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page t-171     レイチェルのウェディング   サバンナ 3

夫婦となったレイチェルとブライアン。
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ご両親はどちらもアイルランド系で、もとはレイチェルはとても白い肌をお持ちだが、ラテン女かと思うほど健康的な色に!数ヶ月前に式を挙げたギャビーも言っていましたが、「式本番までに灼けなきゃ!」と。白いドレスを着るのに、美白を目指すアジアと真反対の対策!美白への執念と、ところ変われば日焼け信仰。以前チャイニーズの女性とこの話題で盛り上がったのですが、中国では肌が白い=働く必要がない富裕層または屋内で働くエリート層、というイメージがあるのだとか。欧米では灼けている=バケーションに行く余裕のある富裕層=ゴージャス。一体美しさってなんだろうなぁ、と笑わせてくれます。皮肉なことに灼けることを気にするアジア人のほうが灼けやすく、白人は肌質的に灼けるのが難しくまた肌が弱い。総じて灼けやすい肌質を持つアジア人の中で、ケアをして美白を保っている方への羨望があるアジア、皆灼けにくいのに、こんがり灼くことができる方への羨望がある欧米、とつまりこの美しさの価値観は単純に希少価値からきているのかな、とも思います。これは貧しい時代にはふっくらとした女性が美しく、飽食の時代には細い女性が美しいとされがちな価値観にも通じますね。黒くても白くても体型がどうであっても、「わたしは美しい」と思っている人が美しい、NYに生きる女性達の謎の自信に触れて、そう思います。


そうして「現地では評判は悪くないんよ」と開き直って自分の見事な灼けっぷり(意図的ではなく)で日本に帰ると毎回びっくりされる。「残念ながら日本にその黒さを受け入れるマーケットはないよ」と女友達。ぬーん。たしかに、わたしの灼け方はゴージャスというより運動会または夏休みの虫取り合戦の後みたいなわんぱくさがあって、自分でもどうかと思っている。




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今回およばれの定番、いわゆる「リトル・ブラック・ドレス」を買ってみました。黒のワンピースって案外持っていなかった!喪服扱いだった黒いドレスを「着こなす人によってシックに見えるモード」として発表したのは、かの有名なココ・シャネルですね。フォーマルな席やパーティーの多い欧米では女性は数通りの「リトル・ブラック・ドレス」を持っているらしい。なにより黒はきちっとして見えるし、着こなしによってはゴージャス、主役を引き立てるゲストとしてのポジションを色によって表明することができる。黒はまず間違いない、と思っていたところ、つい数日前バーソナルカラー診断をした友人から、セラピストのアドバイスによると「アジア人で黒が似合う人はほとんどいない」らしいと聞いて、なんと黒がレイシストだったなんて!




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パーティーではふたりのファーストダンスの後、新婦はお父様と、新郎はお母様とダンスを。そして、最終的にはやっぱりクラブ会場のようになり踊り狂う展開。嫁も暴れて、おひらき。

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最後は花火でおむかえ。おめでとう!
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by akiha_10 | 2013-05-06 06:24 | Trunk
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