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ニューヨークジャーナル 129

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忘れていた頃に雑誌「Worth」が届いた。友人のリズが編集部で働いていて、コネチカットで行われる購読者イベントの写真を撮るのを手伝ってくれないか、というお誘いを受けた。すばらしいプロのカメラマンがたくさんいる中で、ただ誰が撮ってもそれなりに撮れるカメラを、まあまあの頻度で持ち歩いているだけで「写真をやっている」なんて言う気ははっきり言ってまったくありませんが「一流のお酒を好きなだけ飲んでいいから、会場の様子の写真を適当に撮ってほしい」というカジュアルかつ甘い言葉にキラリーン!と目を輝かせたわたしは(いつも通り「食」で動く。)夏のまっただ中、撮影のお手伝いに出掛けてきました。
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雑誌「Worth」は富裕者層向けのラグジュアリー雑誌らしく、潜入して見させていただいた世界はまあなんと華やか!一流のカトラリーやジュエリー、車、時計が並べられ。


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船だって販売。







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飛行機だって販売しちゃう。

















一流の贅の風を浴びただけでよい経験をさせて頂きました。いつも「所有すること」について考察しているわたしは、それを味わえばそれを一瞬持ったことと同じで、またその嬉しさや感激の新鮮味はどれくらいの持久力があるのかと考えると、はじめの「わあ!」はそこに触れることさえできれば誰にでも平等に与えられるものであって、だから何か美しいと思うものに出会いさえできれば、例え一日や数分でも、そのモノの味わいの50%くらいの楽しみ、醍醐味とも言える最初の「わあ!」を享受しているのではないか、と考えるのです。だから美術館やウィンドーショッピング、試着でも試乗でも住宅展示場でも、永続的でなくともそれに意識がどっぷりと注がれ、その手触りや香りをめいっぱい楽しんで想像を膨らます瞬間は平等な輝きがあるように思います。と、なんだか理屈っぽくひがみっぽい文章になってしまいましたが(そりゃあもちろん毎日それらに囲まれているに越したことはないけどね)つまりはそこに留まることがなくとも、一流の美しいものに触れる、一瞬一瞬の経験を通り抜けていきたいな、と執着に近い信念を持っている自分に気付きます。(だから一瞬で消える食の芸術って好きなのかなぁ…)「持ちたい」を遥かに上回る「知りたい」の欲求。

と、また考えが止まらなくなるのですが。ところで、考えることはわたしの個人的趣味だ、と思っていた矢先、友人に「明希葉ちゃんは絶対射手座だ」と当てられ、調べてみると射手座は思考好きなのだそうです。血液型だの星座だのほとんど気にしたことがなかったのですが調べてみるとだいたい同じことが書いてあり、たしかに心当たりがないこともない。他の射手座の方、いかがでしょうか。以下抜粋。

射手座の性質。
「自由を愛し冒険大好き、束縛と堅苦しいことが大の苦手、
開放的で楽観的、12星座の中で最も海外に強く(いえーい!)常に動き回る放浪気質(挙手!)。
射手座は変通星座であり、流転・変化・動いていく性質を現す。人と人の間を流れて行き人と人を「知」で結びつける存在、瞬間瞬間を楽しむ狩人、好奇心の塊。哲学好きで探究心が強い(両手挙手!)
理性と本能が共存、繊細で精神面を重視する一面と、物質的な価値観を重視する。(激しくなっとく。)」

なーんだ。「もう、自分がわからないっ…」なんて乙女になっていた自分が完全に恥ずかしくなってきた。たったの12タイプなんかに振り分けられた「星」に見破られている「典型」じゃあないか!ほほう、ほほう!随分気楽になってきたぞ。


そんなところで。来場者さんの優雅な佇まいをチェック。
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どうやらお金持ちさんはセリーヌラゲージを
ジャージと合わせるらしい、この余裕。



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わたしの中でベストドレッサーショーの女性。→
肩の力がぬけたスモックワンピースで
エレガントに見えるって、とても素敵ですね。ベリーショートのヘアスタイルもよくお似合い。
ファッションはつまるところ佇まいですね。
何を着るか、よりまず「本体」なんだなぁと勉強になります。





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誘ってくれたリズ、ありがとう!
次回は豪華客船潜入取材の巻!
by akiha_10 | 2012-10-27 06:53 | NY Journal
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