<< page t-127     ... page i-31      ... >>

page t-126          うみやまツーリズム 1

a0028990_635306.jpg

スイスとドイツ国境に近いフランス、アルザス地方。
いつもながら、ユーロ圏だってアメリカにしたって、
文化のグラデーションはわたしの好奇心を焦燥させ、嫉妬させる。
文化は言語、言語は文化。文化のみならず言語のグラデーションもおもしろい、
耳を澄ませばドイツ語と、ゲルマン語と、フランス語が聴こえてくる。

パリからTGVで3時間ほどでコルマールに着く。
コルマールから再びバスに乗ってカイゼルスベルグ。
スーパーメルヘンチックな街、ウッディで長閑で、ギンガムチェックと焼き菓子が合う町!
思い出すのは「白雪姫」、もっとも好きな牧歌的プリンセス。
その他のラメラメしいプリンセスに比べ、
マットでほっこりしていて、幼心にもこの子はいい!(上から?)、
と注目のプリンセスでした。あの黄色いスカートとリボンカチューシャが特にいい。音楽もね。

a0028990_6362651.jpg

素敵なパティスリーを発見。「Curieux patissier」だって!
アルザス地方で有名な焼き菓子、クグロフ。
クグロフ型にいれて焼かれた、ブリオッシュとクロワッサンの間のような生地。
レーズンやアーモンドがはいったものが一般的で、多くのものは粉砂糖をまぶした雪化粧山スタイル。
クグロフって、ぽっこりしていて名前とそのお姿が合ってるよね、
かわいい名前選手権で最終選考まで残る響き。
「クグロフ」って言っただけでまるでかわいくなれたような気がるするよ。
くぐろふ、くぐろふ、くぐろふ、平仮名にすると視覚的には急にイメチェン、どぶろくに近まる。


目的のひとつでもあったクリスティーナ・フェルベールさんのコンフィチュール。
ジャムに取り憑かれていたアルバム「Jam&to go!」制作前後、
ピエールエルメのコンフィチュール、セレスト(ルバーブ、イチゴ、パッショッンフルーツ)
を食べた時の感動といったら!
紐解いて行くとそのコンフィチュールは
エルメのレシピをもとにマダムフェルベールによってつくられているとのこと。
そして彼女のお店、メゾンフェルベールはカイゼルスベルグの近くにあります。
車がないと少し行きにくいのですが、カイゼルスブルグの町の中で取り扱っているお店があります。
おなじみのアイコン的水玉ピンクのカバーはこの土地で改めて見ると、
なるほどなぁ、というほど町に合っている。
伊勢丹の半額以下!!と欲張りに腕に抱えてみたものの、
果実のずっしりとした重さを実感、
どの味を連れて帰るかさんざん悩み煮詰まって、吟味してたった一つ、フランボワーズに絞ったのです。
「重いよ〜、パッキングダイジョウブゥ?」と冷ややかな目でわたしを見ていた
ケミィはこの後それよりも重い陶器を「へへへ」と言いながら買うことになる。
バッグをどのタイミングで買うのか注目です。



a0028990_7314462.jpg


どこもかしこもお花でいっぱい!


コルマールからカイゼルスベルグ行きのバスは一日数本しかなく、
去年、灼熱の見知らぬ山頂で最終バスに置いて行かれた
悲おもしろい経験はもうごめんだよ!
と目を皿にしてバスの時刻を確認したのです。
しかし帰りの便で、
念には念をの20分前にバス停にスタンバったものの
その時刻のバスの「土曜のみ来ず」という表記を見逃し、
まさに土曜のバス停で来ぬバスをポツゥンと待ち続けた
不憫な(ていうか、うっかり)ジャパニーズ。
結局その30分後に次のバスが来たからよかったのだけど。
あああ、もう、バスこわい。
by akiha_10 | 2011-06-27 07:18 | Trunk
<< page t-127     ... page i-31      ... >>