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 ニューヨークジャーナル   5

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みなさん、こんばんわ!
忘年会や今年中にやっておきたかった、絵を飾る、免許更新、健康診断etc…に
バタバタと向き合っているうちに年末がやってきました。
どうやらニューヨークジャーナルも中途半端に年をまたぎそうですが、
確実にパワーをいただいたNYの「気」はあえて来年にも残り香を。


ちょうどラスベガスにて、休暇で来ていたNY在住の同世代のグループと友達になり、
彼らがベガスでも色々と面白いことに誘ってくれました。
NYで再び連絡をとりあって、機会があるとバーやクラブに連れ出してくれて、
彼らの愉しいこと大好きパワーを浴びることで、
わたしの指針、悩み深き楽観主義者、時にドラスティックにドラマティックであろうということに
賛同者を得たような気がしたのです。




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みんな仕事をしているとはいえ、
自分を「決定」していない
(しきれていない、しない、したくない)
若大人の、語らなくとも、ここNYで
なにかを探し、なにかを吸収して、
酸いも甘いも
人生を謳歌しようとする気概を感じたのです。

「青春」という言葉を使うことを許して頂けるならば、
なんだかそう呼びたくなるような渦巻きの中で、
目頭が熱くなるほど自分の青さに似た若さに感謝しました。
そしてこの年齢による感じ方や考え方を、
「いつの間にか過ぎていた」のではなく
大きな流れから両手で取り出して、愛でるように、
確かめるように、最大限に味わいたいと思うのでした。




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NYは大人も含め遊び方が
ほんっとに上手だという印象をうけました。
踊ることや唄うことが特別なことではなく、
エレベーターに乗るとつい
上がる階数の点灯を見つめてしまうくらい
反射的で自然に。
嬉しい時は嬉しいという、愉しいときは盛り上がる、
徹底的にエンタテインメント。
そのふっきれ方は、とっても気持ちのよいものです。


そして「クラブ」というと、
チューブトップとか着たほうがいいやろうか…とか
ティーンでもない若大人がはじけていいものか…
などという発想になるのですが、全く心配はいりませんでした。
かなり幅広い年齢層、幅広いジャンルの服装を受付てくれます。
もちろん、ポッシュやヒップがお望みならば、そういう場所を探せばいい、という感じで。

こうしてクラブ文化が肩肘はらず普通にあるものですから、
クラブもバーも星の数ほどあるNY。
連れて行ってもらったひとつは、ライヴハウスでもありボーリングもでき、
フロアで踊ることもできレストランも本格的、というなんでもありのハコ。
おもいおもいに楽しむのね。
「ここのマカロニチーズは最高なんだよね」
と深夜三時に食べる禁断のマカロニチーズをセブンアップで流す瞬間、
とても象徴的だったので、まるでお子様ランチのチキンライスにそれをたてるように、
その思い出の山のてっぺんにアメリカの小さな国旗をちょんと差したのです。

これだけ楽しくて自由で個人主義で国際的、夢も挫折も天も地もあって、
スリリングでエキサイティングで、そりゃあ「落ち着く」ことは東京以上に男女共に至難だよね、
とリアルニューヨーカーに触れて思ったのでした。








さて、リアルタイムはといいますと、先日はアニメーションを制作されている
ガイナックスさんの忘年会におよばれしました。
毎年「コスプレ」がドレスコードらしく、どうもこうも段取りがわからないので
その道にお詳しい知り合いの方に相談して変身セットをお貸ししていただきました。ありがとう!!

 ニューヨークジャーナル   5_a0028990_19115463.jpg「テイルズ・オブ・ジ・アビス」というゲームの
アニスちゃんという女の子らしいです。
ワタシ…だれ…(といいつつまんざらでもないポージング)
ちなみにマネージャー(男)はナースになっていて、
夢に出てきそうなほど不気味そのものでした。

大きな女子更衣室で観察していると、みなさん気合い充分で粧しこんでいて、
どのような方向性でも「綺麗に、かわいくなりたい」と思う女性の気というのは
とっても前向きでいいものです。
わたしは善悪ひっくるめて女性のいわゆる「おんな」な部分に、
ドラマと美しさが凝縮されているような気がして
それに偶然遭遇したとき、また自分の中に見出した時、
みい〜つけた、と愛おしく、とても嬉しく思うのです。




昨晩は「ネコかる」の忘年会にも参加させていただきました。
あしたは唄いおさめです。
O-WESTにてお昼三時過ぎに唄いますので東京にいらっしゃる方は
遊びにきてくださいね!
by akiha_10 | 2010-12-30 20:12 | NY Journal
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