<< ニューヨークジャーナル 109 ニューヨークジャーナル 107 >>

ニューヨークジャーナル 108

ニューヨークジャーナル 108_a0028990_6443312.jpg

チェルシーを散歩していて見つけたお店。
色別にセクションが分かれていて、雑貨や洋服など販売している。
STORY」というギャラリーショップスペースは二ヶ月ごとにテーマが変わり、販売されるものも全く違うものになるらしい。
今回は「COLOR」がテーマになっている。前回は「LOVE」がテーマだったらしく、テーマごとにどのようにショップが変っていくのか、覗くのが楽しみになりそうなお店。

目を奪われたのはCHROMATIC gallerieの靴。
ちょっと日本では浮きそうなまっ黄色のパンツや赤いセーターを着ている人を
NYで毎日見ているうちに、次第に鮮やかな色に興味が湧くようになる。季節的な事もあるけども。
真っ赤なヒールが欲しくなる。
形はとてもシンプルだけど、色揃えにこだわったこのシューズブランドはパーティーなどでドレスと合わせる時に重宝しそう。アイシャドウパレット、マカロン、モチクリーム、色えんぴつ、
「同じものの色違い」が並んだフェチとしては、一色でなく何色か揃えて棚に並べてこそ一番興奮しそうだけど。




ニューヨークジャーナル 108_a0028990_645248.jpg

この感じはソーホーに去年オープンしたC Wonderの彩度を思い出させる。
とにかく発色のよいアイテムが揃っている。
オープン当時入ってみてトリーバーチを思い出した自分の勘の良さにあやうく酔いしれそうになったが
やっぱり!Tory Burchの前の旦那様、Chris Burch氏がオーナー。
元奥様のセンスをがっちり模倣?されて、トリーはだいじょうぶ?
なんか複雑なにおいがするね(余計なお世話)。
このお店も幅広い品揃えだが、このように雑貨や食器まで、衣食住をフルコーディネートできるお店は
ニューヨーカーにも大人気のAnthropologie がはしりだと思う。
アンソロポロジーは可愛らしく、オーガニックテイスト、フォークロアで土っぽいところもあり、水玉だとか小花柄、ペイズリーなど日本人が思う「かわいい」のど真ん中だと思うのだけど、NYでも人気なのはちょっと意外。近いうちに日本進出しそうな予感。



ニューヨークジャーナル 108_a0028990_6465353.jpg最近のお買い物といえば。
わたしは柔らかい肌触り、レースづかいの綺麗なキャミソールのファンで、ウィンドーショッピングをしていて肌触りの良さそうのものを見ると吸い寄せられてぺんぺんと触ってしまいます(お行儀悪し?)。 帽子の次に衝動買いが多いアイテム。イタリアのInfilやスイスのZimmerliなどが気持よしなのですが、中でも着ていて高貴な気分になれるのがOscalito(オスカリート)。これもイタリア。いいなと思った生地はだいたいイタリア発!シルクとウールでリブ編みになって肌触りがよく肌にしっとりと吸い付くような着心地です。なんといってもその価格も高貴で、ものによっては肌着なのに1万越え。ちーん。数枚を大事に大事に着ていたのですが(そもそも肌着の役割じゃないような…)なんとNYで大展開しているディスカウントショップ、DAFFY'Sで発見。しかもちゃんと肌着価格!わーいわーい!!これならわかる。肌着じゃなくて普通のトップスもかわいいのぉ。




たかが肌着、されど肌着。
心臓に一番近い部分がしっとりしていると、精神にも影響して鎮静作用があるような気がする。
その肌触りは自分しか知らなくても、「こんな素敵なものを着ている人は、
こういうことは言わないし考えないよね」と邪念を追い払ってくれ、口角あがってにこやかに。
下着などもそうですが、
着ているものや触れるもの、香りなどの精神的効果については、女性が一番よくご存知ではないでしょうか。
女性の特権とも言うべきか。
自分だけの「うふふ」は大事。「うふふ」は美容液!そういう効果はどんどん活用していかないと!
滞在中に少しずつ買い足していこうっと。
とある日気付けば上下合わせて10ドル以下のGAPの古着を着ていて、誰にも見えないキャミソールに一番力を注いでいて、なんだかなぁ…とそのギャップを楽しんでみたり。そういったのも、おたのしみの一つ。
by akiha_10 | 2012-05-19 06:59 | NY Journal
<< ニューヨークジャーナル 109 ニューヨークジャーナル 107 >>