たさないものは無意味!
と、判断はシビアに、より本質的な方向へと鍛錬されているように思います。
(まあ、結局買ってはいるんだけどさ…)


厳選し、心底恋に堕ちた、好きなものだけが仲間入り。
要らない洋服はほとんど処分したので部屋も気持もなんと軽くなったことでしょう!
洋服も好きだけど、最近ますますジュエリーや小物を好む傾向にあります。


イギリスのデザイナー、kirt holmesのスワロフスキーのリボンバングル。
世の中的にはきっとリボンブームの熱は過ぎ去ったと思うのですが、
立体的なリボンに弱くて、ああ、もうかわいい。
この立体リボンシリーズは数年前にパリで購入したフラットシューズとシリーズ化できそうに類似!

カート・ホームズのアクセサリーがとても可愛くて、コスチュームジュエリーのようにおおぶりなんだけど
可憐さも残っていて、「モダンヴィンテージ」というコンセプトにもノックアウト。
ブランドタグのご自身の名前の頭文字が小文字なのも気が合いそう。すごくそのニュアンスわかる。
なんだかわたしは基本的に小文字がいい。


久しぶりにグローブに行ったら
辺一体改装していて、とてもいい雰囲気でわくわく!!
PLANT PLANTというジェリーショップもあって、名前の通り植物からインスパイアされたジェエリーのセンスがよい。キラキラとしたフェミニンさよりも燻してマットになった工業製品のようなハンサムな小物たち。

デザイナーがフィービー・フィロにになってから敬愛してやまない
セリーヌの無駄のないデザインもまるで工業製品みたいで大好きです。
好きだ、フィービー!
このバランスの取り方は、音楽のアレンジやミックスにも似ていると思う。
ハートとか星とかキラキラした乙女ファンシー系ではなく、
もっと無骨で無機質な方向性だとか、その逆もあり。
日々そういったイメージやファッションやお料理に例えて音楽が創りあげられていきます。
お料理も装飾品も音楽も、創作全般に共通する同じ軸があるような気がします。

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グローブで見つけたイル・パピロの紙。
持って帰ることを考えてNYで踏みとどまって断念したものに、
ここにて再会!
本当にこの柄綺麗よね。リバティーに続き、
このマーブル柄がファブリックになってお洋服ができないかなぁ。
絶対に綺麗やと思うんよね。わたしは着るよ。









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そういえば紙もので思い出した、
NYで買ったバースデーカード。
「BIRTHDAY NINJA always cuts a perfect slice」
いや、わかるんやけどね、

これ絶対忍者やなくて、空手家でしょ。
「日本的」ないろいろな情報が完全に錯綜。

そんな間違いにも全く気付かず、
カードを開けると堂々たる文字で
「あなたのバースディに忍びこむ!!」的なことが
ばーんと書いてある。

あくまでも忍者おし。
NINJAでごりおし。





もう一回言っておこう、
コレ、絶対空手やと思う。


きっとこんな感じの逆パターンで、
わたしも間違いだらけの謎の英文字のTシャツを堂々と着ているんだろうなぁ。




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古着屋で見つけたハラコと蝶々のレースの2トーンのバッグ。
目にした瞬間に狂信的なまでの一目惚れだったのですが
モノとして圧倒的な美しさです。美しさを前に人はこれだけ幸せになれるのだな〜ということを実感します。
びっくりしたのが、これはボッテガヴェネタの作品でした。
ボッテガというとあの革を編んだものの印象だったのでびっくり!

イタリア、N°21(ヌメロ ヴェントゥーノ)の靴。
キラキラした「頑張っている」美しい靴が欲しくて買いました。
これはストラップもついてヒールも安定しているし、ショップでぐるぐるぐるぐる歩いた感じでは
ヒールは高くとも実用的な範疇の靴かと思いましたが、
長時間履くと、まぎれもなくデスシューズだよぉ!!いたいよぉ!
もうなんか足のあらゆる方面のもろもろが剥けたよ〜!
でもまた履いちゃうけどさ。負けない!

週末夜中のミートパッキングエリアで、
女の子たちが「靴に殺される!」と叫んでいるのをよく耳にしましたが、
ヒール12cmに700ドルという、金銭、身体的にも身を切った靴を履いて、
女子は色々頑張っているんです。
軽く血の一滴や二滴は流し、軽く皮膚の一枚二枚は剥ぎながら。
(こうやって書いてみると、たいそうサディスティック。)
そんな女たちを逞しく可愛いと思うし、わたしもたまにはそんな自分も楽しんでおきたいのさ!
クラッチには絆創膏、デスシューズを履いて。
by akiha_10 | 2012-02-24 19:01 | Daily thinking

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リーディングドラマ「Re:アール・イー」の主題歌を創っています。

私たちが普段一日一回は見ているのではないかと思うメール返信時の「Re」、
時にはレレレレレレレレ…!と往復が記録的に重なって
いい加減タイトルを代えようかなぁと思うこともあるこの「レ」。
(ん?もはやスマートフォンのメールは件名書かないのかなぁ?)

この「Re」のことを、わたしはReplyやRespondだと思い込んでいて、
ミーティングでも人によって回答がばらばらだよね、などと言っていたのですが
アメリカ人に尋ねたところ皆「Regarding(〜に関して)」だと言っていました。
(しかしReの接頭語自体が「再び〜」という意味があるので、英語圏でも実は定かではないと。)
ほほう!適当に思い込んでいたけどどうやら違う?!そういうのって日常にいっぱいあるんだろうなぁ。


濃密でとっても素敵な作品になりそうなので、劇場で楽しんでいただけたら嬉しいです!

CBGK Premium Stage リーディングドラマ「Re:」(アールイー)
作・演出:土田英夫 
公演日程:3/20(火祝)、3/22(木)、3/24(土)、3/25(日)
会場:CBGKシブゲキ!! (渋谷駅徒歩1分) チケット料金:一般 6500円
出演者:
3/20(火祝)藤木直人×ベッキー
3/22(木)竹中直人×中越典子
3/24(土)古田新太×宮沢りえ
3/25(日)生瀬勝久×仲間由紀恵

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先月訪れた京都で曲をつくりました。
陽がとっくりと落ち、すっかり人通りの少なくなった、
ひんやりとした冷気がまんべんなく石畳に沈む二寧坂をひとり歩きながら口ずさんでいました。
やっぱり京都はいいなあ。
紫野和久傳でおひとりさま「湯葉雑煮」を食べていると、
隣人のなにやらぐつぐつした鍋があまりにも美味しそうでして、
湯葉に続く「ぜんざい鍋」までぺろり完食です。
紅葉形状の生麩さまを増し増しにしたいところ。


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友人の結婚式で唄わせていただきました。
ありがとう。そしておめでとう!
by akiha_10 | 2012-02-08 14:10 | Daily thinking

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シカゴレストラン事情。
もちろん、キッシュまがいのピザだけじゃなかったんよ。
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街の中心地には東京青山を彷彿とさせるような美しく整然と並ぶヒップなレストランがたくさん!
NYはレストランの宝庫だと思うけど、道が綺麗なせいかシカゴのほうが
街全体が沈着していてお行儀がよいイメージ。

PURPLE PIG、紫ぶたちゃんという、店名通りの豚専門レストランに行きました。
ここの店内の可愛らしさといったら!
NYのミートパッキングにありそうなギラギラとしたファンシーなお店も面白いけど、
これはまさにロウアーイーストサイドにありそうな、
カフェの延長の雰囲気で、ごはんはカフェ以上のこだわりがある、空間としては等身大!




その雰囲気の良さにすっかりごきげん!
このお店、豚料理の豊富さもさることながら、
豚料理とマリアージュさせるべく「ワイン」の提案にも力を注いでいる。
そのため、グラスでもたくさんの種類から選ぶことができ
バーカウンターではワインバーとして利用している人も多くいるようです。


a0028990_434260.jpg頂いたのは、ビーツのマリネ(そういえばアメリカではビーツをよく食べる)マスカルポーネ和え、
芽キャベツのフリット、
ほぼ豚の角煮。
はじめて食べて面白かったのが豚の骨髄の空洞部分に溜まった油を掘り出してパンにつけてハーブと召し上がる料理。
バター感覚?こってりと濃厚でおいしい。
こんなところまで食べるんだ!と驚いたけども、
今までわたしがホルモンや魚の内蔵の煮込みや
ロブスターの味噌(忠告されたにも関わらず平らげ、後にその産地のものは身体に有害と判明)
などをもりもりペロリと食べては「ほんとにアリエナイ…」とアメリカンから冷たい視線を浴びていたっけ。
アメリカと比較すると、そのジャンルの多さもさることながら、日本のほうが命を頂く際には放ることなく、豊かな(?)食文化を繰り広げているようです。そうえいばホルモンと呼ぶのは昔はほうるもん(捨てるもん)だったから、という語源は本当なのかなぁ。



店内の壁の黒板には誰かが言ったらしいワインにまつわる格言?がチョークで書き連ねてある。
ワインジャンキーたちのワイン好きをエクスキューズするような理屈っぽさがあっておもしろい。
だってね、だってね、しょうがないじゃん、の正当化。
わたしも大いに賛成するけども!
耽るのにちょうどいいものを。

A man fallen on hard times sold his art collection but kept his wine cellar. When asked why he did not sell his wine, he said, "A man can live without art, but not without culture"
困窮した男は美術品を売ったがワインセラーを売らなかった。なぜだと聞かれこう答えた。
「男は芸術がなくとも生きられるが、文化なしでは生きてはいけない」

What though youth gave love and roses, age still leaves us friends and wine.
青春は愛とバラを与え、年齢は友とワインを残す。

The truth is in the wine.
真実はワインの中に。



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ワインってしあわせ!
「サイドウェイ」が観たくなってきた!
by akiha_10 | 2012-02-01 09:14 | Trunk