外に出たい気分だったので、近くのスタバに行く。
ビスコッティをコーヒーに浸しながら、 本をペラペラめくる。 「パリと京都には、何かしら共通点がある。」 興味深い文を見つけた。 そういえば、いつかの雑誌FIGAROでもパリ&京都で特集を組んでた。やはりこの二つの街には、同時に虜にさせる何かが住んでいるよう。 私は以前にも言ったが、パリと京都が、なんか好き。実は英国もかなりお気に入りだが、食べ物の点でパリが優勢。 その本の先の文章は読むまい。 答えは自分で見つけたいからね。 街に色が多いこと、食べ物が美味しいこと、伝統ある街角に物語が刻まれているということ。 それらが相互に作用して、心を豊かにさせること。 今のところ、私の答えはそんなところ。 そしてさらに「大人になるのを楽しみにさせる街」だということだ。 この答えは、年と共に変化するのかも。ワインやチーズのように。 まだ私自身が甘ちゃんヌーヴォーなので、ゆっくりと熟成させたいところだ。 コーヒーついでに靴の修理屋に寄る。 最近、しみじみ感じること。 奮発して、可愛い靴や質の良いニットを買ったとしても、決してそれが終わりではないということ。 あらゆる意味での投資が続くのだ。 それらのメンテナンスに、結構なお金と時間と愛情が要るということ。 よく、車や家だって、購入してからの維持費が大変だと聞くが、衣関係もそうだ。 アフターケアに割かし無頓着な私は、好きな靴のヒールが削げるまで、気付かず履いてしまった。 好きなだけに。 スピード修理のラバーリフトだけの交換ではおさまらず、 ヒールそのものの交換になってしまい、一ヶ月もそいつとおさらばだ。工場に連れていかれる。 己を悔やむ。これを教訓にしようと思う。 心改め、衣替えをする前に冬物をチェックしてみる。 じゃぶじゃぶ洗える素材はたくましい。でもカシミヤもたまには着たい。 これまたクリーニングも結構大変よね、と維持の大変さを思い知るのだ。 意中のあの子を頑張ってものにしても、 それを継続させるのに、お金と時間と愛情が要るってことと同じね。 なにごとも、維持継続が課題となる。
by akiha_10
| 2005-04-09 22:09
| Daily thinking
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瓜生明希葉/INFORMATION
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