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page t-49    スコールに打たれて





お久しぶりです。
みなさんお元気でしょうか。
五月、
連休はリハをしたり
レコーディングをしたり。
そしてGWをずらし、
少しの間、
ホーチミンを旅していました。






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今回は友人、リリコと一緒。
リリコとは、
かわいい、きれい、おいしいの採集をテーマに、
ふたり揃うとなかなかいい感じに、
おんなのこ、になる。
そして、昔から意図せずして
持ち物がよくかぶっている。
わたしたち気持ちわるいね、と、
何度言い合ったか、
それほど趣味嗜好が似ているようです。
そんなわけで、
かわいいベトナム雑貨とアジアンフードにフォーカス!
と、それらしくうかれていたわけですが。





想像以上に
街の様子に心がどーんと持っていかれて、
ただただきゃっきゃっと、
おんなのこ、に徹しきれなかったのも事実。
思っていたよりも、
ああ、ここで確かに、遠くない過去、
戦争が起こっていたんだなあという
実感が、びしびしと突き刺さっていた。
なんといおうか、
戦争が、アルバムにはいっておらず、
まだ、ちょっと昔の新聞、くらいに近い。
車道は舗装しているものの、
歩道は結構きびしい。
きらびやかなシェラトンホテルがそびえ建ち、
そのすぐ裏では、現地民が外にテーブルならべて
フォーをすすっているのだから、
歩いている背後から、
「違和感」がつきまとってくる。
昼をまたぐときの突然のスコールは、
雑誌が特集していたような、
「イメージのホーチミン」を
いったん、すべて流してしまったたようだ。
途上国に免疫がなかったからでしょうか、
自分にとっては、
この感情はとても新しかったのです。










卸しの市場にむかう。
巨大な市場のなか、ひしめく露店。
上から下まで、バッグや靴、布や食材がぎっしり
つまっていた。
長く狭い路地を抜けた時には、
じっとりと汗ばみ、
色を見過ぎて目眩がしそうだった。
とてもお得なのに、決めきらない。
いつも、気分やパッケージ込みで
買い物をしているんだなぁ…。
プライスをかけた、プライスレスを購入していたのだ。
心温まる、もてなしといおうか、
過剰サービスといおうか、
そんなものに、
当たり前のように浸って育った、
軟弱なわたし。






趣味だけにおさまらず、性格もかぶっているのか、
リリコとわたしはふたりしてぬけている。
お馬鹿な計算間違いでベトナムコーヒー豆をぼったくられ、
気持ちも身体も少々砕ける。
よくない風が吹きよる!!
と、
中心部のカフェで、とりあえず落ち着くことにしました。
そう、カフェ、なんてところも、
いるのは、ほぼ欧米人と日本人だけなんですよね。
外を見て、自分を見る、
本当に勉強になります。
心の波動を整理したところで、
よし、それはそうこれはこれ、
とりあえず、おいしいものいこう!
と気持ちを入れ替える。






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スコールのあと、雲の切れ目から、
ひかり、一筋、
すかっとしない、雨季の心に、ひかり、一筋。




気持ち起こして、
つぎは、たべもの特集。
by akiha_10 | 2007-05-13 22:40 | Trunk
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