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ニューヨークジャーナル 109

NYナイトライフエディション 1!
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いい季節になり各地でルーフトップバーが大人気、
NYはますますノーモアスリーブ(袖)のノーモアスリープ(眠)!

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ルーフトップバーの230 Fifthはエンパイアステートビルを眺めながら外で飲むことができます。
バー内部はクラブ的なのですが外はビアガーデンのような雰囲気で、
ロマンチックにもカジュアルにも、幅広いシチュエーションで使えそう。
そういえば、エンパイアステートビルのライトアップの色は毎日その日の意味やイベントで変わるんですよ。単色だけでなく、組み合わせもの日もある。アメリカ独立記念日には国旗の色の赤、白、青。乳がん撲滅デーはピンク、ゲイパレードの日には黄色、昨年の震災直後は日の丸色の白と赤に照らされていました。


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しっとりと大人の雰囲気でいきたいバーは
言わずと知れた高級住宅地アッパーイーストサイドに佇むカーライルホテルのBemelmans Bar
カーライルホテルはジョン・F・ケネディー元大統領が暗殺されるまでの10年間34階にアパート所有していてニューヨークのホワイト・ハウスとも呼ばれていたそうです。ちょっと前に観た映画「J・エドガー」とも関連しますが、当時愛人関係にあったマリリン・モンローがケネディ氏に会いに従業員入り口からお忍びで訪ねて来ていたとか。品のよい調度品にほのかな照明、老舗感溢れる空間で毎日渋いジャズセッションを聴きながらおいしいお酒を飲むことができます。オリジナルのカクテルが美味しいです。







落ち着いた品のよいご夫婦やカップルをはじめ、
「大人の事情」がありそうな、いやむしろ「事情」の文字をひっくり返した方が的確と言えそうな、
いかにもアッパーイーストなおじさまとブロンドの若い美女、といった年の差カップル、
お金とエネルギーを持て余して美女をはべらす紳士まで、妖艶な気配もたちこめ、なにかと面白い場所。
父と寄った時にはマスターカードプライスレスよろしくジャズトリオの目の前という特等席に偶然座ることができ音楽と共にその場に居る十人十色の男女の交錯するパワーにほろ酔い気分で浸ったのでした。
そこにいない母の物真似などをして、シックな空間でただわたしたちからのみコミカルな空気がはみ出ていたのは事実だけど。

成功と権力とお金と男と女、そしてそこにある人の心。
国外やアメリカ内の他の都市からNYに来た人のみならず、
マンハッタンで生まれ育ったニューヨーカーをして「ストレスフルだ」と言わせしめる競争の激しいこの土地で繰り広げられる成功と挫折、それでも「エキサイティングだ」と人と惹きつけてやまないNY。
このダイナミクスとスケール感は他の都市で語ることはできないような気がします。
陰陽含めてとても人間らしい、本能的な街だと実感、
例えば派手で華やかなパーティーやデコラティブで表面的なシチュエーションから、
そこに渦巻く「本能」というエッセンスを垣間みるのがわたしは好きらしい。
by akiha_10 | 2012-05-20 08:29 | NY Journal
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