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マクドの色のトーンが落ちると、そこは京都。a0028990_20141148.jpg
「あと二つ上がって、西入る。」
碁盤の道になり、
ピグミンの助手席ナビもなめらかになる。

どうも京都に来ると、人間とか心といった、
ちょっとこむつかしい事を哲学的に考えたくなるのね。
それは歴史ある街並が、脳までトリップさせるのか、
もしかして、なにかそうさせる波動が渦巻いているのか。

龍安寺の石庭は、説明的でないのがいいよね。
その庭と石がなにをあらわしているのか、
どう見えるのか。
国や宗教で、その解釈はさまざまらしいのです。
しかし、グループごとに解釈が違うというより、
もっと小さいレベル、
個人の感覚や経験、その時の環境や心理状況で
見え方が違うといったほうがより正確な気がします。
それは、昔触れた映画や音楽が、すこし経ってみると
また全く違ったものに見えたり、
違うところで感動したりすることと同じで。
どちらが正解ということでもなく、優劣もないのです。
だって、あの頃は分からなかった事が分かるようになって、
あの頃可笑しくて仕方なかったことで、もうそんなに笑えないのだから。

15個配置された石は、どこから眺めても一つだけ見えない。
石は煩悩とか、自分をつくっているものとか、そんなふうにも見える。
庭の枠組みは、人生とか、身体といったとこ?
欲とか自分のこととか(ましてや他人のこととか!)把握しきれているようで、
その把握できている、また把握したいという想いこそがすでに欲であって、
それでは見えていた14個も、所詮は欲でできた小さい箱庭で見えていた幻想にすぎない。
それはもっともっと大きな庭の中にある、ちーちゃな箱庭。

ちなみに、石庭の真ん中はぽっかりと空いてる。



a0028990_20195896.jpg「15個絶対さがすぜ!」と見たい見たい、では絶対に見えない。
こうなったら、わかろうとして気をもむより、
ここはひとつ、欲とは仲良しになったほうが良さそうよ?
頭が固くなったところで、あっさり食欲と握手をし、甘味よ。
「抹茶パフェ、たべます!」と宣言していたわたし。
寒さがメキメキと骨の間に食い込むその日、祇園にむかう。
ぜんざいをすすってほっこりしている友人を目の前に、
それでも白玉と抹茶アイスが食べたいもん。と頑固にパフェ。
もっと寒くなりました。



a0028990_20252365.jpgその夜、嵐山付近を甘酒で寒さをまぎらわしながら歩いていると、たまたま宝厳院の紅葉がライトアップされていました。
暗闇に浮かぶ燃えるような紅葉が、
今回の旅で一番焼き付いています。
桜も好きだけど、紅葉は綺麗、華やかだけでない。
狂気や情熱や諦めがある。豪華に見えて悲しい。だからいい。

錦市場で、だいすき麩喜の麩饅頭も買って、
ばっちり渋滞中の名神→東名に乗り込みます。
ひまつぶしの七文字しりとりも、
わたしは「く」に苦戦し、く、く、く…
やっと見つけた「くまのぷーさん!」で
あっさりゲームオーバー。
ぷーさんめぇ。
ただ、雲のない水色空に富士山がくっきり浮かぶ天気は
渋滞日和とも言えます。
窓の外の静止画像をいやというほど楽しもーや。
なんだかとってもジャパンな旅でした。
ありがとう。
by akiha_10 | 2005-12-11 21:00 | Trunk
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