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帰ってまいりました!

結果から申し上げますと、
パリに着いたものの
初日夜から
風邪をひいてパリではほとんど寝込んでおわり…

という完璧なオチつきで、
この度の旅、終了。

どーん!!




それでも初日はパリで6日からはじまったお目当てのソルド(セール)に繰り出し、
あまりのかわいさ、安さに鼻血を出しそうなくらい興奮しておりました。
やばいやばい!!
憧れのハイブランドも(買わないにしても)
清水の舞台から「うさぎ飛び」くらいで買える!!
この「可能性」があるだけでも、ぐっと買物が楽しくなる。




なにもないのに全てが在るような
砂漠と星空 から
もう既にたくさん在るのにもっと、もっと、欲しい
煩悩の世界 へ

旅の予定を立てながら
この振れ幅はいったいなんでしょうね、
と空と煩の狭間で考える。


いっそ砂嵐とともに煩悩が飛ばされないじゃろうかと
(意外とかなり寒い)砂漠の夜に
身を置いてみたが
ああ、やっぱりふかふかベッドがいいな、とか、
先ほどの、原住民の微妙すぎるスープは一体何味?
おなかすいた…、とか
おふろはいりたい…とか、
砂漠を構成する砂粒量に負けないほどの煩悩が
さらさらと積もり、
まるで砂時計の山のように、
静かに、でも、順調に、確実に、
欲望の砂丘を高く高くしていくばかりなのです。



そしてパリで、この有様。
前からよくよく存じ上げていましたけれども、
この自分の、世俗的なさま、たら。

わたしはとても欲張りだという自覚があるのですが
それと同じくらい罪の意識が裏っかわにベロンと張りついておりまして、
油断するとくらーく葛藤します。

「洋服とかご飯とか、なんか、お洒落なかんじ」
に救われる単純な自分を愛おしく想い、
同時にその浅はかさを、軽蔑の目で見つめているのです。


しかし、
この空と煩のシーソーゲームこそ、
まさに「生きている」醍醐味なのかな、
なんて
パリ菌と戦いながら想ったのでした。



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結果的には、ほとんどパリでは動けず、
超不完全燃焼。心残り。(そこに煩悩あり)
まあ、そういった意味では、今回
パリで精力的に煩悩の生成と解放、が
許されなかったことは何かのお達しかも。

もし「空煩サンド」という空と煩という
クラッカーにわたしが挟まれた
ビスコ的菓子があるならば
クラッカーをわったとき、
べたっと、空のほうにわたしが
へばりついてる、
そんなかんじ。




フランスの風邪はフランスの薬じゃないと
やっつけられないときがある、
と聞いて在住の日本人の方から
お勧めされた薬。
こんなとこまで、デザインがかわいくなあい??
と一人鼻を真っ赤にしながらちょっと感動。








アラビアントラベルの結末として、
この風邪、
外はパリ。
ベッドの中でふつふつと笑いがこみあげてきて、
心底、「おびごど!(お見事!)」と
呟いたのだった。
フランス風邪は気のせいか、
重い。
しんどかった。




今は元気です。
さあ仕事だ。
by akiha_10 | 2010-01-14 18:06 | Trunk
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