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page d-72   シュミレートオカン

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舞台「東京タワー」を観た。
劇中歌を担当させていただいている。
小倉で育ったわたしとしては、
九州の人柄やその土地の空気、
地方育ちから見た、
夢と挫折が地下鉄の網目のように重なり合う、
東京の孤独が、とてもよくわかる。

登場人物にブーブおばちゃんという人がいて(オカンの親戚)
これがまた、ほんとに、
こんなひと親戚に居た居た!!というキャラなのだ。
とりあえず、せわしなく喋り、
こちらが回答する前に、
おばちゃんひとりで解決したりする。
ひとりごとが漏れまくっている。
こちらは、先ほどからずっと
長縄に上手く入れない状態で、
そのうちジョイントを諦めて、
そのまま回答を呑み込むしかない。



なぜかわたしは、オカンに投影していた。
自分がつらいのは我慢できるけど、
子どもがつらいのは我慢ができない、と
友達のおばちゃんは言っていたけれど、
母の愛情ってすごいね。
母は海やね。

わたしはシュミレートする。
子どもを育てることになったら色々と混乱しそうだ。
人は、どの立場からモノをいうかで、
まったくその意見が違ってくるからだ。
それは、ひとりの人が何役もこなしているからであり、
たとえば、ひとりの人間としては、それに賛成できるけど、
母としてはそれは賛成できない、という状況。
わたしは小さいころに、
「大人になったら見るノート」というのを書いていた。
これは、母や父に怒られたときに、
なんで子どもの気持ちをわかってくれんの!!
と、ぷーっと頬を膨らしながら、引き出しの奥からノートを取り出す。
この気持ちは大人になったらわからんくなるんや!!おおごとおおごと!!
と思い、憤りの勢いにまかせ、箇条書きにしていた。

夜遅くにチューチュー棒(凍らせた棒)を食べちゃだめと言わない。お母さんは食べよるのに!!
よそはよそ、うちはうち、と言わない。
駄菓子だって、ネルネルネールネだって、堂々とたべたい。
(身体にあまりよくなさそうなお菓子は禁止されていたので、こっそり食べてたのね)
内容はそんな具合である。

今は正直、親の気持ちもわかる。
ネバーランドに入場拒否される日も近いのだろうか。
わたしはきっと、
ああ、わかるわかる、これしたいよね、これしたくないよね、
と自分に重ねながらも、
舌をペロっと出しながら、
こら、だめでしょ!と言っていることでしょう。
そして、子どもに厳しくするたびに、わたしは本音ノートを書く。
そのノートは子どもが孫を産んだら、あげることにしよう。(遠い目)




と、
魅力的なオカンを観たところで
わたしがもし母になったら…?
という妄想で話が進みました。
母は偉大です。








初演は北九州だったので、
久しぶりに福岡に行きました。
頻繁に行っていた小倉のタイ料理、モジョタイで
念願のランチ。グリーンカレー。
ここのココナッツアイスはやっぱり一番好き。
天神界隈で友達や知り合いと飲んでいると、
やっぱり落ち着くなあと思いました。
飲み屋にもやはり、
ブーブおばちゃんがいた。
「ビールね?チューハイね?なんねなんね?飲むと飲まんと?ま〜あ、みんな若かね〜」
と。

四方八方みんな同じ方言を喋っていて(当たり前だけど)、
久しぶりに行くと、ちょっと嬉しくなります。
いつか絶対福岡でライブします!




あさって10日は渋谷O-CLESTでライブ。
また会おうね!
by akiha_10 | 2007-07-09 00:32 | Daily thinking
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