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page t-11 香港を食いつくせ その2

やっぱりアジアンスイーツ。
とにかくマンゴー!

足早に駆け込んだ「糖朝」本店。
やっぱり基本は、おさえとかなね。
やはり名店、なんとも活気がある。
自分でメニューリストに印をつけるシステムは、本店オリジナルだったのね。
どれも、おいしそう…
相変わらず優柔不断にさせるラインナップに悩みながら、ふといろいろなことが思い出された。

何年か前、「糖朝」が青山に初上陸したとき、行列を避けて平日に行ったことがある。
偶然グルメ番組の収録をやっていたのだが、私達のテーブルの側にテレビの撮影隊がやってきて、
かなり近くで「食べている様子」を撮られた。
普段食べている時って、隙だらけのよう気がする。リラックスしてるからね。
意識するとぎこちなくって、いつもの3分の1のおちょぼ口で飯を運んだ。
わざとらしく頷いてみたり。
「普通に食べて下さい」とか言われる。無駄な小芝居はいらなかったようだ。
あれはお茶の間に流れたのか。いや、カットね。

どん。
大きなマンゴー豆腐花がテーブルに置かれる音で頭が香港に戻った。a0028990_14504194.jpg
煙がモクモクしている演出も(ドライアイス?)、豪華に見えてよい。
「ようこそ香港」みたいなかんじでね。
豆腐花もマンゴープリンも美味しいのだけど、
実はここの胡桃汁粉が好きな私。
やっぱり和風甘味系の近くにいるやつが好きなのかしら。
はじめの一口にサプライズはないんだけど、飲めば飲むほど味わい深いのです。
白玉をトッピングすると、さらによし。


なんといっても本日はスイーツの日。a0028990_1451312.jpg
お茶で少し胃を休めよう。
そうそうレストランで必ず運ばれるお茶が、ほんとに美味しかった。
プーアルやジャスミンは食事とよく合っていて、
ここならお酒もあまり欲さないのかなと思った。


マンゴースペシャルという皿には
マンゴーフルーツ、マンゴープリン、マンゴーアイス、ココナッツアイスa0028990_1452538.jpg
それに美容効果抜群と言われる(またもや気休め)ツバメの巣が夢の共演。
スペシャルスイーツも、ここ香港ではスペシャルプライス。

いわゆるデパートの地下のフードコートをまわってみたが、
これがまた普通に美味しそうじゃないか。
食いつくすなんて、あまいね…
友人と降参を認めながらマンゴータピオカをすする。
ストローの先でタピオカを狙いながら。


その晩、足ツボマッサージで「胃のツボ」で滲む汗に耐える。
リラックスとは無縁のがまん大会。東洋医学は正直なのだ。
次回、香港ナイトのラストスパート。
by akiha_10 | 2005-02-22 15:08 | Trunk

page t-10 香港を食いつくせ その1

おいしい中華、食べたいね〜と香港に飛んで行く。

空港から九龍までの道のり。
ノスタルジックなネオンと、そびえ建つ薄っぺらいビルを横目に、
「何からいきますかね、うふふ」と腹の具合を友人と探る。
花より団子とは、まさに私達のことだ。

結果から言えば、入ったところ全部美味しかった。
口に合うというのもあるが、これだけ、もれなく感動したのは初めて。
安くて美味しい。アジアンパワー、おそるべし。

さて、荷物を置いて早速街へ繰り出す。
本も持っていたけど、鼻をきかせて直感で入ることにした。
入口がガラス張りになっていて、オープンキッチン。
料理人の手作業が見えてほかほか系の煙がのぼっていく大衆食堂。うん、魅力的。
ちらほら並んで待っている人も居たので、そこに決めた。
地元の人に愛されている店のようだ。
会社帰りの者や、家族で訪れる者で賑やか。
メニューは豊富でお手ごろ。
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特徴的だったのが麺類。
麺は5種類の中から選び、お汁も選べるというもの。
粉の違いで、風味はもちろん、身体への効能などが違うよう。
以前、古代米を原料とするラーメンを食べて、とても好きだったが、
噛めば噛む程…という粉系が大好きな私には嬉しい。
「美容と健康に良い」という文句に弱い単純な私達は、説明書きを見て同時にそれを指差す。
食いつくそうと意気込んで来ているところで、そんなのは、もはや気休め。
ピリ辛鶏スープにしたが、私にとってはピリどころではなかったので、麺を中心に食す。
素朴な風味が噛む程に広がって、満足。


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そうそう、24時間のフランチャイズのお粥店だって、美味しいのだ。
揚げパンを浸して食べるのだが、これもまた合う。
朝食として食べたが意外に揚げパンがいけるので、
「ヘルシーかヘルシーじゃないかよくわかんないね、これ。」と
つっこみながらもペロリといける味。

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北京ダックは私のリクエスト。
あの、甘辛い味が好きなのね。
日本だと、高級中華のイメージだけど、手頃にたっぷり出てきたのが嬉しい。
駄菓子の蒲焼きさんみたいに、ペラペラじゃなくて、厚くてパリパリなのさ。

次のお腹の空き具合を待ちながら、問屋街を歩く。
キッチュな小物もかわいいし、夜景も素敵だけど。
大きなお買い物は今回はなしだし…。
香港は「食べたり、食べたり、食べたりだよ。」と聞いていたけど、ほんとだ。
すっかりフードファイターと化した旅は続く。
ちょっと胃薬…そうまでしても、闘志だけは確かなのである(なんの!?)。
by akiha_10 | 2005-02-15 21:08 | Trunk

page d-11  わがままトラベラー

もうさ、旅人になりたいよ。
         
たまに呟いてみるが、旅人なんてなれないことは、自分が一番よく分かっている。
競争社会からいち抜けして、いろんなものを見てまわりたいな、と思うことは常。
しかし、たいして戦ってもいないのに、そういう私は単なる現実逃避系の怠け者なんです。
よくよく分かってるよ。
それに、今日はあれが食べたい、これが着たい、こういう環境に住みたいなんて
イメージに没頭する私は、トランクひとつの旅人と対極にあるのです。
欲望から解放されたいと思い、旅人にでもなれたらと憧れたりするのだけど。

健全な欲望は向上心として働いてくれるし、生きたい欲なしに息はできないと思う。
でも、溢れ過ぎた物と情報が、過剰な欲をポコポコ産む。
何日か、電波の届かない海外で一人で過ごすと「別になにもいらない」と思う。
でも、ここ日本では、人間の欲望がうまく渦巻く仕組みになっているから、
その気持をキープすることは相当に難しい。
そんな渦巻きに踊らされるまいという旅人マインドを持った自分と、
踊らされてしまえ、という欲望に開き直る自分との、
その狭間で生きている私がいる。心は、いったりきたり。そして欲望優勢に留まる。
物より思い出といいながら、物欲を全く捨て切れてない、いつものあれです。

だから、旅好きだからといって、誰一人自分を知らない所を渡り歩き、
全てを自分の中で落としこむなんて、全然できない。
あの国に行ったら、あれを食べて、これを買って、とベタ三昧を楽しみ、
帰国後「あれがね、これがね、」とまだまだ言いたいのです。

a0028990_16192149.jpg要するに、わがままトラベラー。
煩悩ばかりの自分にがっかりよ。

渦巻きに上手く乗るには、バランスが大切。
健全な欲望を程よく叶えること、日常を愛すること。
これがなかなか、むつかしいけどね。

いつか真の旅人になれるかしら。
スキあらば旅、わがままトラベラーはやめられない。
by akiha_10 | 2005-02-08 16:43 | Daily thinking

page i-8 ストーリーを生きる小物たち

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usagiumaの展示会に遊びにゆく。
usagiumaの小物を見ると、どんなにマニッシュな気分でも、
思わず「わぁ、かわいい」とこぼしてしまう。
女度100%で満たしてくれる小物だ。

usagiumaとの出逢いは、数年前に遡る。
お気に入りのギャラリーショップguild room。
よく駆け寄って眺めていたのがusagiumaの作品だった。なにかピピピと感じるものがあったのね。

いろんな色や、いろんな模様の端切れを使って表現されるusagiuma。
それは祖母が着なくなった着物や紋付を切り取って、
バックや帽子にリメイクしているのと似ている。
しかしなんだろね、usagiumaの小物にはストーリーがある。
小物が出来上がって、展示、販売されている姿は決して完成形ではない。
それは、誰かが大事にしていたものを、蚤の市で譲ってもらったかのような感覚。
セカンドハンズの古着や小物を買った時に感じる、「どんな人が持ってたのかな。」という感覚。
味わい深い小物は、また誰かの宝物になって、その人と共に新たな ストーリーを刻むのです。

さて、usagiumaの作家さんで、仲良くさせていただいているキョウコさんは
実物キャメレオンの母でもあります。あの、アルバムの最初に出てるやつね。
私のヘンテコな絵と抽象的な説明を、見事3Dにしてくれました。
同じくusagiumaの作家さん、真帆さんの創るコサージュはどれをとってもかわいい。全部集めたくなるよ。

お招ばれした、去年のクリスマス持ち寄りパーティー。
素敵なキョウコさん夫妻宅に集まったメンバーで、何年ぶりかのプレゼント交換をした。
ツリーを囲んで、ひとりひとり開封しては「わぁ。かわいい〜」とひたすらガーリータイムに浸りました。
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私も、かわいいものをずっと「かわいい〜」と言ってる大人になるもんね。



素敵なオーナー、あやさんと
そこに集まるストーリーのある小物たち。
優しい陽射しが降り注ぐよ@guild room
by akiha_10 | 2005-02-01 16:37 | item