<< ニューヨークジャーナル 148 ニューヨークジャーナル 146 >>

ニューヨークジャーナル 147

今日はNYにやっと春っぽさがおいでになった!!
a0028990_6395684.jpg

先週東京駅と姉妹駅提携を結んだマンハッタンの中心駅、グランドセントラル駅。
その週は駅構内で日本の駅弁を販売するなど、日本関連イベントがありました。



日中5℃で春とは言えませんが、気温というより、陽射しが春っぽくなった。同じ晴れでも、冬の晴れと春っぽい晴れは全然違う。陽射しの当たり方が違う、空の高さが違う。街がいっきに動きだすのがわかる。ストリートではミュージシャンが圧倒的に増え、ファッションフォトを撮りだすフォトグラファーが増え、カフェで知らない人同士が声を掛け合い、ぐっと街の気運が高まる感じがする。



先日、日本から友達がはじめてNYに来て、少しがっかりしていた。それは極寒であることがひとつ、ヨーロッパのように荘厳で優美な建物もなく、たしかに忙しく汚い街で、NYの人の陽気さや会話やアートや作品、そのクレイジーな「エネルギー」に触れずして、なにが見所といえよう。冬はそのエネルギーがなかなか街に反映されていないのも残念だ。みなやや冬眠中。



曇天で極寒の汚い街を日中歩き回り、NYの魅力挽回に最有力なミュージカルや音楽も観るつもりはないと言う。わたしとしては「もったいない!」と思うのだけど、今回は買物とNYの雰囲気を楽しみにきたらしい。その最大目的の雰囲気もいまいちで、しょんぼりしていた彼女は、NYのハイライトともいえる夜のレストランやクラブ、バーホッピングで元気を取り戻した。「これが描いていたNYよ!!」と。日中のマンハッタンには、映画や海外ドラマで描かれるようなお洒落な人はほとんどいない(スタイリッシュな人はもちろんいるが、それより圧倒的におかまいなしな人が多いので、街の印象はごちゃっと見える)事にも失望した彼女は、夜になって華やかさを取り戻したNYに「この人たちどこから湧いてきたん?」と機嫌をよくしていた。ジャージとドレスを極端に着こなすのがニューヨーカーだ。個人的には、お洒落な人を見るなら東京、センスのいい人を見るならパリ、クレイジーな人を見るならNYに尽きると思う。








最近よく料理をしています。

しばらく住んでいたローワーイーストサイドのおうちでは仕切りがあるものの、ルームメイトのお部屋とキッチンが繋がっていた。なんとなく臭いや煙を気にして簡単な麺類やさっとできる炒め物しか作らなかったが、今住んでいるところはゆっくり料理ができるので楽しんでいる。



で、そうして色々つくりはじめると、たくさんの気付きがあるんよねぇ。例えば、単位。 重さはオンスやポンドなので肉屋でも野菜売り場でも、計り単位で買う時にはイメージをつかむためにグラム置き換え計算が必要となる。またレシピを見ては、いちいち「ということは〜」と計算雲を頭上に浮かべてひとりごちている。

ちなみに大さじ小さじなどは、テーブルスプーン、ティースプーンと呼ばれている。日本ではご存知の通りスプーンすりきりで計りますが、アメリカのスプーンは

ティースプーン”山盛り”にのせて「ティースプーン1」。。。。って!

a0028990_582586.jpg
「山盛り」にも色々あるんじゃ?
適当すぎない?
山の高さはどんくらい?
計れてなくない??


アメリカっぽい!!

というわけで、いいものを見つけた。
ちいさいグラスにメモリがついたもので、これはとても正確で実用的。
わたしも几帳面ではないので別によいのだけど、なんか、この発想がアメリカよね。


a0028990_585893.jpg


日本から持って来たブラウンのバーミックスはほぼ毎日使っています。
フルーツをたくさんいれて、朝スムージーにして飲んでいる。
これはミュージシャン友達の井内ちゃんから頂いたもの。
料理好き、料理ガジェット好きの井内ちゃんの暮らしのセンスは
わたしより遥かに繊細で、天然生活を謳歌している。
大活躍だよ、ありがとう。











a0028990_595082.jpg
NYのレストランで、バーニャカウダくらいどこでも頻繁にあるメニューは以前にも話した「ビーツのサラダ」、続いて「芽キャベツのフライ(炒めたもの)」。
よく見る。スーパーでもどーんと売っている。
英語ではBrussels sproutsと言って、
自分でも簡単に再現可能な一品(炒めるのみ)。






a0028990_640222.jpg意外と手に入りにくいのが、パンプキン(かぼちゃ)。ほとんどのスーパーでパンプキンのポジションとして一般的に売っているのはスクワッシュ。パンプキンもあるにはありますが、ハローウィンシーズンやお菓子に使われるもののようで、どこのスーパーでも必ずある野菜ではありません。スクワッシュもおいしいけど、かぼちゃ慣れしているわたしとしては、コクや甘みが足りない。あのほっくり感がないんですね、スクワッシュ。だから、作ったスクワッシュの煮物も、スクワッシュスープもいまいちピンとこなかった。そうした経験を経て、今は日本食スーパーにかぼちゃを求めて買いに行くことにしている。




ん?
スクワッシュっとパンプキンの違いってなあに?
スーパーでよく売っているスクワッシュの見かけは、かぼちゃが、ややスタイリッシュになって皮の緑色が薄いもの。試しにアメリカ人の友達何人かに、違いを知っているかという質問をしても皆首をかしげるばかり。色んな説があるようですが、スクワッシュはカテゴリーであって、その中にパンプキンがあるという説が。つまり、パンプキンもスクワッシュのひとつなんだね。アメリカではかぼちゃの事をスクワッシュと呼ぶ、という、言語的観点からの説明も。じゃあパンプキンは一体…


でも味は絶対違うよ、スクワッシュとかぼちゃ(パンプキン)は!!




案外困るのは、こちらでは細切れ肉(薄切り肉)が売っていないこと。こちらはどーんとステーキサイズの一塊が一般的。アメリカの肉料理といえば基本焼くだけだからね。あの薄いのが欲しいのに!

というわけで、日本のレシピで何を作るにも、肉の様相がおかしい。肉じゃがを作って、「肉じゃがってこんなやった?」と自問自答。だって肉が小さく切ったブロックなんやもん。ニクニクしい。でも、もともと肉じゃがは東郷平八郎のイギリス留学時の経験をもとに、ビーフシチューを再現しようとして(間違って?)できたものだと知っていましたか?元祖肉じゃがはこんなブロック肉やったかもしれんよ。


一般的にスーパーに豚肉が少ないのも特徴。宗教でもない限り豚肉は食べることは食べるようだが、明らかに鶏肉、牛肉コーナーがあって、豚肉は端っこに少しあるだけ。ないスーパーもある。あまり家庭の食卓では食べないのかな。ぶた人気なし?生姜焼きとかおいしいのにね。
by akiha_10 | 2013-03-28 07:07 | NY Journal
<< ニューヨークジャーナル 148 ニューヨークジャーナル 146 >>