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page -19                小物だけでも、春

三寒四温の到来です。
空気はつめたいのに、陽射しが春っぽくて、
どうもダウンや冬素材がしっくりこない事が多いこの頃。







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新しいでかバッグがクローゼットにくわわりました。
わたしはいつも水がないと不安なので
ペットボトルは必須、
歌詞や本、たまに衣装やヨガウェアなどいれると
荷物が膨らむため、
結局一番持つ機会が多い、でかバッグ。






TO&COのでかトートは恋のような追っかけ方をしたバッグです。
去年のクリスマスの福岡ライヴ、リハ終わりにふらっと入ったTO&COで
そのシンプルさにすごく惹かれておりました。
(革のでっかいバッグはいつか欲しかったので)
店員さんと話すと、これは定番でつくっているとのこと。
遅かれ早かれいつかは買うだろうな、と確信したものでした。



しかし。
東京に戻り、年明け青山本店をのぞきにいくと、
TO&COがセール中!(しかも異例の割引率!)
定番だからセールではないだろうな、と辺を見渡すと、、
バッグがない。
定員さんに聞くと、全部売れてしまったと。
さらには、定番が今年から変わるので(もはや定番とは言えないじゃんか…)、
はじめてセールに出し、今後はもうこの型では作らないと。
えー!!はなしがちがうよ〜!!


ますますほすぃい…
大阪に一点だけあるが
セール中で取寄せもできないうえ、取置きも微妙だと言われ、
しょぼん。
夜の246の地面を見つめ歩きながら、ふと気づいた。
「わたし、今月関西、いく!!」



慌てて店に戻って、大阪南船場店の番号を聞いて直談判。
ぜったいぜったい取りに行くので置いておいてください!!と
懇願したところ、とても優しい店員の方で、
遠方からなので特例で、と無理をきいてくださいました。
青山のオサレクール店員とのコントラストもあって、
西のあたたかさにぐっときた夜でした。



京都ライヴが終わって、南船場に取りに行きました。
電話で対応してくださった方が待っていてくださって、
なぜか盛り上がってしまい、
完全にいい気分になって
お調子者のわたしはブーツまで買ってすっかり散財。(ひょっとして戦略的盛り上がり…!!?)
パンやら銘菓やらですでに両手に袋、夜逃げスタイルだったので、
ブーツとバッグは送ってもらったのですが、
店員さんが同封で手紙までくださって、もうなんだか、
世話しないのですがいちいち嬉しかったのです。
TO&CO南船場店、ありがとう。
福岡で恋をし、青山で振られ、大阪で実ったバッグ、
思入れも強いので、長く使っていい味にしたいバッグです。





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最近よく履いているのがメリッサのどピンク。
去年の夏からビニール靴の履きやすさにはまっていますが、
こやつもらくちんです。
去年メリッサ故郷のスペインは目下夏SOLD中、
3000円くらいだったのだ!
いつも洋服は無彩色寄りなので
小物だけでも春っぽく。






しばらくは「足るを知る」でモノを増やさないことを目指したわたしですが、
やっぱり好きなものはドキドキします。周りにあるとワクワクします。
今時ではありませんが、わたしはモノが好きなのです。








所さんの「世田谷ベース」がなんとなく楽しみな最近。
騒音が多く刺激が強いのでテレビは苦手ですが、
ここには人のリズムに合う時間が流れています。
そうだ、あしたはアカデミー賞!
by akiha_10 | 2009-02-22 23:05 | item

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おやつイベント@大阪に来てくださった方、ありがとう!
京都メンバーもたくさん居て嬉しかったです。東京メンバーもありがとう。
本当はもっとMCで喋りたかったです。
だって、おやつ、ですもの!




「いま好きなスイーツはなんですか?」の質問に対して
答えをぎょうさん用意をしとったのに(笑)聞かれんやったから、
この機会に、おやつ特集。(ついこないだ銘菓祭だった気が…)




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今、洋菓子店に行ってあったら必ず買うものは
「パートドフリュイ」です。
フルーツピューレを固めたものなのですが、
甘酸っぱくて大変おいしいフランス菓子です。
昔おばあちゃんちで出るとしょんぼりしていた
ゼリー菓子にも似ていますが、
この菓子はばあちゃん菓子と似ていながら
紙一重のバランスでおいしいと感じるものです。
ギリギリが感動を生むのです。
わたしは札幌の「べんべや」のパートドフリュイで目覚めました!
おいしいのがあれば是非隊長にご一報を。





昨年冬のパリのサロンドショコラでもパートドフリュイを買いました。
フランス菓子は(マカロンなども)甘い、と言われますが、
わたしはベリー、パッション系だとかなり大丈夫です。
(チョコやキャラメル系はくどいのですが)
上はフランボワーズとマンゴー味。




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本場ボルドーよりやってきたカヌレもチェックしましたよ!
よくシェリュイを通ると子供買い(1つとか…)するのですが
ほとんど味は変わりませんでした(!)。
大阪のフェッタンボンボンもだいすき!!
(買いに行ってくれた方もいたみたいで、本当にありがとう!)
ボンボンのカヌレは、しっとりより、カリっと感が強くて
先月はじめて食べたとき新しい衝撃でした。
あの一口サイズが完全に罠です。







そうだ、 ちょっと逸れますが、京都ライヴで話した
生麩三昧(むし養い)コースは「半兵衛麩」というお店です。
終始むっちりしておいしいよ。
アンケートで質問いただいていました、遅くなってごめんね。





洋菓子店にはいるとショートケーキかロールケーキが
ダントツ気になるのですが、
ここ何年か大好きなのは恵比寿の「ラ・プレシェーズ」のショートです。
広尾に本店がありますが、広尾にはショートケーキは置いていないのです。
いろいろと凝ったケーキも愉しいのですが、
シンプルに生クリームとスポンジが美味しいものが好きです。
あのプチサイズが完全に二個目を欲させる罠です。

他にはアイスケーキのズコットや、ラムがたっぷり染み込んだサヴァランなども、
メニューにあるとわたしを嬉しく悩ませます。




わたし自身食いしんぼうだし、なにより生活の中の「食べる」幸せの追求に情熱があるので、
やはり音楽と食と空間、で面白いことがしたいなあと思うのです。
いつか、少なめの人数で、レストランを貸し切って、
ライヴ&アフタヌーンティー(焼きたてパンサンドとプチケーキ)つきお喋り会やるぞ…
などと妄想をしながら東京に戻りました。
色々と頑張ならければならないのですが…夢はおおきくね!










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イベントの司会をしてくださった
FM802の内田絢子さんと、
感覚やら好きなモノがかなり似ていて、
打ち上げで女子高生並に盛り上がりました。
モノ編では基礎化粧品や香水や財布、
H.P.FRANCEアイテムまで
酷似していて、好きなモノ当てっこしては
おおいに盛り上がりました。



感覚においては、
「気分いい鏡」について一致したときは腹筋がちぎれそうでした。
男性には理解されなかったのですが、
女性のみなさん!
いい照明の化粧室、ありますよね?(デパートとかホテルとか)
やたら顔の発色がよかったり陰影がつくマジックミラー。
その勘違いがささやかに幸せだよね、そして、その化粧室にあえて寄るよね、
という話で盛り上がったのでした。
女性は「ささやか」を何気に集めているのですよ。
内田さん、、またマニアックなツボを語りましょう。
内田さんトークはFM802、土日の5時〜7時、「WEEKEND A-GO-GO」で聞けるようです。
ぜひ。
by akiha_10 | 2009-02-17 20:44 | Daily thinking

page i-18             バッグマニア!

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母はバッグが大好き。
母の口癖は「ちょっとそこまで持っていくのにいいでしょ?」
といかにもそのバッグは頻繁に登場することを約束するかのような、
その買い物をいかにもカジュアルに、肯定的に見せかける台詞。
こうして「ちょっとバッグ」が増え続け、
父に「もう一生ぶんあるね」と言われてもなお、
かわいいバッグを発見した時にはウズウズするのである。


そしてわたしもまた、小物好きである。
洋服以上に、帽子とバッグ、巻物にとても弱い。
靴は現在ややクールダウン気味ですが、
小物はいくつあっても愉しい。



先日、仲良くしていただいている岡本さんにフリマに誘っていただきました。
もう何度も言っているのですが、お二人のセンスがとてもツボなのです。
奥様の敬子さんのスタイリングも大好きで、
それはそれはもう何年も前から母にも熱く語っていた。
エレガントなのにざっくりしていたり、
(お話するようになった今、それはお人柄から醸し出るものだなあと思うのだが)
エスニックだったり、素材感がおもしろかったり。
そしてお二人とも「旅のにおい」がぷんっぷんするのだ。
「モノ」が持つ背景含め、それらと接触するのが大好きで
また、大事にしていらっしゃるのが伝わります。
おなじみのカフェでお二人にお会いするだけで(見るだけで)ワクワクしたものです。



そんな岡本マルシェ、わたしが興奮しないわけがなく、
また強く参加希望だった母も興奮しないわけがなく(母はやはりバッグコーナーに直行)、
瓜生母娘、なんと7つ(!)のバッグを敬子さんから親戚価格で譲ってもらいました…。
そして母娘で取り合い(笑)
ぜんぶ可愛い。ありがとうございます!!
しかもそのひとつは、むかし何度か購入を迷ったkateカゴのオレンジ!
こおどりこおどり!!
「プレイマウンテン」の中原さんから譲ってもらった木をくりぬいた器も購入。
かわいいなあ。










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「カゴ番長」の敬子さんには到底及びませんが、
わたしも母もカゴバッグ好きです。
コロンとしたまるっこいのか、
おもいっきりでっかいのが特に好き。
まだカゴが出始めのころPAULE KAのカゴバッグを
母と折半してシェアしようかと(結構高かったので)
よくふたりで会議をしたものです。
しかも2、3年続けて毎年(今年こそ…どうしようか??と)。
そうしているうちに手頃で可愛いカゴも増えたように思います。
この冬のヒットはファーつきカゴバッグ。
カゴは夏だけのものかと思いきや、今やオールシーズンですぞ。





わたしが好きそうな服を集めて「うりゅうさん袋」なるものまで用意していただいていて、
もう…なんか…涙…。セレクトされたものは、もれなく大好きなものばかりでした。
うれしかったなあ。









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譲ってもらったものは
ほぼカゴバッグだったため、荷物はでっかくなり、
夜逃げスタイルで原宿を歩く母娘。
「とりあえず落ちつこうや!」と興奮冷めやらぬ中、
カフェアンセーニュダングルでカプチーノとクロックムッシュという、
なんとなく春樹っぽいランチで心を落ち着けた。
ここのカプチーノはコーヒーベースですが
オレンジピールがはいっていてすごく好きです。
気持ちよく晴れていて、本当に喜び一杯の日だった。
by akiha_10 | 2009-02-11 00:09 | item

page d-134              煩悩めぐり

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京都にて、大徳寺に立ち寄った。
大徳寺と言いましても、中の敷地はかなり広い。
どこに入ろうかと迷っていたところ、
「十字架の庭」と呼ばれる閑眠庭が目に止まった。

「十字架」というと、
ほとんどなんの意味も持たずにロザリオをつけてみたり、
MIZUKIのクロスのネックレスをつけたてみたり、
と、その程度の距離感だったのだが、ある時お近づきになった。






というのも、
クロワッサンの仏語綴りは、てっきりcroixssantかと思いこんでいて、
したがって、うちのクロワさんはcroixさんだと思っていた。
が、クロワッサンの正解はcroissant。
とはいえ字体的にはcroixのが可愛いくておさまりがよくてよいわ、
と思っていて、これで通そうとしていた。
その勘違いしていた「croix」がフランス語でいう「十字架」の意味。
まさかのあのヘッポコ「croixさん」に、偶然掛詞的な深みがでてきて、
こじつけ半分としても、面白くなったのだ。



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十字架というと急に厳かになるわけだが、
そのシンボル的な意味よりも、
ふたつの線が交わっている、というところに着目したい。
それは人や時間の交差であり、「出逢い」の記号。
十字架という形を、交差点に見立てて、
たくさん人と出会って、
気持ちや感性が交差しますようにという意味を
「croixさん」の名前に込めておこう。











話は長くなったのですが、
「十字架の庭」に目がいったのはそういう事があったのもあって。

閑眠庭(という名もきれいで好き)がある端峯院へ。
靴をぬいで、靴下越しに伝わった冷やい感触が背筋をしゃんとさせた。
枯山水を目の前にして、ひとりたたずむ。
目を閉じて耳をすませた。
その建物に他の人の気配がなかった。
ああ…リアルひとり。
うわあ。なんて贅沢な孤独。



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どこに座ろうかしらね、、
浮いた心を元ある場所に戻そうととりあえず座る。
十字架を形作っている7つの石を眺めた。

脳の中に同じ庭のミニチュア版を造ってみた。
そして煩悩を表すという石を同じく7つ置いて、
その具体的内容について考えた。
あのそびえ立った石は、パン欲でしょ、
一番でっかいのは笑いたい欲でしょ……
あのまるっこいのは、バッグ欲でしょ、
そういえば今季のアニヤハインドマーチの
ナイロンバッグかわええなあ…
ポンドが安いうちにロンドンの友人にたのんで…





はっ!!「無」になれない!!
白砂の幾何学模様は、心がぶれていると線がぶれるらしいが、
その時わたしは、ぼんやりとした見かけであったにも関わらず、
実は思考フル回転で、脳内庭はヨレヨレ枯山水だったわけです。













「わたしと欲」について考えることが
頻繁に移動中やひとりお茶中の時間つぶしになるのですが、
そのテーマについては学生時代、頻繁に親友と語ったものです。(ヒマ)
悲しみや苦しみを観察する訓練をしている時に
頻繁に「すべての苦しみは欲から」と言っていた彼女の言葉が印象的です。(仏陀の言葉です)
ふたりでお茶をしていると、結局「人の闇、その根源にある欲望」、
その話になって、声のトーンを落とすわけです。


外で話す際、
社会に出ていない温室学生が、いかにも内容ありげに話している姿とういうものは、
たまに周りを不快にさせるだろうなあと思いつつも
こういう事を掘り下げて話すことで、
知識や考え方による「苦しみ、悲しみ」への防御線を紡いでいたような気がします。
こうしてわたしは頭でっかちになって、
現在、実践編なわけです。スケルツォを目指してね。
by akiha_10 | 2009-02-08 20:57 | Daily thinking

page s-33                     銘菓まつり

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おいしい和菓子をいっぱい知りたい!
(何度もいうけど、食べたい<知りたい、なんよ…)
京都に詳しいmocoさんに教えてもらって
和菓子まつりin京都。
まず、今宮神社近くのかざりやの「あぶり餅」。
ひとりイートイン。
その名の通り、餅をあぶって、
それを白味噌タレで食べます。
なんておいしいんだ。
隣のカップルがふたりで「三人前っ!」と言っていて、
「欲張りさん…」と思っていたら、
全然いけてしまうのね、おいしいのね、もっと食べたいのね。









いやいや、あくまでも知りたがりや、
ここだけでお腹を膨らますわけにはいきません。





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続いては大徳寺近く、松屋藤兵衛の「味噌松風」。
これは初めての菓子!
カステラみたいで、でもカステラの上部分が味噌味です。
ぼそっとしてるんだけど、なんかハミハミする食感、これだいぶ好き!
甘さとしょっぱさの絶妙な組み合わせ、
北のロイズチョコポテト、西の味噌松前、
甘辛横綱に認定です。


続きまして、
北野天満宮、澤屋の「粟餅」。
毎年冬になると一度は神楽坂の紀ノ善や神田の竹むらの
粟ぜんざいを食べる。
あのプチプチ、もちもち感、
餅はもともと好きだが、粟餅になるとより素敵。
この粟餅、マネージャーもお土産にしたのだが、大好評だったらしい。
こし餡は甘すぎずなめらか、きな粉(のほうが好き)の
開けたときにちょっと湿っている具合が逆にぐっときた。
濃いめのお茶をいれる。





新幹線の出発時間までも貪欲に研究は続き、
(京都駅のお土産コーナーがまたアツイ)
すべりこみで買ったのが三條若狭屋の「ちご餅」。
白味噌を求肥で包んでいます。
…間違いないでしょ。おいしくないわけがないでしょ。




もろもろを両手いっぱいいっぱいに抱えて帰りました。
当分の間、断パン断もち、しようかと思うほどたらふくでしたが、
これからも追求します。まだいっぱい知りたいです。




そして。
関西ラブ熱が届いたのか、菓子熱が届いたのか、
すばらしいタイミングで、再び来週末ライヴをしに大阪に舞い戻ります!
しかも菓子まつり。
その名も
e sweets LIVE〜おやつの時間ですよ“LIVE BounD!in Osaka”です。
おやつも出るライヴらしいよ。わたしも出るかな、おやつ…
今回も弾き語りでまいります。
おやつを目の前に、わたしもすっかりリラックス、ニヤニヤしていると思うので、
遊びに来てくださいね。

2月15日(日)
会場:心斎橋Clib jungle
開場/開演 14:00/15:00 
前売/当日 ¥2,500/¥3,000(ドリンク別 税込)


今思い出すと、中高生のころバレンタインでつくったものは
抹茶のフィナンシェや、きなこのマカロン、小豆パウンドだったりして
やっぱり和ものが好きやったんやねぇ、と思い返す。
by akiha_10 | 2009-02-06 00:55 | Stomach

page f-14               ディカプーまつり

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銘菓まつりに行く前に、ブレイク。





最近偶然たて続けにディカプリオを見ました。
一瞬「レオ様」とか書こうとした自分に、
照れた。


ひとつは「ワールドオブライズ」、
これはまあ、何気なく入ったのに
視覚的にヘビーで(拷問とかね…)
コーラとポップコーンが似合わない映画でした。
内容は骨太でしたが、いかんせん恐くて指の隙間から見た次第です。



そして、今回すごく印象的だったのが
「レボリューショナリーロード  燃え尽きるまで」。
このサブタイトルにつっこまずにはいられなかったのですが、
(そこは大人になって)
心に黒い石ころを落としていく映画でした。
「アメリカンビューティー」のサム・メンデス監督。








はっきりいって、地味で暗い。


しかし、色褪せたパステルカラーを多用したファッションや
全体的に彩度の低い映像、
コードを微妙に変えながら、すくっと佇む音楽、
それらが丁寧に丁寧に、
紡がれていったような上質な手触りがあります。
実際はダークな出来事が重なるのですが、
後味としては、
なにも事件の起きないクラシック音楽を聴いたような。




心に印象的に残ったシーンがふたつありました。
静かな朝食風景と、おわりのシーン。
ところどころに散らばっている脇役の
表情から汲み取れる、嫉妬や安堵や見栄。

絵と空気感、で残る映画はわたしにとっていい映画です。





自分自身への期待は
自分を高めるものであリますが、
同時に自分を苦しめるものでもあります。
ずうずうしいことながら、
「ペテルブルグの夏」にケイト・ウィンスレットを重ねたのです。








今更ながら、
やっぱりディカプリオはいい演技をするんだな、とファンになりました。



「虚しさは誰でも感じることができるが、絶望を感じるには勇気がいる」
と言う台詞をこころの中で寝かしている。





ちょっと一杯飲みながら話したい、という気分に。
そうえいばキャシーベイツもクロエの香りくらい最近よく出くわす。
ひさしぶりによかった。
by akiha_10 | 2009-02-01 00:30 | film