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page m-14  マンスリークロワさん  2まきめ

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今月のクロワさんのライバル
窯だしピッツァ@ミラノ ガリバルディ
by akiha_10 | 2006-07-31 22:55 | monthly

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ローマ行きの便で、a0028990_223189.jpg
キャメレオンのオブジェをつくってくださった
作家のキョウコさんに偶然ばったり会いました。
イタリア人の旦那様と、
生まれてまもないベビー(とても可愛い!)と里帰りだそう。
まあ偶然!とはしゃいだ。
出発の少し前、決勝進出を決めたイタリア。
もちろんそんな事態はサプライズ。
航空券を握りしめて、
まあ偶然!とはしゃいだ。





わたしはなぜか、
旅中に、グッドタイミングと遭遇することが多い。
アメリカで友人母娘とばったり会ったり、
ラッキーなことに、イベントやセール時期にも、重なる。
(無意識に重ねてたりして)
ありがたいです。




7月9日、わたしはケミィとフィレンツェにいました。
日が暮れるにつれて、なんだか街はそわそわしてきます。
近くのバール(飲み屋みたいなところ)にでも行ってみようよ!
というわたしのヤングな発言も、
「もみくちゃは、やぁよ」というケミィの保守で大人な意見でばっさり却下。
つまらん。
でも、女ふたりで乱闘に巻き込まれたら悲劇よね。
といい子になって、おとなしくホテルで観ることに。



そんな中、ホテルの中庭をはさんで向いのアパートの住人が、
キックオフが迫るにつれて、騒ぎだしている様子に気付く。
バルコニーに出てみると、
ものすごい爆音の音楽と、奇声と、爆竹で、
決勝の興奮を味わうのには充分すぎるほどのから騒ぎを演出してくれている。
なんかこわいけど、なんか愉しそうなイタリア人やね!
ライオンを檻の外からながめるような部外者意識で、
その盛り上がりのおこぼれだけ、調子よく頂戴する。
試合中も、わたしたちの興奮のアップダウンに合わせて、
いい具合に騒いでくださる。
臨場感あるねー…と、絡まれない程度にチラチラっとライオン観察もこまめに。
だんだん、先読みもできてくるのです。
「爆竹くるよ、くるよ、ほらきた!」という具合に。



でも。ハーフタイムになるころには、
身を乗り出していた身体も、
なんかベッドにびろーんとなってきて、
横のケミィも半目になっていて、
えっ。興奮はどこへ?というかんじ。
そんなわたしも、目がしおしお。
爆竹はもういいよ、わかったよ。
後半戦、妙に大人しいふたり。
えっ。ケミィ…ねてる…
ただ騒ぎたいだけの、祭り好き(紛れもないニワカ)、ここにあらわる。
「バールに行きたい」ヤング発言は一体どこへ…。
お昼、歩き回った疲れがね。
それに、わたしもケミィも、
思えばそんなに知らなかった…サッカー。
サッカー大好きな友達は、このラッキーなタイミングを享受するのに、
うりゅうにはもったいない!と嘆いておりましたが、
確かに、手にあまる感じです。



フリーキックになって、突然むくっと起きて感情移入するケミィ。
もう、観てられない!とものすごいハラハラしているようですけど、
さっきまで、寝てて、実際に観てなかったですよ、あなた。
優勝が決まった瞬間、
イタリア中が震える。
ふたりは、いかにも今までずっと熱く見届けてきたかのように、
あーよかったね、ほんとよかったね、と頷く。
なにがよかったかは、よく分からないけども、何度も頷いた。
貴重なタイミングで、優勝国に居るというラッキーは思い出です。
ケミィはイタリア優勝セールとかせんのかね、
とホークス優勝セールのノリで言っていました。



アパートの住人は狂ったように高らかに奇声をあげております。
シャンパンのコルクが、ぷしゅーっ!と跳ぶような騒ぎ。
バルコニーから見えた駅のほうの道は、フェスタ状態。
街中歓喜で湧いている様子が、見てとれる。
首都ローマの大広場チルコマッシモに集まった人々が中継で映し出され、
歓びでもみくちゃになっていた。
昨晩はちょうどローマで、
このだだっぴろい広場に大型スクリーンが設置されている現場を見たところ。
しかし、本当におめでとう!
そして、タイミングにありがとう!






窓を閉めても筒抜けになる、
興奮と歓喜にくるまって、
今日は、もう、おとなしく寝る。
イタリア優勝セールしないのかしらね…。
また鳴ったっ
おやすみ。















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おはよう。
朝食ビュッフェはパン天国。だいすき。


クロワさん…
by akiha_10 | 2006-07-30 01:05 | Trunk

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うんしょ。
ケミィに下を支えてもらいながらスーツケースを引きずりあげる。
狭い列車入口で高さのある階段を荷物とともに登るのは
なかなかの力仕事である。
この荷物さえ身軽になれば、もっともっと行動範囲が広がると思うのだけど。
口に合わなかったら心配よ、
とフリーズドライのお米やら味噌汁やらをたんまり詰め込むケミィ。
なんだかんだで帰りには、空であった片面のケースも
モノで埋まってしまうわたし。
女の子やしね、ガサガサはいやよ、
と硬水対策に保湿液だとかトリートメントだとか、
普段より気合がの入った用心深さでパッキング。
どうにも荷物は膨らむ一方。
いつかは…、と憧れるバックパッカーの夢はだいぶ遠い。
バックパッカーとは、
最低限の荷物で持たざる旅人、まさにその日を生きる、
ストイックで崇高なイメージなのである。




欲にまみれた、いやらしい御荷物の置場を確保したところで、
ふぅーっと座席についた。
予想通りに列車は遅れるようよ。
そう、ここはイタリア。
こちらものんびり構える。
イタリアの時間ののんびり具合は、
ヨーロッパ随一の印象にあるが、
そんな気質も嫌いではなかったりする。
なるようになる、なるようにしかならない。
持ちつ持たれつ、他人も尊重、自分も尊重。
とても自己中心的に聞こえるけれども、
みんながこうして生きていると、
誰かのせいにしたりすることが極力少ない。
自由と甘えもある代わりに、自己責任がある。
たとえば極端に組織や仕組みを信頼しすぎて、当たり前だと思ってしまうと、
まさかの場合の受け入れ下手になる。
必ず時刻どおりに動くと思い込んだり、
必ずシステムその通りに動くものだと思い込んだり、
とにかく極端に思い込むと、許せないことも多くなる。
絶対ないなんて、ありえない。
システマティックに人も社会も動くほど、またそれに頼るほど、
予定不調和や矛盾を受け入れなくなる。
日々、風向きは変わる、地球もまわる、自然も人も生まれては朽ちていく。
単調、不変なものなど、どこにもないのに。









だからこそ、できる限りでは、
自分が立っている時間を生きたいな、と思うのです。
ローマでひやかしに入ったハイブランドのブティックでさえ、
お客を追い出し、スタッフはランチタイム。
そして、なかなか開けない。
なんと潔い自分主役のお国柄。
競争も売上げも、ある一面からみるととってもとっても重要だけども、
またある一面からみると、
ランチタイムのオシャベリもひとつの重要な価値観。
たとえ一見消極的な環境でさえも、先回りして、
自分がそこに生きているようにしたい。
そうしないと、もったいない。
人生きっと短いもんね。
わたし、ほんとに時間に貪欲ね(本音をいえば楽しいことにとても貪欲!)
と改めて思うのです。






さっきから、ちょうど斜め前に座っている女の子と目が合っています。
東洋人が珍しいのかな、
にんまりしたら、はにかみながら、にんまりしてくれました。
お互いに照れちゃうね。
家族とトランプをはじめて間中、
頻繁にチラチラ目が合うので、
ヒミツのにんまりコンタクトはしばらく続く。
言葉がお互いにわからなくても、
微笑みあうだけで、なんか優しい空気が流れるね。
記念に写真を撮ってもいい?と聞くと、女の子はこっくりと頷きました。
自然にしててね、と言ってみましたが、逆に緊張の面持ち。
わかる、無意識を意識、ってできないもんね。
それはどうやっても、意識だもの。







列車の30分遅刻により、
悪びれのジュースがもらえるらしいとの情報を得る。
ジュース配給場所は9両も前の、食堂車らしい。
しばしめんどいマンと取っ組み合い、
しかしこの汗ばむ気候、冷たいの飲みたいよ!と立ち上がってみました。
で、進んでみたものの、すみませんすみませんと、
人を掻き分けて行くのは結構大変なのです(通路にも人が座っているものだから!)。
なんだか気分が負けて、2両目でひきもどった。
未収得の様子に、ケミィは戦いに敗れた者を見るかのように見る。
つめたい。
そこで、5分停車する大きい駅でホームをダッシュしようかなどと作戦をたてたけれども、
ジュース一本でうっかり乗り遅れる
マヌケかつ爆笑な事態(やりかねないので)を想定して、やめといた。






いーもん…お水、持ってるもんね。
朝から持参していたペットボトルを
ごそごそバッグから取り出す。
むむむ…思っていたよりかは、、、、
ぬるいではないか!
これは、
真夏の車に置きっぱなしのペットボトル…
あの、もやっとした車内のにおい…




回想にもうちょっとで蝉の声が登場するところ。
ひらけたのは、フィレンツェの景色。
トランプ疲れでオヤスミ中の女の子を起こさぬよう、
そっとその場を離れる。
ケミィ、まずは、冷水飲もーや。

灼熱のイタリア、列車で北上する。






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ありついた水。
ひやいっ!
by akiha_10 | 2006-07-26 16:58 | Trunk

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昨日ライヴに来てくださった方、ありがとございました。a0028990_12435622.jpg
たのしかったあ。
気持が変わっていけているのも、
唄えることも、
スタッフと、支えてくれる大事な人たち、
なにより聴いてくださる方の、本当に、おかげです。
それから、いつか伝えたかった、
お手紙を書いてくださる方も、ほんとに嬉しいです。
ありがとうございます。





昨日、友達に頂いたお花。
青いバラ。
開発したの?塗ったの?こんなん初めて見たよ、綺麗ねえ。
テーマはアデージョ(艶女)らしい、ほう。
色合いがね、まるで架空に咲く花、アンリアル。
うっとり。




唄った後、ギターの円山さんと、スタッフと、ごはん。
ちょっと喋りすぎていました、もう。
「情熱的な人はいいよね」と、
あたかも自分はクールな視点でいるようでいて、
そんなわたしが昨晩は一番、情熱大陸だったのではないかと…。
すみません…気持が、なんか嬉しかったのよ。
飲み過ぎです、食べ過ぎです、笑いすぎです、でも今日という日に悔いはなし!
昨日のわたしはなかったことで、、、ふふふ。
聴いてくれてありがとう^^





夏はレコーディングをしようと思っています。
新しいのを、楽しみしとってね。

その前に、お引っ越しをして、旅をして。
なのよ。
すこしバタバタなので、また7月の後半に書きますね^^
梅雨明け、夏風邪などに気をつけてくださいませ。
ま、た、ね。
by akiha_10 | 2006-07-05 13:04 | Daily thinking

page d-31  before singing  7.04

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フランスのフレグランスメーカー、
GILLES DEWAVRINのフレグランスキャンドル。
調合の組み合わせが面白い。
今お気に入りの香りは、
トマトとバジルとカシスを混ぜたという、
ちょっと変わったもの。
想像しにくいけど、
爽やかでキレのある香り。
寝る前にこれを灯して、
コロコロしながらちょっと映画を観る時間が、
最近の、至福。








ひとーつひとつはそうでもなくても、
混じるとまるで別のものになって、
抜群に素晴らしくなるものってある。
お料理とかもね。
薬味とか、スパイスとか、ちょこっとで、ほんとおいしいもんね。
カレーなんて、まざればまざるほど、コクがでる。
それから、DNAも混じれば、混じるほど、
オトコマエ、ビジンさんが生まれると聞きます(ほんと?)
たしかにハーフは昔から羨望の対象、キレイさんよね。
ということは、クオーター×クオーターは、最強?
カステラ持って福岡を周遊したポルトガル人とか、
遠い先祖にいないかしら!!
しかし、「わたし、32分の1、混血なのよ」とかになると、
だいぶからみづらい。





今日はセッションリハをしました。
ひとりの自由もいいけれど、奏であう楽しさもいい。
混ぜる音、重ねる音は、料理みたい。
ひと皿のイメージディッシュを、それぞれが
主役になったり、スパイスになったりして調理する。
だんだんと、瞬時に全体のお皿を見れるように、なれますように。
母と同じレシピでつくったカレーでも、
なぜか今は同じ味にはできないように。
ちょっとした加減とか、波長とか、息とか、
そういうところ、つかみたい、
すこしずつ、すこしずつ。





孤独あっての、誰かと交わる喜び。

緑あって、より一層際立つ、トマトの赤。

暗闇にこそ、キャンドルの揺らぎは、映える。

対極を見よ。
by akiha_10 | 2006-07-03 21:38 | Daily thinking