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page t-150                シカゴ記 3

シカゴレストラン事情。
もちろん、キッシュまがいのピザだけじゃなかったんよ。
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街の中心地には東京青山を彷彿とさせるような美しく整然と並ぶヒップなレストランがたくさん!
NYはレストランの宝庫だと思うけど、道が綺麗なせいかシカゴのほうが
街全体が沈着していてお行儀がよいイメージ。

PURPLE PIG、紫ぶたちゃんという、店名通りの豚専門レストランに行きました。
ここの店内の可愛らしさといったら!
NYのミートパッキングにありそうなギラギラとしたファンシーなお店も面白いけど、
これはまさにロウアーイーストサイドにありそうな、
カフェの延長の雰囲気で、ごはんはカフェ以上のこだわりがある、空間としては等身大!




その雰囲気の良さにすっかりごきげん!
このお店、豚料理の豊富さもさることながら、
豚料理とマリアージュさせるべく「ワイン」の提案にも力を注いでいる。
そのため、グラスでもたくさんの種類から選ぶことができ
バーカウンターではワインバーとして利用している人も多くいるようです。


a0028990_434260.jpg頂いたのは、ビーツのマリネ(そういえばアメリカではビーツをよく食べる)マスカルポーネ和え、
芽キャベツのフリット、
ほぼ豚の角煮。
はじめて食べて面白かったのが豚の骨髄の空洞部分に溜まった油を掘り出してパンにつけてハーブと召し上がる料理。
バター感覚?こってりと濃厚でおいしい。
こんなところまで食べるんだ!と驚いたけども、
今までわたしがホルモンや魚の内蔵の煮込みや
ロブスターの味噌(忠告されたにも関わらず平らげ、後にその産地のものは身体に有害と判明)
などをもりもりペロリと食べては「ほんとにアリエナイ…」とアメリカンから冷たい視線を浴びていたっけ。
アメリカと比較すると、そのジャンルの多さもさることながら、日本のほうが命を頂く際には放ることなく、豊かな(?)食文化を繰り広げているようです。そうえいばホルモンと呼ぶのは昔はほうるもん(捨てるもん)だったから、という語源は本当なのかなぁ。



店内の壁の黒板には誰かが言ったらしいワインにまつわる格言?がチョークで書き連ねてある。
ワインジャンキーたちのワイン好きをエクスキューズするような理屈っぽさがあっておもしろい。
だってね、だってね、しょうがないじゃん、の正当化。
わたしも大いに賛成するけども!
耽るのにちょうどいいものを。

A man fallen on hard times sold his art collection but kept his wine cellar. When asked why he did not sell his wine, he said, "A man can live without art, but not without culture"
困窮した男は美術品を売ったがワインセラーを売らなかった。なぜだと聞かれこう答えた。
「男は芸術がなくとも生きられるが、文化なしでは生きてはいけない」

What though youth gave love and roses, age still leaves us friends and wine.
青春は愛とバラを与え、年齢は友とワインを残す。

The truth is in the wine.
真実はワインの中に。



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ワインってしあわせ!
「サイドウェイ」が観たくなってきた!
by akiha_10 | 2012-02-01 09:14 | Trunk
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