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page s-11 ぐまちゃんとランチ 2

幼馴染みのぐまちゃんとランチタイムです。page s-11 ぐまちゃんとランチ 2_a0028990_20215995.jpg
今回はアジアンフード。アジアン大好き!

基本的に好き嫌いがないので、食べ物を目の前にすると
「これ大好き!」とすぐ言ってしまう。
そして、まわりから、食べ物はなんでも好きなんでしょ、という冷たい視線を受けるのです。そうね、美味しいのは何でも好きよ。



ぐまちゃんとは、地元の福岡でよくタイ料理屋に行っていました。
ガッパオやパッタイが美味しく、ミニトムヤンクンとタピオカがつくランチ。
あやし気なビルにある、異空間の店内の匂いが鮮明に蘇る。
「よく行ってたねぇ」と昔話をする。
目の前にあるガッパオの上の目玉焼きの黄色が、あの店とそっくり。
そこで繰り広げられた会話や、その店に行くまでの前後のエピソードが頭をよぎります。

さて、ぐまちゃんはこの春パリに行ったそう。
一番印象的なものは何かとたずねた。
「帰りの飛行機でぐっすり眠れたこと。」彼女はいう。
? 
どうも手配ミスか人数調整か何かの関係で、幸運にもぐまちゃんはビジネスシートで帰れたんだとか。
見事にエコノミー症候群に悩まされた行きと比べて、その快適さによほど感動したのか。
シャンゼリゼもムーランルージュもパリの香りも記憶が褪せたらしい。
あれだけ私を静かに興奮させるパリだが、ぐまちゃんにとっては快眠が勝るのだ。
しかも、ずっと寝てたらしい。
仮に私だったら、ビジネスのお料理やお酒やホスピタリティをしっかり堪能しようとするだろう。
あまりスマートではないと分かってはいるが。
眠る事をこよなく愛すぐまちゃん。らしいなと思った。
ああ、やっぱり面白いぐまちゃん。彼女なりにエンジョイフライトですね。

四月は慌ただしい。
しかし程よく忙しいほうが、時間が活きる。
買っておいた本も、サラリと読めたりする。
とかいって、私は怠け者の血が確実に流れているので、いいとも。から始まる一日も愛しい。
人も暮らしも、「ああでもないこうでもない、ではなく、ああでもありこうでもある」
って誰かが言った。ほほう、と頷く。
真面目でもあり自堕落でもあり、活動的でもあり引きこもりでもあり。
明るいときもあり沈むときもあり。そうやって流れゆく日々。
寒気もあり、初夏の陽気でもある、やっかいな今の季節と同じね。
考えてもしょうがない。
今大事なのはコートのクリーニングのタイミングなんです。
by akiha_10 | 2005-04-22 20:49 | Stomach
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