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page t-59  地球裏バージョン  9_a0028990_2185220.jpg小麦ファンクラブのみなさん、
お待たせしました!!
小麦レポートよ。
アルゼンチンからのトランジット、
どうせどこかのUSAで乗り継ぎならば
NYでストップオーバーしよう!
ということに。
ベーグル…パンケーキ…わっふる…ふふふ
アイラブ小麦!!
さっそく第一弾、ロウアーイーストサイドにある
クリントンストリート
ベイキングカンパニー&レストラン。
ふ、ふ、ふ(ふつふつと喜びが)








なにやらニューヨーカーベスト1に
選ばれたというブルーベリーパンケーキ!!
ちらっとキッチンで焼いているところを目撃したところ、
パンケーキを焼く時にブルーベリーを生地に
たくさん落としている。
したがって、
食べる時に、 ブルーベリーのじゅわっとした果汁が
スイートな生地に爽やかなアクセント、となるわけです。
うん、おいしい。
これ、三枚重ねてあるけど、
崩して食べちゃだめ、ミルフィーユ式で食べるのがおいしい。
むにゅってなるのがおいしい。
ボリューム満点です。







page t-59  地球裏バージョン  9_a0028990_2192430.jpgおやおや。
メニューにフライドグリーントマトがあるではないか。
page55にも書いたように、
映画「フライドグリーントマト」が好きなものの、
ずっと気になっていた、
フライドグリーントマトって??(映画のレストランでもでてくるのね)
やったやった、食べてみようや。
と、いうことで運ばれて来たのがこれ。
トマト揚げ?
いやいや、これが意外に美味しい。
完熟でないトマトにパン粉をまぶして…
ディップするサワークリームのようなものがよく合う。
気が済んだ。








さて、NYに来た目的は小麦研究と、
もうひとつ、
どうしてもどうしてもBlossom Dearyのライヴが観たかった。
ブロッサムディアリーは大好きなアーティスト。
キャンディーのような音符が紡ぐピアノと
コケティッシュなボーカル、
主に唄っていたのが
都会的なNYとアンニュイ気分のフランスというだけあって
ヨーロピアンだが粋、そのスマート感が、
まさに両土地の空気を吸っていたというかんじ。
しかも、ずーっとジャズバーなどで唄い続けて、ただいま80歳こえる。
わたしの憧れです。
ここ近年の週末はずっとそこで唄っているという
NYのジャズバーに突撃訪問。
ウェブがうまく開けないと思っていたら、
バーはなんと閉店したんだそう!!
もうかなしくってかなしくって、肩を落として
隣のバーに入って聞いてみた。
他のところで唄っていないか尋ねると、
「ブロッサムのことはよく知ってるよ(声は通販のイメージ)、
彼女はもうおばあさんだからね、
身体のこともあってもうパフォーマンスはしていないんだよ、はっはっは」
だって。
あーあ、あーあ。
ちょっと遅かった。
実践しているけれども、
やりたい、やらなきゃは、
すぐ踏み出すべし。
今度とお化けは出た事なし!








ということで、突撃でビレッジバンガードに。
今夜はトリオのジャズ。
ピアノ、ウッドベース、ドラム。
渋いおじいちゃんバンド。
おやじジャズって、もう、それだけで格好いい。
撫でるようなタッチで穏やかな音は
78歳ピアノマンの人柄のように。
とにかくとにかく
「NO MUSIC NO LIFE」の姿に胸を打たれるのだ。
ちびちびと飲みながら、
永遠に奏でていたい音楽に身を委ねて、
リハをしている3人を想像した。
縦横無尽に遊び回る音達と
時折まじる低く深みのある笑い声が、
酸いも甘いも
「生きるのもそう悪くないよ」と、
生きる、その醍醐味を魅せているような気がした。
今夜はちょっと酔いたい気分なのだ。




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by akiha_10 | 2007-07-26 21:30
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