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page t-86         その街は芳しい   <うみの日々> 

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南仏で一番行きたかったところ、
グラースに到着。
カンヌから1ユーロバスでむかったが、
開けていた窓から、なにやらいい香りが。
通り過ぎる標識にはGrasseの文字。
くんくん。
グラースが近づくにつれ、
あら、いい香りがしてくる。



グラースは天然香料の産地として栄え、
多くの調香師を輩出してきた香水の世界的産地。
あのシャネルの「No5」もグラース生まれ、
そして映画「パフューム」の舞台でもありました。





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街を歩いているだけでな優雅な気分だ。
ふんふんふんっだ。
街に香水の雨が降った後のような、
ふわっとした香りがずっと続く。
この街で洗濯を干したら幸せやなぁ…モウソウ。
ネイチャーな景色が多かったこの旅、
グラースの国際香水博物館は
人為的につくられたモノのなかで一番興奮した場所。
香水工場で実際に使用される機械や、
香水製法の器具などが展示されており、
なんといっても、
アンティークの香水ビンのコレクションに小躍り!!
むかしの香水瓶の形とラベルのデザインは鉄板の素敵さ。
「Try me」といわんばかりに誘惑するラベル、
視覚的にも嗅覚的にも、側に居たいと思わせる、それがよい香水なんでしょうね。




コレクションの展示の方法も、またニクい。
こんなピンクのロッカー、できすぎよ。ずるいよ。




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最上階には実際に栽培している
ハーブやお花を匂うことができます。
くんくん。
一通り、におう。
直角。







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もうね、街全体がいい香りなので、
お鼻の中にお花が咲いたような感じで、香りの識別が困難なんよ。
「なんか、におう…!」と、ざっくりした感想に。
におうって…、いい香りでもなぜかネガティブ。

その後フラゴナール香水博物館に行って、
フラゴナールのトワレを購入。
もうようわからんくなった鼻は信用ならんやったので、
ミニボトルのセットにしました。
フラゴナールのオリジナルのお洋服が意外や意外、
かわいく手頃で、大好きな朱色ワンピースを買いました。









ニースでバスを降りても
どこからともなく、ふわふわと香るわたし。
うわ!!街の空気を連れて帰ったんや。
と思ったら
寝る前にフラゴナールで積極的にテスターをふりまいた自分を思い出した。
いやいや、街の空気が身体に染み込んだはずじゃ、とその記憶に目を瞑った。



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by akiha_10 | 2009-07-20 23:59 | Trunk
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