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page d-17   2005 梅雨どき

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「生もの」

スーパーの特売日に買った
使いきる予定の卵は、
突然のお誘いや外食によって
出番をなくす。

さて、今夜はいりたまごでも、
と行儀良く整列した卵を手に取るが
それは一週間前のタイムリミットをとうに越えている。
うそお。

日々はあまりにも速い。

   感情は生ものよ。
   君と一杯交したいノスタルジーも
   なにかに集中したいモチベーションも
   周りに優しくできる余裕も
   今だけのものかもしれません

   好きも生ものよ。
   追求したい衝動も
   頭の5分の4がそのことで埋まるのも
   しおらしい私も
   今夜限りかもです

だから、腐らないうちにね。
                  (fin)




なんとなく、書き始めて一年が経とうとしています。
たったの一年ですが、ふりかえれば
その時の「生もの」を蘇らせることができます。
人見知りしている文章も、不馴れな雰囲気も、生ものだけどね、
されど一年、書くことにも少し慣れました。ふふふ
もう、こんな感じ方はできないかも。というのもあり、
力は入れずに続けよう、と心新たに思っています。

めっきり見なくなったパンシリーズですが、
マンスリーパンフィクションなんていう形で紹介したいと思います。
不馴れなフィクションも「生もの」の一つとして、試みです。
興味があれば、読んでみてね。
あとは、ちょっと思ったこととか、相変わらず食べ物とか、お買い物とか、旅行とか、映画とかね。
腐って消えちゃう前にね。


いつも読んでくれて、ありがとう。
by akiha_10 | 2005-06-09 22:29 | Daily thinking
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