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page d-260              感覚の根源

page d-260              感覚の根源_a0028990_20161679.jpg
たまに行く美味なるケーキやさん、
プレジールのパフェを食べに行きました。
月ごとに替わるパフェで、今月は柑橘系!すっぱいの好き!

いただきますわよ♡






う〜ん、あまいの最高!
だけど、甘いのってどうしてこうも幸せにしてくれるんだろうね。
ブドウ糖と脳がね、、、っていう話はおいておいて、
甘いのにはじまり、おいしい!に届くまで瞬発力がある
焼肉だとか揚げ物だとかのいわゆる高カロリーのものは
健康や美容的に摂り過ぎはだめでしょ?




はじめっからケーキやお肉が、栄養的に豆腐とかホウレンソウのポジション
だったらいいのにねぇと思うのだけど、
甘い、油=おいしい=幸せ(でも罪深い)というのは、神様が幸せとか快楽に対して、
人間がどこまで節制できるかっていう挑戦状に思えてならない。
人によって好き好きはあるにしても大多数の人が糖分を幸せと感じるならば、
これはもう人間に授けられたプログラミングの問題だよね。

こうして、甘いのってしあわせー!と叫んだ後にその感覚ってどうしてそう思うのだろうかと冷静に
パフェ→甘い→なんで?→幸せ→なんで?→そこに理由なし
といったように感情に焦点を絞っていくと「そこに理由なし」に辿り着く事がけっこうある。
「わたしはパフェがとっても甘くて幸せでした」、
と一見問題ないようで、その考えで見直すと甘いから幸せってなに?
と添削したくなるような文になることに気付く(そんな先生やだけど!)。


根源を探ってみたのは、よく男子がいたずらでやっていた黒板を爪でひっかく音って、
どうしてこんなに不快でみんな嫌がるのだろうという学生時代の疑問きっかけだった。
これも、黒板の引っ掻く音→不快→なんで?→そこに理由なし
となって、不快と思う音が初期設定でプログラミングされているんだねー!と興味深かった。
やなもんはや、ていうやつだね。

その方式を浮かべながら今日わたしは歯医者の椅子にすわっていた。
歯医者→やだ→なんで?→音がいや、痛い→なんで?→痛いじゃん、音こわいじゃん→なんで?
→そう感じるから仕方ないじゃん→なんで?→そこに意味なし
といった具合に。

結局、親不知抜歯はここ何日かスペクタクルにイメトレしていたわりにはあっという間におわりました!
本当に安心したー!今年一番(みじかっ)の緊張やったよー!
でも今まさに歯茎に歯を抜いたことがバレてきた。
うわ、歯がない、歯がないっっ!って急に歯茎の動揺、そして鈍痛。
そっか、今からも痛いんだった。
がんばれロキソニン!あしたはリス顔かなぁ。



こんなふうに感覚や感情をどんどん絞って行って根源を探ると、
そこに意味なしと、いう答えが出ることが結構あって、
「わたし」ではない、「人間」としてそうなっているのだ、という仕方なしの受諾モードになる。
わたしが痛いのではなく、人間はそれが痛いと感じるように組み込まれているから仕方なし。
わたしが不快なのではなく、人間はそれを不快と思うように組み込まれているているから仕方なし。


日常の中でも不快や苦痛を感じたとき、
感情や感覚をなめるように見つめてそれらの根源を探ると少しばかり楽になります。
たいていは、そこに意味なしで仕方なしと思うか、
自分をとっても大切にしているということが再確認できて、
わたしってばまったくエゴイスチックね!と思うかで、
状況や第三者をどう思ったりする気もなくなってきますよ。

自分にとってアンラッキーだと思う出来事は自分に起因、
ラッキーや幸せは周囲の人々のおかげ、そう思いながら過ごすことができたらいいですよね!

さ、抜歯ご褒美に買ったロールケーキターイムっ鉄風味!(早速快楽に弱い人)
by akiha_10 | 2011-02-08 20:53 | Daily thinking
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