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page d-62     おめしもの予報より






すくなくとも、空は、春らしい(推定)。
二月だったのか、と、
宇宙の視点より、
まるで毛利さんがのぞいた窓から、
地球をふと心配する。







もう3年以上通うパン屋に、
素敵なご夫婦がいらしゃる。
年齢はひとまわりくらい上だろうか、
朝10時から11時くらいの間に会う。
ご夫婦は、いつも同じ飲み物をたのみ、
クロワッサンや、シンプルなパンを
だいたい、外の見える席で、ゆっくりと食べる。
時計を見ない過ごし方に、
なにやってる人なんだろう、と
友人とはずむ、おばちゃんな会話はおいといて。
わたしはこのご夫婦と会うのが、
ひそかに楽しみ。
まだかな、まだかな、今日は来ないかしら、と思っている。
というのも、奥様がとてもファッショニスタ。
レトロサングラスが似合う、キュートで凛とした奥様に寄り添うのは、
とても優しそうな旦那様、
非常にバランスがよいなあと、
見たかんじ、そう思うのだ。
見ているだけで、ほんわか幸せをおすそわけしてもらえる。
奥様は流行のものを着ているというよりかは、
自分に似合うものを着ている。
余裕があって、シンプルで、楽しんで着ている。
わたしの好きな傾向、というのもあるが、
センスがいいなあ、といつも感動する。
はっとする美人や、スタイルのいい人も、
いいなあ〜と目を細めるけども、
自分の似合うものを知っている人は、
知性もくわわってか、とても尊敬します。
今日、あんまし人と会わんしねー、と
うっかり怠け気味のおしゃれボルテージも
思い出したかのように、火おこし火おこし。






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1年前くらいに、
「いつも素敵なおめしものですね」と
すこし、話す機会があった。
それ以来、タイミングが合うと目で挨拶をするようになりました。
これは、いつも同じ時間、同じ車両に乗る、あの人、
みたいな距離感で。
そして、おめしものチェック。
ああ、さすが…
と思ったのは、誰よりもはやい薄手のトレンチコートを着てきた先週。
Lepettoのゴールドのバレーシューズに、
まったく同じゴールドカラーのグローブを合わせたお洒落具合には、
クロワッサンを落としそうになるほどため息。











そうか、今日は、春らしい。
外に出ると早朝の冷えは飛んでいた。
風のつめたさは残るが、しかし空は、春らしい。
奥様の、明るくまとめた色づかいは
「ひまわり」より感度のいい季節予報であった。
冬は本気を出さぬまま、
このまま、まるめこまれるのだろうか。







a0028990_3262455.jpg中目黒の中国茶専門店「岩茶房」に行きました。
ケミィに教わった時から、
場所が変わっていた。
新しく移転した裏路地の一軒家は、
お茶を、ごゆるりとすするのに、
以前にもまして素敵空間。
しかし、実はここの麻婆豆腐も美味しいのです。
山椒をいっぱいかけてね。
花巻、だとか、小龍包、だとか、
ちっちゃいのもオーダーしていると、
にぎやかなテーブルに。
隣では、「このお茶の香りはだね」
とくすぐったい茶器の音と粋な会話が奏でられており、
人間指数より、アニマル指数が高いわれわれは、
少々申し訳なくなったのでした。
次回は、ぜひ、人間度数をあげてね、お茶のむよ。











ライヴします。
12日、「o-crest」
28日、「o-west」
あそびにきてね!
by akiha_10 | 2007-02-10 00:48 | Daily thinking
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