機内映画リストを見ていると、どうもそそられるタイトルがあった。
いつもの、しょうもないものを見つけてしまう嗅覚が発揮される。 「銀河ヒッチハイクガイド」。 壮大なようで、こじんまりしてるタイトル。 銀河をヒッチハイクしちゃうんだよ??B級の匂いがぷんぷんするな。 「アビエーター」とか「ミリオンダラー」をスルーして なにかにとりつかれたように「銀河ヒッチハイクガイド」チャンネルへ指がいそぐ。 B級を貫徹するとZ級になり得ることを知っている。 これがZなのかいなかは、人それぞれの判断だけどね。 わたし、すき。 これ、だいぶマニアックだけど日本上陸するの?なんて思っていたら、びっくり。 上陸どころか、ちゃんと上映するんだってよ。単館ではなく。 ぜひとも、六本木ヴァ−ジンシネマの壮大な音環境で鑑賞したいところ。 ただ、一緒に観にいく人とか状況を選びましょう。 火薬ド−ン!車ペチャッ!変な怪物ガオー、とかを好むひと、 手ごたえのある感動を映画に期待するひと、とは行かないこと。 初デートではやめましょう。 「スターウォーズ」「宇宙戦争」ときて、「銀河ヒッチハイクガイド」 とくくって、SF三部作だという前二作にとってはかなり迷惑な話もあって、 その図々しさが、個人的な自信のほどをうかがわせる。 さんざんB級イメージばっかり強調しているけど、 人それぞれに、掴み取るメッセージ(?)が散らばっていると思うのね。 超高性能がゆえに世界一憂鬱なロボットとか、せつないよね。 なにか得ようとするなら、デタラメの裏を、こっちが探しにいかなきゃよ。 なんにも残らないか、かすり笑いで楽しめるか、なんかこびりつくか、どれかです。 自己責任で、興味のある人はどうぞ。 原作の小説買っちゃおかな。九月がたのしみ! film 「銀河ヒッチハイクガイド」
by akiha_10
| 2005-08-22 18:07
| film
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瓜生明希葉/INFORMATION
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