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page d-5 渦巻きターミナル2

ターミナルは人間交差点
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空港のロビー。一本映画が撮れそうだ。
ちょうど、映画「Love actually」のオープニングの感じ。
抱き合って別れを惜しむ人、希望と期待をいっぱい顔に浮かべた人、
両親の心配そうな表情、いつまでも恋人の後姿を見つめる彼。
様々な人間模様。

以前よく利用していた小さな飛行場では、機内から、屋上で見送る人がよく見えた。
飛行場もちっさいから、飛行機との距離も近い。人の表情まで、二重の小窓からちゃんと見える。
私はいつもそれを見ては、それぞれの人々のストーリーを想像してみた。
誰に見送られるわけでもない私は、ある老夫婦が悲しげに手を振る姿を見て、
自分のことのかのように涙ぐんでみた。
飛行場は感情交差点だね。

そんな私、少しの間、仲良しケミィと旅に行ってまいります。空港でまたストーリーを膨らませよう。

旅路の話は、また、次のページで。
by akiha_10 | 2004-07-29 21:39 | Daily thinking

page d-4 のりもの大好き

実は私、乗り物が好き。
鉄道マニアだったり、車が趣味だったり、というわけではなく、
乗り物に乗って景色を眺めつつ、ゆらりと揺られるのが好き。ウトウトなったりしながらね。
鈍行列車の旅とかも憧れるな。

遠足とかでも、行きのバスが終わったら、もう半分終わったようなもんだよ。
帰りはガイドさんの囁きボイスと、倦怠感がバス中を支配してるし、
やっぱり今日のお菓子を見せあいっこしたりする、希望に満ちた行きのバスは最高。

出張の多い父親を見ながら、私も出張がいっぱい出来る仕事をしようと思った。
「いいね、おとうさんは新幹線でいっぱい寝れて。」と言っていた。
は!
私は乗り物が好きなんじゃなくて、「乗り物の中で寝ること」が好きなんだ!!
そうかそうか。あはは。

昨日の大阪行きの新幹線でも、
「名古屋あたりでスジャータアイスを味わおう」などと計画していたものの、
爆睡。やっぱり。

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大阪で、自分が音楽で参加しているお芝居を観てきた。

役者さん、スタッフの皆様、観てくださった方々、
感謝しています。
ひとつのものを多くの人と時間をかけて創りあげて、
そのイベント自体はいつか終わってしまう、
「祭の後」は、なんだかせつない。

どうか、人の心に残りますように。
by akiha_10 | 2004-07-29 21:17 | Daily thinking

page d-3 渦巻きターミナル

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交通機関の集中しているところは
人間交差点。
多くの人がひとりひとりの
今日のプランを頭に描きながら、
足早に去って行く。

電車、地下鉄、大都会の駅は、みんな競歩だ。
人の間をサッと抜けて、さらに急ぐ。
急に立ち止まったりなんかしたら、高速道路走行中の車の急停車みたいなもので、
人間玉突き事故が起こる。大ヒンシュク、舌打ち混じり。

もし歩いている人の頭の上に、頭で考えていることとか気分が映る、
ココロ雲が浮かんでいたら。
そう、モクモクッと。

朝の新宿は、きっと、どんより雲多し。
昼時の大手町は積乱雲。積もりに積もる。まだ積もる。
夕方六時の渋谷は、夕立後の、雲からうっすら光が差し込む感じ。
夜の新橋は、澄み切った雲と、グレーに支配された雲が行き交う。
終電後の新宿は、台風前みたいな、あの気だるい雲に覆われる。


だから、駅は感情交差点。
通過点だけど、すごいパワーが渦巻いている。

険しいあのヒトも、にやけてるあのヒトも、親指運動ばかりのあのヒトも、
みんなここを通り過ぎて、それぞれの、今日の気まぐれココロ雲を浮かべる。
by akiha_10 | 2004-07-21 23:13 | Daily thinking

page a-2  絵本

a0028990_3531.jpg好きな絵本はなんだろう?
ある時そんな話になった。

小さい頃、私の家には
たくさんの絵本があった。
だいたい手に取る本は決まってくるんだけど。

「ぐりとぐら」の最後のホットケーキは、
どんな味がするんだろう?って想像したし、
「おしいれのぼうけん」では、ねずみ婆さんが出るシーンで毎回耳に手をやった。
こわいんだもん。
「はらぺこあおむし」では仕掛けの穴に指を入れてみたりもした。

でも。私がひとりっきりで頻繁に眺めていた本は…
なにを隠そう、「カラスのパン屋さん」!!
あーあ。やっぱりパンか。

カラスの一家がパン屋を経営しているお話なんだけど、
いっぱーいパンの種類が出てくるんだ!
オーソドックスなパンはもちろん、うさぎパンとかパンダパンとか、愛くるしいパンがページ一面に描かれているページを、いつもひろげて見ていた。蛇パンは正直ちょっと恐かった。なぜか触れなかった。
こわいんだもん。

私はとてもパンが好き…        はっ!
これは一種のパン・マインドコントーロールだね!

絵本はとても好きだった。どんどん想像は膨らむし、
自分の頭の中では、オリジナルムービーになっていたから。

三匹のがらがらどんが月夜の晩、吊り橋を渡る音も、すごく鮮明に聴こえていた。
トロルの、地を這うような声も。
by akiha_10 | 2004-07-19 03:51 | Art

page i-3 なりきるための小道具

何にしても、その気になるための小道具は重要。
ここでいう小道具は、つまりは雰囲気を盛り上げるための服だったり、
持ち物だったり、空間を演出する家具や照明(大道具!?)。音楽もね。

形(外見)から入る、ってミーハーみたいだけど、結構大切。
スポーツをする時、それらしくウェアを着なきゃ、戦闘モードにはならないし
スーツを着たらやっぱりビシッてなる。
医者や看護士みたいな専門的な職業の服そうは、
シンボルマークみたいな役割にもなっている。
それはスパイダーマンと同じで、「よし、今からスパイダーマン!」
てな感じで外側から内側のテンションを上げていると思う。
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 ここ数年、私の周りでは「モノより思い出」という言葉が合い言葉になっている。私自身引っ越しの回数が多く、その度に大量のモノを捨てる経験があり、モノの果無さを毎回痛感している。
どんなに大切なモノでも、あっちの世界には持っていけないし。
 というわけで、大切なお金はやっぱり経験(旅行とか、楽しい食事とか、文化的活動)に使いたいね、という話でまとまるのだけど、そう単純にはいかない。
やっぱり、その経験をより楽しむために、盛り上げるためには小道具が欲しくなるわけで。
だって女の子だもん

・やっぱりかわいいスーツケースが欲しい(非実用的なレザーとかの)
・楽しい食事には、ちょっといいバッグを持つとさらに楽しいらしい
・コンサートにはワンピースがよく似合う
と、想像の中でどんどん膨らますのです。


欲張りなわたし。        
by akiha_10 | 2004-07-18 06:23 | item

page s-4  幻のピッツェリア

a0028990_2227.jpg人は限定に弱い

私もそのひとり。
特に冬限定のチョコとか、気になる。
コンビニで一回横目に流してスルーして
また戻ってみたりもする
お菓子陳列常連の某タケノコとか、
コアラとか、なんか枝みたいなやつとかが、
抹茶味とか、キャラメル味とかにトライしてるのを見ると
時代の波にがんばってついていこう感があって
なんか気になる。
がんばれ!

一日限定25食のピッツァがあるという
イタリア人並にピッツァを食したと豪語する食通ピッツァマニアも
日本で一番おいしいと言ったらしい

平日の午後、食通ケミィと中目黒へ繰り出した。ピッツッリアは小道にあって、
雰囲気的にまだ26人目の客ではないらしい。
店内は、アメリカンなかんじ。ピザなのに。
運ばれてきたのは、具はシンプル(とまと、チーズ、バジル)で
まわりのパンがいかにもサックリなかんじ。
食べてみて、もちろん味も申し分ないんだけれど、パン生地が、とっても
モチモチ!!薄生地だから、もたつく感じものなくて、サクモチっ!てゆうかんじ。ケミィと共にむしゃむしゃ頬張った。

趣味でパンも作るケミィは
ポンデなんちゃらっていうパン(←もっちりしたパン)と
同じ粉を生地に入れてるのかな、
なんて言ってたな。

人は限定に弱い
けど、一生のうちで食べられる量なんてたかがしれてる
そう考えたら、毎食ごとに、限定なのかも
今日作ったお味噌汁と全く同じものは食べれないし、
牛乳だって、鶏だって、牛丼だってこの先わからない

限定に気付いて慌てるより、
今、毎食を、有り難くいただこう
by akiha_10 | 2004-07-16 02:23 | Stomach

page a-1 おじいちゃんのアトリエ

a0028990_204030.jpg強い雨や風が吹くと心配になるような
家につなげて作られた木造の部屋。
それがいつ作られたかは知らないけれど
おそらくオリジナル増改築。

屋根は低く薄暗い
大きな木の机と、雑然と置いてある作品
何やら布に覆われて、こんもりとした物体達

憧れたのは、引き出しの中の様々な道具
描くものが、細いのから太いのまで揃っていて、
削るものが、鋭いのから平らなものが並んでいて、
紙の色も質も様々で、あらゆる素材が所狭しと詰まっている

手を伸ばせばすぐに取れて、好きなものに囲まれて…
きっとそこはおじいちゃんのオアシス
いろんな柄の色紙を、使うわけでもなくただ集めて、
上から三つめの引き出しに色別に入れて、眺めては満足していた私と似てる。

そして、おじいちゃんはコモる。
『あれ、おじいちゃんは?』ってなった時は、大抵ここにいる。
ひょっこり覗くと、それにほとんど気付かず無心に作業を続ける。
テトテト…と机まで寄っても、ほとんど喋らず作業を続ける。
『出来てからのお楽しみ…』と、しゃがれた声で言ってたような、
多分、そんなかんじ

なんと言ってもおじいちゃんの得意分野は『チラシアート』

そう、作品の半分くらいの素材は、新聞に折り込んできた、広告チラシ。
チラシはカラフルだから、普通の色紙じゃ出せない風合いを表現できる。
その中でも、安っちい感じのザラザラ紙より、テカテカ光ったチラシ(蜜柑とか食べるときに敷くやつ)の方が勝負紙なんだろうな、と子どもながらに感じていた。確か、色別、質感別に分けて机に置いてあった。

なにはともあれ、おじいちゃんはその頃既にエコアーチストだったわけだ。

綿棒雛人形、チラシ鞠、カラフルアルバムー旅路のチケット添え、本日の薬袋。
おじいちゃんは、幼少のころの私の専属ノッポさんだったわけだが、
それらのネタをどこから収集していたのかは謎である。

大人になった今、やっとおじいちゃんのアーチスト魂に気付いたが、
当時は幼い私も、周りの人もそんなに気に留めてはなかった。
「また、そんなのこしらえて!」と逆につっこまれていたおじいちゃん。

でもねおじいちゃん、芸術家はいつ芸術家になるか分からないもの。
かの芸術家達は眠りについて何十年後、あんなに評価されたんだから。

創り続けたことは決して無意味ではなく、気付かない所で、誰かの心に残り、影響を与えているのです。
やっぱり心地よい評価を、すぐに人は期待するけど、そんなの構わず、ただひたすら夢中に創り続けるーこんなおじいちゃんは天性の芸術家だったのかもね。
by akiha_10 | 2004-07-07 20:41 | Art

page i-2 何を運びましょう?

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おっきなバッグは安心する
自分の道具がいっぱい入ってるから

でも。ちっさなバッグにすると、それだけよくよく考える
なにが要るのか、なにが要らないのか
‘あったら便利、は要らないもの’
シンプルにするって難しい

カメラさえ入らなかったものだから
肉眼カメラで残すほかない

ちっさくするほど、道具から解き放たれて、
自分の『必要』が見えてくる

無くていいものは山ほど
でも。安心を、おっきなバッグで運ぶのです
荷物上手に、なりたいです。
by akiha_10 | 2004-07-07 19:02 | item